<前回からの続き・・>
デザインが形になり、次は、製造です。
試作したものを、イメージを高いクオリティーで実現してくれる工場を探しますが、
新しい商品で生産数が見えないことや、形が難しいことを理由になかなか作れるところが見つかりません。
こういったことはよくあることなのですが、やはり心が折れます。
製造する側としても、簡単にたくさんつくれるほうが利益がでますし、
手間のかかることは、したくないという製造メイカーの気持ちもわかります。
「やっぱり商品化は無理なのか・・」
半ばあきらめかけた頃、都内のある工場から「出来ますよ」返信メールが来たのです。
期待を胸に、訪ねて見ると小さな下町の町工場でした。
中に入ると、驚いたことに、誰もが知っている世界の一流ブランドのタイピンやカフスボタンを、製造をしていたのです。
製造会社の社長とお会いし、お話を伺うと、タイピンのクリップ部分の極めて小さなスプリングの一つ一つまで手作業で組立、ロー付けを丁寧にやっており、その高いクオリティーを求めて海外のブランドから製造依頼がくるとのこと。
また、断られるかなと思いながら、デザインと構造を説明し、生産ロットが少ないことを告げると、手作り生産だから逆に沢山は作れないので、小ロットならば製造を引き受けてくれると
快諾をいただきました。
こうして、デザインを実現する最強のパートナーに出会い、ゼロホルスターは商品になりました。
ZERO HOLSTERは、世界のトップブランドを支える日本の職人の「Made in JAPAN」クオリティーをお約束します!
引き続きZERO HOLSTERの活動報告をしていきますので、
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