~はじめに~
はじめまして!岩内町を盛り上げるべく先日立ち上げたばかりのNPO法人アンジェラと申します!
作業所は社員やボランティアさんの協力のもと半分は手作りで行っており、開所自体は行ったものの完全な完成にはもうしばらく時間を要する状態ですが日々楽しく家づくりを楽しんでおります。
しかしながら人手や設備も足りないものがある状態で、今後飛躍するために皆様のご協力が得られれば幸いでございます。
色々と至らないところもあるかとはあるかとは思いますが宜しくお願いいたします。
~岩内町はこんなまち~
↑岩内港
北海道と言えば知らない人はまずいないでしょう。札幌、小樽と言えば知らない人は少ないかもしれません。
しかし!道央の後志にある岩内町という町はご存知でしょうか!
過去ニシン漁で栄え多くの人たちが集まり多くの物資が出入りした町でございます。
岩内には多くの文化財があり、日本最古のオルガンや、過去隠れキリシタンが崇めたであろう聖母子像に似た背負いの観音像。帰厚院には関東以北最大の木造座像の仏像。光照寺の力強い老松の襖絵などがございます。
しかし現在高齢と過疎化が進み漁業は衰退し商業も縮小が進む一方。働く場所がなければ若者は外へと流出していきます。
また心身にハンディのある人の就労の場が社会福祉法人一つしか無く選択肢の幅ががありません。
私たちはこの岩内町のを元気にし、特色を生かすため「絵の町いわない宣言」をし絵を前面に出しながらも多方面にわたって町の活性化をはかっていきたいと思っております 。
~なぜ絵の町なのか~
↑木田金次郎の長男が設計に携わった木田金次郎美術館
大正時代に木田金次郎という画家を北海道を代表する作家のひとり有島武郎が見出しました。そして木田金次郎が画家として自立していく中、隣町の共和町でも西村計雄や倶知安町の小川原脩など他にも多くの画家たちが感化され世に出始めて来ました。
ニセコの有島武郎記念館、木田金次郎美術館、荒井記念美術館、西村計雄記念美術館、小川原脩美術館など近隣には多くの美術館があり、現在では後志ミュージアムロードと言われ現在にまで繋がっております。
岩内町民の芸術への親しみも深く、多くの家で絵を飾っており町に並ぶ老舗の店舗にも郷土作家の絵等が飾られています。岩内協会病院等にも中学生の作品や大型の油絵を飾っております。
また、岩内高等学校では学生道展や多くのコンクールで毎年入賞をしており、昨年は年齢枠の無い道展でも2人の学生の入選がありました。文化祭では高校の4階から巨大垂れ幕を若々しい感性で毎年見事に描いています。
~観光の町として~
↑岩内の歴史の残る酒屋さん
各文化財や美術館は前述の通りではありますが、海と山に囲まれており自然豊かで木田金次郎もこの風景を気に入って描いていました。釣りのスポットとしても人気があり定期的な各イベントや岩内神社例大祭や怒涛祭りなども行っており近隣の住民で賑わっております。岩内山のスキー場からは、日本海が一望できます。
今後はアンジェラの店舗をはじめとして、メイン通りの店に利用者さんや町民の絵画などの作品を展示していく予定です。そして町の魅力を発信し、アート体験の企画をしたり、町の花壇の整備を利用者さんと行う等、今後も岩内町の魅力の深掘りや新規開拓を行い観光の町としての幅を広げていきます。
~作業所兼カフェテリア~
ハンディをもつ方(利用者さん)などへの働く場として、作品の制作販売、調理補助、農作業、古紙回収と分別などを実施いたします。
カフェテリアは町民の集まれる場として提供していきたいと思っております。地域振興と地元の宣伝も兼ね、食品に関しましては地産地消で行っていき、またなるべく健康に配慮し有機栽培の野菜を提供していきたいと思っております。利用者さんの趣味の充実を図るものとして、2階プレイルームでのカラオケや軽運動を実施しWIFI設備も整える予定です。
また英会話の出来る職員もおりますので海外からのご来訪も大歓迎です。
夏までにはB型就労支援施設の認可を取得し、利用者さんの働ける場を増やしていきたいと思っております。
~支援金の主な使い道~
・社員追加の為の人件費(B型就労支援施設の認可取得の為、社員の追加が必要)
・車購入(利用者さんの送迎や古紙回収等の為)
・広告費
・設備の拡充(棚などの造作費用)
・クラフト設備の追加
・イベント資金
~支援者のみなさまに~
開所間もないこともありましてリターンとして皆様に豪華なものをお返しできないのは心苦しいのですが、少しでもそのご支援に貢献できるよう頑張らせていただきたいと思います。
~最後に~
出来る限り岩内町を元気な街にすべく頑張らせていただきたいと思います。今後とも岩内町を、ひいては北海道を温かく見守って下さるよう心よりお願い申し上げます。
コメント
もっと見る