ほんの半月ちょっと前の3月末の出来事。
3月末の家賃支払いは1週間の遅延予定、4月中旬の管理費支払いはギリギリで、下旬のネシカ通信費支払いは絶望的で売上げも激減で上がる目処も立たない。
4月末の家賃支払いはGW明けになりそうだがそれもギリギリ、5月は店長も退職後でネシカも通信費未払いで止まった状態のコロナ騒動中のGWでどれだけお客さんに来てもらえるのか・・・
正直、おそらく夏は迎えられない状況でした。
そこへ現れたのが荻窪EXC時代からの常連「救世主」餓狼MOW覇者tana氏であった。
https://twitter.com/hakua1386/status/1245300856947269632
開店前、店長と私が事務所で今後のことを下向きで話し合っていると、tana氏が突然現れた、
「ちょっと諸事情でしばらく来れなくなるので・・」と話をしてきたので、いつも月間パスを(MOW勢なので大してパスの利用価値ないのに)買い続けてくれていたので、パスの有効期限は残ってるけど今日追加で買ってくれるのかな?あさって止まる私の携帯料金払えるかな?などと皮算用していたら・・・
「これ使ってください」と封筒を渡された、それを受け取ってみると明らかに分厚い・・・
え?これでパス買うの?「いやまぁどうにでも使ってください」と。
長年の付き合いからか店の異変には気が付いていたのでしょう、その後は多くを語らずスッと帰って行った。 そのうしろ姿を見ながら私は体が震え、しばらく放心状態になっていた。。
その後店長と話し合い「正直に現状を話し直接お客さんに支援を求めてみてはどうか?」との結論に至り下記のツイートの投稿になった↓
https://twitter.com/nakano_trf/status/1244923936367710209
ツイートは瞬く間に拡散されその当日から振込みがあり、4月5日の一時休業までの間に現地でパスを購入してくれる常連さんも多数おり、また皆様からの振込みによる多数のご支援もあり1週間後には中野TRFは完全に窮地を脱することができました。
tana氏の心意気が我々に「正直に話し直接支援を求める」という方法に気付かせ背中を押してくれました。
その後は当店の様子を見た他店にも広がり苦しい状況を赤裸々に話し直接支援を求めるという流れができたのです。
今では多くの店が各店舗の支援者に支えられ「ゲーセンとプレイヤー(支援者)」が一丸となりコロナと戦っていく、生き残る、という一致団結感を生み出せたのでした。
コロナの収束した、後の世に語り継いで行きたい、救世主tana伝説でありました。(おしまい)
参照:救世主ウメハラ伝説 -中野TRF編- 2010/09/10
http://blog.livedoor.jp/umesokunews/archives/787853.html
>現役店長と大量の常連を突然引きぬかれたTRFは潰れるとの噂がたったスト4の300万をローンで購入していたTRFは、代理店や関係各社から全額一括請求されるなど取り付け騒ぎとなった、本当に潰れる寸前だった。