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【エコ×再犯防止】大規模太陽光発電所の仕事で社会復帰支援につなげたい

元受刑者の就労・社会復帰支援の一貫として「大規模太陽光発電所における草刈り・雪かき業務」にかかる教育・研修費用や、オリジナル作業着の制作、設備投資等、事業立ち上げにかかる初期費用の獲得を目指します。太陽光発電所のメンテナンスにおける課題、再犯防止・社会復帰支援における課題の2つの解決を目指します。

現在の支援総額

820,000

82%

目標金額は1,000,000円

支援者数

98

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/04/28に募集を開始し、 98人の支援により 820,000円の資金を集め、 2020/06/21に募集を終了しました

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【エコ×再犯防止】大規模太陽光発電所の仕事で社会復帰支援につなげたい

現在の支援総額

820,000

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目標金額1,000,000

支援者数98

このプロジェクトは、2020/04/28に募集を開始し、 98人の支援により 820,000円の資金を集め、 2020/06/21に募集を終了しました

元受刑者の就労・社会復帰支援の一貫として「大規模太陽光発電所における草刈り・雪かき業務」にかかる教育・研修費用や、オリジナル作業着の制作、設備投資等、事業立ち上げにかかる初期費用の獲得を目指します。太陽光発電所のメンテナンスにおける課題、再犯防止・社会復帰支援における課題の2つの解決を目指します。

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はじめに

本プロジェクトでは、受刑者・元受刑者の社会復帰支援を行うNPO法人マザーハウスが、その就労支援の一貫として、大規模太陽光発電所において恒常的に発生する「草刈り(夏)」「雪かき(冬)」作業を行うメンテナンス事業を立ち上げ、自然や環境と向き合う中での更生・社会復帰につなげたいと思います!


解決したい社会課題

エコの視点:太陽光発電所における課題】
2011年の東日本大震災による原発事故以降、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーへの注目が高まっています。しかし、その大きな課題として夏に生い茂る草、冬に降り積もる雪が発電効率に大きく影響します。しかも、周囲の自然環境に配慮するため、除草剤などの薬剤を使わずに、人力での作業が毎年必要となっています。
※参考:「雑草対策にヤギを飼ってみたが…太陽光発電のメンテナンス事情」(幻冬舎ゴールドオンライン)
急増する太陽光発電の「雑草トラブル」、知っておきたいリスクと対策」(スマートジャパン)

再犯防止の視点:社会復帰支援における課題】
他方で、再犯者率が年々増加しているなかで、再犯防止が喫緊の重要課題となっている昨今、国は再犯防止推進白書を発行し、同白書によれば「出所後に帰住先・就労先が無いことが再犯の大きな要因となっている」ことを示しています。職親プロジェクトや協力雇用主といった理解ある企業様のご支援もある一方で、実際に一緒に働く職場の同僚や取引先にまでは理解が及んでいない場合や、前科があることを隠して過ごさなければならない心理的ストレス等から、継続した就労が難しい状況にあります。
※参考:「再犯を防止して安全・安心な社会へ」(政府広報)

そこで、このエコに関わる問題と、再犯防止に関わる問題の両方を解決すべく、本プロジェクトを立ち上げます!


このプロジェクトで実現したいこと

ー具体的な活動の内容

・元受刑者を対象に、刈払機取扱作業者(草刈りの機械を扱う資格)の取得支援。

・協力企業A社様と協働で岡山県、群馬県にある大規模太陽光発電所にて泊まり込みでの就業。

・ノウハウを蓄積し、事業として立ち上げ、自立的な運営へとつなげていく。


ープロジェクトを通して実現したい変化

「どうせ犯罪者だし...」「何をやってもだめだ...」と、自暴自棄になっていたり、居場所をつくることが難しくなっている受刑者や元受刑者に対して、(厳しいながらも)社会に居場所があること、やれることがあるということを伝え、前向きに人生と向き合い直していける変化を起こしたい。個人の変化が社会の変化につながることを伝えていきたい。

応援メッセージ

ー応援してくださっている方の写真とメッセージなど(1名〜2名ほど)

資金の使い道

目標金額 100万円!

①教育研修費用:約10万円(資格取得の講習費用8000円/1人)
②オリジナル作業着の制作:約10万円
③除草機など設備投資:約10万円
④運搬・移動にかかる費用:約10万円(岡山県、群馬県の受注を予定)
⑤宿泊・滞在費:約40万円(6ヶ月)

手数料:約14万円
★目標金額に達しない場合は、①〜⑤の順に優先して使用させていただきます。目標金額以上の資金を支援いただけた場合は、住居支援等の社会復帰支援に充てさせていただきます。

達成に向けて何卒ご支援をお願いいたします。

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール
5月:刈払機取扱作業者資格の取得
   現場下見と協力会社とのミーティング
   オリジナル作業着の制作
6月〜10月:草刈り作業(群馬県及び岡山県)
11月:作業の振り返り、報告を支援者様へレポート

募集方式について

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
★目標金額に達しない場合は、上記「資金の使い道」①〜⑤の順に優先して使用させていただきます。
達成に向けて何卒ご支援をお願いいたします。


リターン

★返礼品は、NPO法人マザーハウスオリジナルのマリアコーヒーのドリップバックと、受刑者が描いた絵を用いたオリジナルポストカード(獄ポス)他、便箋・封筒などのレターセットが基本となります。獄ポスについては、いくつかある絵柄の種類を当方でランダムに選ばせていただきます。

1,000円:獄ポスのポストカード1枚

3,000円:①獄ポスのポストカード1枚、②マリアコーヒーのドリップバック3袋入

5,000円Aコース:獄ポスレターセット(ポストカード5枚、封筒2通、便箋10枚)

5,000円Bコース:マリアコーヒー ドリップバック10袋入

10,000円Aコース:①五十嵐弘志(当法人理事長)著書『人生を変える出会いの力』、②マリアコーヒードリップバック10袋入

10,000円Bコース:①五十嵐弘志著書『人生を変える出会いの力』、②獄ポスレターセット(ポストカード5枚、封筒2通、便箋10枚)

50,000円Aコース:①獄ポスレターセット(ポストカード5枚、封筒2通、便箋10枚)、②五十嵐弘志著書『人生を変える出会いの力』、③マリアコーヒードリップバック20袋

50,000円Bコース:①獄ポスレターセット(ポストカード5枚、封筒2通、便箋10枚)、②五十嵐弘志著書『人生を変える出会いの力』、③マリアコーヒー  200g(粉)
※ご自宅にコーヒーを抽出する機器をお持ちの方

マリアコーヒーとは?
※詳しくは当法人ホームページ「マリアコーヒー」より

元受刑者が就労支援の一環で行っているマリアコーヒーの販売

マザーハウスでは活動の一環として、「マリアコーヒー」を販売しております。フェアトレードのコーヒーであることから、生産地ルワンダの生活や産業の発展にも貢献しており、国内での販売においては元受刑者が製造から販売に携わっており、その収益金は全て受刑者の更生・社会復帰支援等に使用させていただいています。

ルワンダコーヒーは、日本国内のコーヒーシェアにおいて大変貴重な希少種でありながらも、近年の世界中のカッピングコンテストでは上位入賞の常連です。最高級のスペシャリティビーンズで、日本と取引実績のある、信頼できる現地サプライヤーより購入しています。

獄ポスとは?
※詳しくは当法人ホームページ「獄ポス」より


刑事施設にいる人々(社会復帰者も含む)から成る有志「獄中ボランティア」が描いた絵画や言葉を、ポストカード・封筒・便箋に印刷する事業です。 NPO法人マザーハウスの啓発活動として実施しております。獄ポスは、塀の中の獄中ボランティアと、塀の外のマザーハウススタッフの共同作業で作られています。 獄中ボランティアは、様々な思いを込めて絵画や言葉を描き、マザーハウスに送ります。そして、塀の外にいるマザーハウススタッフとやり取りを重ねながら、一緒にデザインのかたちを作っていきます。


最後に〜地球にも人にもやさしくなれる社会へ

更生は社会のなかでこそできること。社会復帰には支援が必要です。

「社会復帰が困難になるのは、罪を犯した人たちが自己責任として報いを受けて当然である」と、受刑者・出所者たちを社会から遠ざけることは簡単です。しかし、そのように受刑者・出所者たちを社会から排除し、孤立・孤独を感じさせ、再び罪を犯さざるを得ない状況へと追い込み、新たな被害者が生まれてしまう…そのような社会が本当に望ましい幸せな社会でしょうか。

多くの受刑者・出所者たちはメディアで報道されるような「危険な犯罪者」ではなく、誰とも変わりない同じ社会を生きる人間――むしろ、社会的な弱者であることも多いことが研究者からも指摘されています。法務省の元職員でもあった刑事政策学者の浜井浩一氏も次のように語ります。

刑務所では同じ服で同じものを食べる。動作時限はすべて定められ、そこでは自由も自発的行動も許されません。人として尊重されていると思う機会はほとんどありません。日本の刑罰はそれを奪うことで反省を求めるのです。「ここに二度と戻りたいと思うな。ちゃんと懲りて反省しろ」との思想が染みついています。(中略)刑務所に勤務していて一番感じたのは、強制された我慢と、そこから来るあきらめは決して人にポジティブな影響を与えないということです。
「踏みとどまれる社会を」 京アニ事件きっかけに考える 龍谷大教授インタビュー

人が人として尊重され、社会の中でできることがあると人はがんばれます。がんばる姿を人がみると応援してくれます。その応援に答えるために、またがんばります。これは(刑務所の閉じられた環境ではなく)社会のなかでこそできる更生・社会復帰の道です。そして、そのチャンスがこの「大規模太陽光発電所における草刈り・雪かき作業(メンテナンス事業)」の立ち上げです。

皆様のご支援を何卒よろしくお願いします。

チーム/団体/自己紹介・活動実績など

NPO法人マザーハウスとは・・・

NPO法人マザーハウスは、受刑者・元受刑者の社会復帰支援を行う団体として2012年に設立されました(NPO法人化は2014年)。理事長の五十嵐弘志をはじめ、スタッフも刑事施設経験者が多く、当事者視点・当事者体験に基づく活動を目指しています。

代表の五十嵐弘志

代表・五十嵐弘志
「多くの受刑者が孤独であり、自分と向き合うことができず、自暴自棄になっている方が多いです。そして、多くの受刑者が心に傷を持っており、人の愛を知りません。その中で、社会とのつながりと人との交わりがとても重要であると感じました。

そして、当事者がお互いに共に生きていくことが更生するのに役立つと思ったのです。なぜなら、当事者だから、同じ体験をしたことがある人だから、お互いが見えてくることがあります。当事者が当事者をサポートし、それを社会の人が支援する組織を作りたいと思い、このマザーハウスを立ち上げました。

私は受刑中、文通者との手紙を通して自分が愛されており、大事にされており、大切にされていることを感じることができました。文通を通して、犯罪被害者の母親とも出逢い、被害者について、償いについて、真剣に考えることができました。

自分と出逢い、悔い改めるには人との交わりと愛が必要です。更生は、自分一人では難しいと思います。なぜなら、更生は社会の中で人との交わりを通してできることだからです。

人生は出逢いで決まります。受刑者たちも社会の人たちとの文通の出逢いによって更生改善すると思います。 受刑者の更生改善と社会復帰支援に参加してみたいと考えている方は是非、ご連絡をください。よろしくお願い致します。」

最新の活動報告

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  • 返礼品の発送の遅れに関して

    2020/08/03 20:18

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 活動の中間報告

    2020/06/08 22:06

    皆様のご支援に応えられるように、既に草刈り作業に励んでおります。電線のケーブルなどを切らないよう、慎重な作業が求められます。これから夏の暑さが本格化する中では、熱中症などにも気をつけながら、無事故・安全第一の作業をがんばりたいと思います。それにしても広大な面積ですよね。引き続き応援のほどお願いいたします。 もっと見る

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