『Recommend』では、アーティスト・音楽関係者の方々からSAICO GIRLへ寄せられた応援コメントを掲載していきます。同じ音楽活動をしている方から見たSAICO GIRLを知っていただければ幸いです。
第12弾は、
埼玉県を中心に活動し、4/19に1st digital Single「nonstyle」をリリースした
「アトノマツリ」のボーカルギター 齊藤眞音さんからのコメントです。
アトノマツリ - Twitter
アトノマツリ - HP
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アトノマツリというバンドでVo/Gtをやっています、齊藤眞音です。まなとって読みます。
さて、今回SAICO GIRLがアルバムを作るためのクラウドファンディングをするってことでコメントを書かせてもらえることになりました。(こういうの結構好きだから嬉しい、ありがとう)
SAICO GIRLとの出会いはよく覚えてません。笑
しかも、出会った頃に居たメンバーはボーカルのカンくんしか居ないと思う。。。
でも、一番印象に残っているのはやっぱり3日間で東名阪一緒に回ったことかな。
その時はもうドラムのヨシキは居て、東名阪の思い出はここでは色々と書かない方が良さそうなので省略するけど、良い意味でも悪い意味でも人間がしっかり出ているバンドだなと思った。(一番良くないのはどういう人間なのか見えないバンドだと思っている)カンくんの良い所も悪い所もライブを見れば分かったし、それは今でも変わらないよね。
あと、一応SAICO GIRLの好きな曲を挙げて欲しい、と言われたので!!挙げときます。
僕は「裂帛」が好きですね。やっぱバラードこそ歌い手としてもソングライターとしても個性が強く出る気がしますよね。サビのメロが良いし、ルーツもしっかり見える気がして好きです。
さて、ここから本題
「お客さんから金もらってアルバム作るのってどうなん?」
ここをみんなの代わりにガッツリ解かせて頂きます。笑
そもそもクラウドファンディングとは?ってとこ
これは一種の「予約販売」だよね、SAICO GIRLのがどうなるかは分からないけど、恐らく完成したアルバムが貰えるとか他にも色々リターンがあるはず。
つまり、ただの先払いってこと。
レコーディングやCDをプレスするためにはある程度まとまったお金が必要で、僕らみたいな音楽だけで食えていないミュージシャンにはその金額をドンって出すのは厳しいところもあるんよね。そこで予約販売をして先にお金を回収するわけ。
そもそも、日本人の8割くらいの人はお金の話をするのを嫌がるし、お金=汚いってイメージを持ってるよね。これを読んでる君もそうかもしれない。
国にも親にも学校にもお金の話は教えてもらえない。これは知らない方が扱いやすいから。
お金をもたれたら力をつけられちゃうから。
だからお金=汚いっていう感覚を植え付けられる。
僕たちは、自分でお金を理解して、好きなものにお金を使う、そのためにお金を稼がなくちゃいけない。
お金を勉強することもお金を使うことも
勿論、お金を稼ぐことも恥じることじゃない。
だから、SAICO GIRLの挑戦をすごく応援したくなったし、かっこいいなと思ってます。
最後に、SAICO GIRLがアルバムを完成させられるかは今までの”信用”にかかってるよね。
因みに、僕はSAICO GIRLに対する”信頼”があったからこの文章を書きました。
最後まで読んでくれてありがとう!
SAICO GIRL アトノマツリ 共々今後ともよろしくお願いします!
アトノマツリ Vo.Gt 齊藤眞音 / Twitter
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眞音君へ
まずコメント書いてくれてありがとう!
コメントを書いてほしいって連絡した時、即答で「いいよ!」って言ってくれてとっても嬉しかった
そして今ふとアトノマツリは今仲良くしてくれているバンドの中で多分一番古くに対バンしたバンドなんじゃないかなって思い出した。(多分)
眞音君は歌に対して感情(特に熱意や楽しいっていう気持ち)を文字通り本当に全乗せできるボーカルだと思っていて、その歌に対する向き合い方がアトノマツリのライブや楽曲の熱量に繋がってるんじゃないかなって勝手に思っています。本当に眞音君の熱量を歌に乗せる力は類稀なるものだと思うし、尊敬してる所の一つです。
そして眞音君に対して信頼や尊敬を置いてる理由のもう一つにプロモーションやブランディングへの向き合い方という所もあって、それこそ眞音君がコメントに書いてくれている本題を読んでもらえたら分かってもらえると思う。(これは音楽の才能とは全くの別物だけれど、音楽を売りたいのなら必要不可欠な要素だと思ってる。だからこそ尊敬してる。)
僕らは夢を追いかけていて、叶える為に毎日(もはや毎秒)必死。叶えるっていうのは夢を現実に変えて、生活の主軸にするということだと僕は思ってる。
その為には莫大な時間がかかるし、そうなると勿論お金も比例してかかってくる。曲を作るのもお金がかかるし、それをしっかりみんなに届ける為にレコーディングして、CDデザインして、プレスして、MV作って、その広告とかプロモーションを打たなきゃいけない。
人の気持ちを救い、支える立場にある僕が(そういう楽曲を書いている僕が)お金の話なんてしない方がいいとずっと思っていたけれど、それでも時代柄関係なく、夢を叶える為には絶対的に必要なもので、僕らの表現への向き合い方が洗練される分だけ成したいことも増えるし、かかるお金も増える。
売れたいだなんて本当はどうでもよかったはずだったんだけど、僕は恵まれてるからちゃんと音楽が届けられる立場に居させてもらえているし、応援してくれてる方も居る。
僕はちゃんと売れて、お金を稼いで、君に僕の全てを返したい。
だからこそお互いが力(お金以外の気持ちも全て)を出し合ってミニアルバムを作るっていうこのクラウドファンディングを始めようと思った。
中々同業者であるミュージシャンには理解されないだろうなと思っていた所を眞音君にそう言ってもらえて気が楽になったし、何より自信にもなった。眞音君なら絶対に分かってくれるって感覚的に思ったからコメントを貰いたいって連絡できたのかなとも思う。
必ず信頼に応えるね。
またライブハウスで一緒に大きい声でシンガロングしよう。そんで打ち上げの2,3時くらいに真面目な話一緒にしよう。
本当にありがとう。
SAICO GIRL Gt.Vo コバヤシ カン
遂にプロジェクトも残り10日になりました。
ちなみにクラファンの会社の人曰く、良いペースみたいです。
僕らができることなんて限られてるってずっと解ってるから、本当に紛れも無くあなたのお陰です。
本当にありがとうございます。
残りもう少し、必ず良いもの届けるのでもう少しだけ力貸してください。最後までお願い致します。