はじめに
日本列島は残念ながら、大地震と豪雨の脅威にさらされています。平成30年(2018年)7月豪雨でピアノもカバー写真のような被害を受けたのが、岡山県倉敷市の真備中学校・真備東中学校です。2019年3月には、校舎が無事だった真備東中学校にクラウドファンディングでピアノを贈りました。
そしてこれは、真備東中学校に続き、校舎も新しくなった真備中学校にも、同じピアノを寄贈するクラウドファンディングです(順序が逆ですが、ピアノはすでに寄贈済です。詳細は後述します)。
解決したい社会課題
被災すると、衣食住の復旧が優先課題であり、楽器などの備品の整備は後回しにされてしまいます。一方、学校がこれほどの被害を受けているような災害であれば、家庭のピアノの多くも間違いなく被害を受けているわけで、一晩にしてピアノの練習機会を奪われた中学生が多数いるはずです。
楽器の再整備が後回しになるのは家庭でも同じでしょう。仮設住宅だと置き場所もありませんし、練習することもままなりません。中学校にピアノを復活させることは、避難所または仮設住宅暮らしの子供たちなど、ピアノを奪われた子供たちへの練習機会を復活させることでもあります。
このプロジェクトで実現したいこと
大変残念ながら、日本列島は台風・豪雨・地震などの自然災害とつきあうほかない環境です。これからも、被災し、練習機会を奪われる子供たちは出てくることでしょう。こうしたクラウドファンディングを継続し、「被災地に音楽を取り戻す支援ネットワーク」をつくりたいと考えています。
新型コロナ禍の影響
倉敷市真備中学校・真備東中学校へのピアノ支援は、「クラシックを聴こう!」との共同プロジェクトです。すでに真備東中学校には両者からピアノを寄贈しています。そして2020年3月に、真備中学校にも寄贈しました。
本来であれば、2020年1月にクラウドファンディングをたちあげて準備すべきところでしたが、新型コロナウイルスが日本に上陸し、先の見えない状況でしたので、河合楽器製作所さんのご協力もあり、先にピアノを寄贈することにしました。
緊急事態宣言も解除され、給付金などの支援策も進んできたことから、改めて、みなさまに寄付をお願いする次第です。
資金の使い道
前回のクラウドファンディングの結果です。
CF総額:610,000円(手数料 92,232円を差し引いて 517,768円)
ベルリン独日協会からの寄付:849,591円
合計:1,367,359円
ここから真備東中学校にピアノを寄付しました。振込手数料等を含めて要したのは1,093,500円。残金は272,347円です。したがって、今回の寄付に要する金額は、ピアノ・ギター・バスドラム(2台)で総額1,324,730円。ここから前回分を差し引いての必要額は1,052,383円。これに各種手数料を含め、目標額を130万円とします。
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
寄付をいただいたみなさまのお名前を記録し、ウェブページなどで公開します。
最後に
このページを制作している最中の2020年7月4日から8日にかけて九州地方を豪雨が襲い、球磨川など複数の河川が氾濫しています(犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます)。"Climate Change"(気候変動)によるこうした被害は、今後も覚悟しなくてはならないでしょう。しかし、私たちの募金ネットワークが機能すれば、災害に強い社会の一助となるはずと信じています。
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
このクラウドファンディングは「クラシックを聴こう!」グループの主宰・古瀬幸広が呼びかけています。実行するのは一般社団法人クラシックを聴こう協会です。
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