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今回は、前回ご紹介したブルワーからのメッセージに登場した記念ビールの原材料について、もう少し詳しく見てみましょう!
京都府与謝野町産のホップと希少糖についてのご紹介です。お楽しみください。
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・与謝野ホップとは
与謝野ホップは京都府北部の日本海側にある与謝野町で栽培されています。熱心なビール愛好者の働きかけもあり、現在では町も後押しされています。
本来、ホップは寒い地方の作物であり、国内では東北や北海道などの産地で作られてきました。このため、西日本である与謝野町でのホップ栽培は珍しい試みと言えます。
国産ホップの増産と生ホップの供給など、今後の進展に期待されています。
・与謝野ホップを使用した経緯
ホップは国際的に取引されている作物です。その多くは国を跨いでの輸送用に乾燥・圧縮固形化されて供給されているため、醸造家は多様な品種のホップを入手し、思い通りのビールを造ることができます。しかしながら、乾燥させたホップは「生ホップ」に比べ「フレッシュ感」が損なわれるのも事実です。
一方、乾燥させない「生ホップ」の国内での流通はごくわずかになります。与謝野ホップは「生ホップ」がメインであるという点で貴重な存在です。
今回は通常使用している輸入ホップとは異なる「生ホップ」を使用することで新しい風味を生み出そうと試みました。
・与謝野ホップを使うと…
与謝野ホップは「生ホップ」のままで供給可能なため、乾燥ホップではなかなか出来ない「フレッシュ感」をお楽しみいただけます。
・希少糖とは
自然界にごくわずかに存在することは知られていましたが、最近までそれを人工的に取り出すのは困難でした。その希少糖を松谷化学工業様が苦労の末に世に出すことに成功しました。
希少糖はほとんど消化されないためカロリー摂取を抑える、食後の血糖値上昇を緩やかにする、などの効果が報告されているほか、内臓脂肪の蓄積を抑制する、などの研究結果も出されている注目の食品です。
今回使用した希少糖は砂糖の9割の甘味をもち、消化されにくいなど数々の特徴を持っているとされます。
・希少糖を使用することになった経緯
松谷化学工業様は小西酒造と同じ兵庫県伊丹市内にあり、様々な食品材料を扱っておられることは存じ上げておりました。今回は面白い糖が出来たとの話があり使わせていただくことになりました。
・希少糖を使うと…
希少糖は酵母が発酵に使わないためビールに甘さとして残ります。
この芳醇な甘さがビールに深みを与えてくれます。