残り2日となりました。
目標金額2000万円までもうひといきです。ご支援本当にありがとうございます。
ラストスパートまでどうぞよろしくお願い致します!!
最後の加盟店紹介は、「伊豆下田応援プロジェクト」の実行委員長であり、最初にクラウドファンディングの立ち上げを地元有志に呼びかけた「開国厨房なみなみ」さんです。オーナーの徳島一信さんは、市内に4つの居酒屋・ダイニングを経営しており、4店舗で28人の従業員(アルバイト含む)を抱えています。彼の素晴らしいところは、地元の若者を積極的に採用し、雇用を創出しているところ。素晴らしいのは、料理もです。地金目鯛をリーズナブルに食べてもらいたいと考案したキンメの串焼きをはじめ、自ら車を飛ばして沼津や伊豆市、伊東など伊豆半島じゅうを駆け回って、伊豆の選りすぐりの食材を仕入れ、お客さまに提供しています。「なみなみ」ファンは、地元のみならず東京や神奈川など他県の方にもとても多く、今回、徳島さん(私たち仲間では、親しみと尊敬を込めて「とんちゃん!」と呼んでいます)がリーダーシップをとってくれたことが、このクラウドファンディングに大きな成果をもたらしていると思います。
まだ油断は許されませんが、少しずつ下田のまちにも夜の灯りが戻ってきています。ひとの動きも様子をみながら、注意を払いながらではありますが活気を取り戻しつつあります。
もう少しの辛抱ですね。
晴れ晴れとした気持ちで、なみなみのカウンターで生ビールが呑みたいライティング担当です。
――コロナの影響について
「4月29日から5月6日まで完全休業。7日からはテイクアウトに加え、席数の間隔を開けるなど、対策をとりながら営業を再開していますが、お店をあけてもお客さまはほとんど来ません。通常だと1日30人前後のお客さまがご来店いただいているのですが、いまは1日に1組か2組程度です。テイクアウトも連休開けからはご注文数が半減しています。売上げでいうと4月の落ち込みがもっともひどく、前年比でマイナス65%と厳しい数字でした。
――ひと一倍元気に!ひと一倍笑って!
ぼくは市内に4店舗の居酒屋を経営していて、従業員もたくさん抱えているので正直かなりしんどいのですが、嘆いていてもはじまらない!と、人一倍元気を出して、人一倍知恵を絞って積極的に攻める経営に努めました。具体的には、まちなかにある文化会館の駐車場をお借りして、テイクアウト販売を行っている地元の飲食店に声をかけて、弁当のドライブスルーを週末の3日間行ったり、タクシー会社と協力してデリバリーシステムを構築するなどです。ドライブスルーの試みはかなり反響があって、「週末弁当市」は今後も定期的にできればと考えています」
――まちの安全と経営維持。両方成立させるには…
「本来であれば観光地ですので首都圏をはじめ県外の方にいらしていただきたいところなのですが、下田は高齢者が多く、医療設備がととのった病院が少ないため、僕ら飲食店や宿泊業を営む人間が第一に考えるのは、『まちの安全』です。感染リスクを最小限にするには、営業しないほうがいいのかなと4月の初め頃から思っていましたし、これから下田の最盛期である夏を迎えるにあたっても、お客さまをお迎えしていいのかどうかというのは、答えが出ない状況ではあります。しかし、店を営業しなければ経営が成り立ちませんし、今現在、お店を開けたとしても収入がほとんど入ってきませんので、この先、安全と経営を成立させながら、成功させるのは本当にハードルが高いと感じています。
――みなさんの下田愛は、僕らと一緒!
「5月1日からスタートしたクラウドファンディングですが、5月29日の今日まで本当にたくさんの方に支援していただきました。延べ1600人。金額にして1988万円。目標までもう少しです。
僕は下田が大好きで、下田愛なら誰にも負けないと自信をもっていたのですが、ご支援くださった1600人のみなさんも、本当に下田が大好きな方々なのだと感じます。一度支援していただいてから、加盟店が増えたことで、ならばと二度、三度と支援してくださる方。メッセージに「下田が好きです」「応援しています」「頑張ってください」のエールの嵐が並んでいて、夜、お酒を飲みながらみなさんからのメッセージを拝見しながら、何度、うるうるしたことかしれません、笑 みなさんの下田愛は、僕ら地元の人間の愛とかわらないと感じます。このことは、ある程度の日常が戻ったあとも、僕たちにとって大きな勇気につながると思っています」
――危機に強いまち、危機に強い経営
「コロナはいろんなものを奪い、お金もなくなってしまったけれど、それと引き換えにかけがえのない仲間と、やればできるという自信を僕に与えてくれました。クラファンが終わっても、下田は続いていきます。この先、ふたたび危機が訪れたとしても、仲間たちと結束して乗り越えていきたいし、乗り越えていける気がしています。経営者として、もっともっと強い経営態勢を整えていきたいし、下田を危機に強いまちにしていきたいと思っています」
――下田にお客さまが戻ったとき、いちばんしたいのは…
「乾杯したい!!」
――支援してくださったみなさまにメッセージ
「年齢、役職、立場、収入関係なく下田を愛するすべてのみなさま。本当にありがとうございます。もっと強くなれ!というメッセージもしっかり受け止めております。必ず強くなり、どんなときもみなさまを受け入れることのできる下田人となります。
これからも応援よろしくお願いします。ご支援心より感謝いたします」
加盟店
開国厨房なみなみ