珈琲倶楽部 田 店主の永塚ですこちらのページを閲覧して頂き誠にありがとうございます! おかげさまで現在250人の皆様からご支援を頂いております。 今回はリターンのコーヒー豆について今話できる範囲ですが お伝えさせて頂きます。 今回の目玉でありますリターン品の一つである、【SETOGIWAブレンド】最大の特徴は ”業界としては常識を覆した方法”です。 少しだけこの部分を詳しく記載していきます。 コーヒー豆は本来、コーヒーの赤い実の皮を剥き、中だけを 使用するわけですが、生豆と言われるのはその剥いた状態のことを いいます。 (画像の左側が生豆、右側が焙煎後になります。)生豆の状態にしていく工程は割愛しますが、 生豆から豆を焼いて、皆さんがよく見られる茶色のコーヒー豆に する際に大きく焼き方に違いが出てきます。 実際、ここの焼き方で味わいは全く変化していきます。 あえて焼き方と書いてますが、これを専門的には”焙煎”といいます。 焙煎には大きく分けると、2つに分類されます。 ●炭火焙煎●熱風焙煎 炭火焙煎は名前の通り、炭を使用した焙煎方法になります。熱風焙煎はガスを使用します。 ではこの違いをご説明します。 炭火焙煎は、炭を使用することで時間をかけてゆっくりと豆を焼いていきます。そうすることによって、豆の内部までしっかりと焼き上げることができます。 ですので、味わいとしてはしっかりとした味わいというのが特徴になります。ただし、この炭火焙煎というのは職人の技量が重要とされている点と、簡単に小さなスペースで作業が出来ない点などもありコスト増しとなってしまうので流通性が低いというのも難点です。 炭火焙煎方式は珈琲倶楽部 田が採用している方式です。 次に熱風式焙煎ですが、こちらは焙煎の機械の中にガスが設置されています。ガスによって焼き上げるため、炭火焙煎よりも単時間に焼き上げることが可能となります。 熱風はガスで一気に焼き上げることにより、豆の芯まで炭火に比べ熱が伝わりづらく、外側が先に焼けてしまうのもあり、比較的あっさり気味な味わいを得意としている方式でもあります。ただ、焙煎スペースが炭火よりも小スペースで実現可能なので多くの個人店などで自家焙煎をしているお店で採用しているのがこの方式になります。 今回4店舗の豆というのは炭火と熱風で分かれています。つまり、根本的な味わいのスタートラインが違うわけなんです。 どちらが良いというのではなく、どの味わいのゴールを目指しているのかと言うのが根本的に違うんです。 今回この2つの焙煎方式で生まれた豆を1つのブレンドとして作り上げることがいかにセオリーを無視しているかご理解いただけましたでしょうか? それをあえて私達は挑戦をすることで、これまでの常識から新しい物を生み出そうとしています。 逆に言えば、このようにクラウドファンディングをしなければやらなかった挑戦でもあります。 こういう挑戦は他のお店では実現するのは難しいことです。 その理由は、炭火と熱風焙煎の2つを同時にしているお店は存在しないと思うからです。(理屈的にも非効率ですので) クラウドファンディングだからこそ生まれたこの奇跡に私達も全力で挑んでいきたいと思います。 引き続き5月28日まで全力で頑張ります!今回お話をさせて頂きました【SETOGIWAブレンド】は5000円〜のリターン商品に入っております(入っていないものもございますので、詳しくはリターン内容をご覧くださいませ)