皆さまこんにちは。
ご支援いただきありがとうございます。
皆さまの温かいご声援をうけ、日々奔走しております。
未来への懸け橋が少しずつ、確実に見えてきている気がしています。
大変感謝しております。
本日はニューカレドニアの日系人にはとても重要な場所、チオという田舎町に行ってきました。
チオはニッケル鉱山の全盛期、現在の首都ヌメアよりも栄えた町で
明治時代に日本人のニッケル移民が生活した場所です。
その町の年に一度のお祭りだったため撮影に行く予定にしており
町にあるニッケル博物館に撮影の許可申請も出していたのですが
本日まで回答が得られていませんでした。
元々日曜日は休館日だったので、仕方ないなと思いつつ
それでもお祭り終了後に外からだけでも撮影できればと思って寄ってみたら、
ちょうど中から人が出てくるではありませんか!
『あれ?今日は休みじゃなかったんですか?』 ー 私
『今日はお祭りだから特別に開けてたの、でも今閉めたところよ』 ― 博物館スタッフ
『あーそれは残念、撮影許可 申請してたんだけど、、、日本向けのYouTubeの撮影で』 ― 私
『え、日本人? 撮影? いいよ~ 今閉めたとこだけど開けてあげる』 ― 博物館スタッフ
カメラをつかんで車を飛び降りお姉さんについていくと、
全部戸締りの終わっている博物館を本当に開けてくれて、電気もつけてくれて、、
ついでに、責任者の方に電話で撮影、YouTubeアップの許可まで取ってくれました!
しかも、撮影時間もたっぷりくれました。
と、今日もこんな感じで人の優しさに触れた日でした。
ただふと振り返ってみると、この19年間、この島で暮らしていて
日本人だからということで今日のように優しくしてもらったことはたくさんあるけれど
日本人だからということで嫌な目にあった記憶がありません。
本当に、この島の人たちは親日的。嬉しい事です。
これもニッケル移民の歴史に始まり、
日本人向け観光業を開発してきた先輩方が今まで築いてきた絆だと改めて感じました。
そして改めてこのプロジェクトを始めてよかったと感じました。
今後もご声援よろしくお願いいたします。