SAVE THE METRO へ沢山の御支援をいただき心より感謝いたします。
危ない綱渡りを幾度も乗り越えて30年を迎えましたが今回は公的融資も底に近づきどうしようもない不安と恐怖の中、試みたクラウドファンディングで思ってもいない程、温かい支援が沢山集まり驚いてます。ほんとうにありがとうございました。心より感謝しております。
実はメトロはコロナ前から経営的に厳しい状況でした。もうこれ以上銀行からの融資は難しい状況でさらにコロナに追い討ちを受け相次ぐイベントが中止。さらに自粛要請により営業は3月初旬から事実上閉店の中、我々従業員の給料も生活ギリギリまで削ってできる限りの出費を抑えても、家賃、社会保険、銀行のローンなど一ヶ月の固定費が300万を越える出費になり、緊急融資に頼ってましたが、長引くこの状況下どうしようもない中クラウドファウンドに助けを求めたのです。
そのような中、想像を遥かに上回る皆さんのご協力がこんなにも集まり本当に感動と勇気を頂きました。2000人以上もの皆さまから、目標金額を大幅に上回る多大なご支援を頂き、心のこもった応援メッセージも本当に沢山の方から頂きました。ご支援・ご協力、本当にありがとうございました。
今回のご支援の中から、リターンの原価、送料、税、ファンド手数料などを差し引くと60%くらいが残ります。それでも相当な額が残りますので、有効に生き残りをかけて使わせていただきたいと思います。
先日、政府より緊急事態宣言の5月末までの延長が決定され、それ以降の営業再開の見通しも正直に申しまして全く立ってはいませんが、今回の皆様のご支援を胸に刻み、何とか長期に渡る休業期間を乗り切り、営業再開を目指したいとお思います。
又、この大変な状況の中で支援して頂いた皆様への感謝としてまして、状況が落ち着いてから入場無料の人気イベントを何回かに分けて実施し、お世話になっているアーティストの皆様にもすこしは恩返しさせて頂ければ…と考えております。
今まで出演して頂いた仲間からコンピアルバム制作での御支援の申し出や無観客ライブ配信でのサポート、あっちこっちから義援金をわざわざ持って来て頂いたり、皆んなだって苦しいのに「なんでっ?! 」
絶望感の中で突然、光明が差し込んだのです。
この感謝の気持ちを皆様にどうお返ししたら良いのやら、再開出来る様になりましたら経営体制も見直し再点検しメトロが培ってきた原点に立ち返る、つまりは、あらゆる人々が分け隔てなく、あらゆる表現の価値観を皆んなと共有できるスペースを目指し、新たな手法と創造力でアーティストとメトロによる面白い表現をローカルから世界へと繋がっていける様なイメージのメトロへと進化し皆さんに喜んでいただけるように目指していこうと思います。
これ程凄い経験したことがない厳しい世界に生きる我々にコロナはいろんな事を考えさせます。
今後人間社会は歪みを生むかもしれない中、我々にとってクラブとアーティストは社会に対しどういう役割、必要性が有るのか再認識して今後のメトロの在り方を、新たなスタート地点に立ち返り考えてみたいと思います。再び音楽とアートで一つになれるように
ONE LOVE!
なおクラウドファンディングのリターンは5月下旬、遅くても6月初旬には発送いたします。
光を頂いた皆さんに元気と希望の光でお返しできることを願ってます。
皆さんの安全と健康を祈ってます。
又皆さんの元気な顔にお会いできる日が1日も早くやって来ることをメトロ一同楽しみにしてます。
これからも一層宜しくお願いします。
本当にありがとうございました。
CLUB METRO
オーナー 山本"NICK"辰史
プロデューサー 林薫
店長 玉井藍
制作 藤原誠有
スタッフ一同