<はじめに>
みなさんこんにちは、ANAGRAの西山藍と申します。
ANAGRAは東京のど真ん中、千代田区半蔵門にあるアートスペースです。
時にはギャラリーとなりライブハウスやクラブ、劇場となる多目的な「場所」です。
2013年にスタートし、アートや音楽、ファッション、その他にもさまざまな分野の方々と共に「場所」を育て不確かだけど確実で特別な「なにか」を発信し続けてきました。
<クラウドファンディングに至るまでの経緯>
このままだと最短で6月には閉店しなければならない状況
現在コロナウイルス蔓延に伴い、3月末以降、4月中のスケジュールは熟孝の末に感染対策として自粛しております。今はとにかく人が集まらないことが最優先。この状況を鑑みると5月以降も予定していたイベントや展示も開催が難しいのではと思っております。また、7周年アニバーサリーも5月上旬に計画中でしたが延期予定です。人が集うことで産まれる「なにか」を作る場所がANAGRAですので、人が集まること自体できないこの状況では、最短で6月には閉店することとなります。
今回、皆様の助けが必要な事態となり最終手段としてこのクラウドファンディングを開かせていただきました。
今回クラウドファンディングを活用することを最後の最後まで悩みました。日本中の皆が大変な時期だとわかっているし、今もこれが正解かわかっていません。脳みそが小さいなりに必死に悩んだ方法でした。この手段においてはみなさんいろんなご意見あるかと思いますが、今は背に腹を変えられぬ状況で、とにかくこの流れのままANAGRAを無くしたくない、という気持ちのみで動いております。
誠に勝手なお願いではございますが、何卒、よろしくお願いいたします。
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追記
2020 4/9
《クラウドファンディング現状報告》
皆様、ANAGRA継続のご支援、拡散のご協力ありがとうございます。
予想を遥かに上回り速さで目標金額以上のご支援を頂くことができ、感激の想いと共に、正直とても驚いております、、、。本当にありがとうございます!
おかげさまで目標の金額は早期達成となり早期終了も検討いたしましたが、システム上ファンディング自体の早期終了ができないため、このまま継続となります。
目標金額上回った金額の使い道としましては
・WEB STOREの強化
・STOREにおいて、マーチャンダイズの制作費( 売り上げから制作費を抜いた利益は作家にそのまま還元するなど)
・ANAGRAオリジナルグッズの作成
・送料/梱包など資材資金など
を考えておりますが、より内容が具体的になりましたら改めてお知らせさせて頂きます。
デザインの発表をする前の達成となった関係で、順番が前後してしまいましたが、引き続きよろしくお願いいたします。
アーティストの支援というとなんだか大それたものに聞こえてしまいますが、まだまだ模索状況です。なんとか良い形を探していきたいのでもし何かいい知恵などございましたらぜひ教えてください!まだまだ追いついておらず取り急ぎとなりますが無理のない範囲でご協力いただけますと幸いです。
ANAGRA
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<リターンについて>
今回オリジナルグッズに加え、ANAGRAに馴染みのある
西雄大 / ARIKA / BIEN / オートモアイ / UC EAST
の5名のアーティストから、アートワークを寄贈していただきTシャツとトートバック、シルクスクリーンポスターをみなさまへのリターンとして制作させていただきます。
※以下、各アーティストのリターンはデザインが決まり次第随時UPさせて頂きます。
ご了承ください!
※またご支援をしていただく際に、どのリターンも『上乗せ支援』をすることができます。
ご都合許す場合は、リターンの額に上乗せして、ご支援頂けますと大変嬉しいです。
[ ANGRAオリジナルグッズ ]
Tシャツ : 胸元にANAGRAロゴ、背面ANAGRAの図面
[ 西雄大 / NISHI YUDAI ]
東京を拠点にして、作品制作を中心にしたイラストレーション領域や美術領域での作品発表、ブランドとコラボレーションなどを行う。
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[ ARIKA ]
アーティスト。主にグラファイト ( 黒鉛 ) を用い固定のモチーフに頼らない緻密で繊細な作品を 数多く発表する。無国籍でありながら日本人のルーツにある精密さや丁寧さ、技術を追求する意識を垣間見ることができる。更にタトゥーアーティストとしての顔も持ち、自身のドローイング作品等にもみられる繊細な作品を発表している。
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[ BIEN ]
1993年東京都生まれ、ドローイングを表現するアーティスト。ストリートカルチャーやアニメーションやフィギュアから影響を受けており、これらの文化の持つ様々な表現様式を受け継いだ抽象絵画制作やインスタレーションを展開。記号的な意味の解体と再構築を試みる。
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[ オートモアイ / AUTO MOAI ]
匿名をテーマに日本で活躍するアーティスト。可視化されにくくあるストリートで暗黙に繋がる人と人との関係性を顔のないヒトによって描き出している。主な活動は個展「Permanent Boredom」(TAV GALLERY、東京、2019)など、「Tacking City Nihonbashi」(東京、2019)では8mの立体作品を展示、ほか300ページに及ぶドローイング集『Endless Beginning』(焚書舎、2018)など。
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[ UC EAST ]
89年生まれ。画家、ペインター。06年、ライブペイントを主軸に活動を開始。
09年に初個展。以降、公開制作展やグループ展など作品展示にも意欲的に行う。
その他にも壁画、CDジャケット、zine、Tシャツ、フライヤーなどの作品を発表。
その時々により様々な手法で作品を制作している。
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<資金の使い道>
営業自粛期間中、再開後の家賃・光熱費
アーティスト支援WEBストアの強化
CAMPFIREの手数料
リターン製作費用・郵送時の送料
諸経費
- 作家へのバックアップ支援を目的としたストアの強化 -
ANAGRAはいわゆる「アートギャラリー」でも「クラブ」でも「ライブハウス」でもありません。
各アーティストと関係を築き、出来るだけいい友人となり、そのアーティストの世界を空間として拡張し、共有することを第一として考えています。
この状況が続く中で作家を支援できる取り組みとして、もちろん作家から直接作品を買っていただくことがありますが、今後もう少しみなさんの手に届きやすいマーチャンダイズを発案、制作し、売り上げをアーティストに還元する方法も強化していこうと思っています。
この状況の中「個人」という単位で動きだけではなく、我々のような「場所」本来の能力である「集めることで視える様にすること」をWEB上でやっていければ、同時にアーティストのサポートができるような結果になると思っています。いつまで続くかわからないこの営業自粛の時間を、ハコと作家にとって出来るだけポジティブな状態にしたいと思っています。また芸術本来の強みである、この厳しい状況下でしか生まれないモノをみなさんに届けられるように動いていければいいと考えています。
<実施スケジュール>
クラウドファンディング期間:4/6(月)~5/6(水)23:59:59
リターンのお届け :クラウドファンディングを締めた後に発注しますので2020年6月以降の発送となります
<応援メッセージ>
細野晃太朗 HOSONO KOTARO初代ANAGRA/在音東京
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2013年に始めたアナグラは今のメンバーに受け継がれ今もなお呼吸しています。
色々な世界の事象がこんな辺鄙な場所にも影響を及ぼし、偏屈で変わりもんとされている僕ら(当の本人たちは微塵にも思ってないね)の理想郷が失われようとしています。
色々な場所や人が助けを求めている今、本当にANAGRAは必要なのか、と考えたけれどそれは堂々と巡って答えは出ません。
ANAGRAが僕らに与えてくれた事はANAGRAが無くなってももちろん残ります。
でも、だからこそ、これからも与え続けて欲しい。
ジジイになってもしまだあの場所があったら、と考えると少しワクワクさせてくれます。
僕自身が一番ANAGRAに与えてもらえました。
そして、これからも皆に何かを与えられる場所であるために。
ANAGRAは、その手で作り出された不確定な“今”が表現されている数少ない機能であり、この場所を失う事は同時に“現代”を断片的に失ってしまう事と同義です。表現者の生きる為の指標として、失うには非常に惜しい貴重な場所です。
是非、存続のご協力をお願いします。
NAZE
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表現を閃きをぶつけてもガツンと受け止めてくれるのがANAGRAだ!
パワーのある最高の展示が多いのもANAGRAだからだ!マジで受け止めてくれるんだよ!イメージを頭の中を!でそれを120%出し切っていいんだよ!
やばくね?
ANAGRA絶対に無くなって欲しくない!
俺はまたここで展示をしたい!
ここで出会った人にも
これからの人にも
ANAGRAでしか出来ないそれを見せたい!
協力御願い致します!
<最後に>
ANAGRAを支えているのは、関わってきた全てのアーティスト、出演者、そして来てくれる方々です。そんな皆様と、毎年毎月毎週毎日の何が起こるか予想もできない時間を重ねるごとにANAGRAというただの場所に「意味」が産まれました。「場所」というものが持つ見えないけど確かにある可能性や意味の力を知っているからこそ、まだそこに希望を持っていたいです。まだ終わらせてはいけないという意地とプライドです。
無事にこの状況が終息してまたあの地下室で笑って皆様にお逢いできますように。
2020年、2021年以降も皆様と共に歩んでいくために、少しのお力をお貸し頂ければ幸いです。
誠に勝手なお願いではございますが、何卒よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る<リターンアートワーク公開!!!>
2020/04/11 18:38<クラウドファンディング活動報告!>お待たせいたしました!アートワーク発表の準備が整いました。大変恐れ入りますがファンディング後の変更はご遠慮くださいますようお願いいたします。西雄大※シルクスクリーンポスターはこちらのピンクの背景になります。※Tシャツ、トートバックは緑の部分が黄色になります。ARIKABIENオートモアイUC EAST当サイトの画像の無断転載・複製を固く禁じます。 もっと見る
4.10 / お詫び
2020/04/10 21:32【お詫び】リターンの1種であるアーティストのアートワークですが、明日の発表とさせていただきます。大変申し訳ございませんがご了承ください。よろしくお願いします。 もっと見る
御礼とご報告
2020/04/07 21:39《SAVE THE ANAGRA 経過報告》皆様、ANAGRA継続のご支援、拡散のご協力ありがとうございます!予想を遥かに上回り、24時間経たずして目標金額を達成させていただく結果となりました。感激の想いと共に、正直とても驚いております、、、。本当にありがとうございます!世間はより一層シビアな空気となってまいりましたが、この状況の先に僅かながら希望を残せることとなり本当に嬉しいです。以降の動きとしまして、ファンディング自体はこのまま継続させていただきます。ここより先のご支援頂くお金はANAGRA継続の資金にも当てさせていただきますが、できる限りアーティストの支援につながる動きを作っていければと思っています。具体的には・マーチャンダイズの制作費( 売り上げから制作費を抜いた利益は作家にそのまま還元するなど)・ANAGRA STOREの強化 (ANAGRAオリジナルグッズの作成→こちらが以降のANAGRAの収入源となります)・送料/梱包など資材資金などアーティストの支援というとなんだか大それたものに聞こえてしまいますが、まだまだ模索状況です。箱の運営と同じくらいアーティスト達をサポートすることが大事だと考えているので、なんとか良い形を探していきたいです。もし何か、いい知恵などございましたらぜひ教えてください!まだまだ追いついておらず取り急ぎとなりますが無理のない範囲で引き続きご協力いただけますと幸いです!どうか引き続きご支援、よろしくお願いいたします! もっと見る
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