▼ご挨拶
これからの農業。TPPなどの絡みもあり、減反政策が廃止され自由に作付けすることができるようになると思われます。
自由に作付け ⇒ ⇒ 米価の下落
それを切っ掛けに規模を拡大する者。高齢化の為、設備投資できずに辞めていく者も出てくる。
離農する農家の田んぼをほっとけない。体力的に元気な者は、農地の拡大に向かう。
でも現状の農業機械では、間に合わなくなる。
▼このプロジェクトで実現したいこと
1)現状より大きな機械を手に入れて、規模拡大を図りたい。
私どもの地域は、新潟・滋賀などの稲作大規模地域とは違って都市近郊地域ですので、6条刈・7条刈の100馬力前後のコンバインは大きすぎて使いにくい圃場も多くあります。
でも、近年圃場整備をして、1枚の圃場が以前より大きくなったので、それに見合った1ランク上のコンバインを導入したいと考えています。
2)末永くお付き合いできる顧客を確保したい。
ここでご縁のできた方々が、何の混じりけのないお米の味・おいしさを知っていただければ幸いです。
私は、「コシヒカリ」・「きぬむすめ」、そして酒米「山田錦」を作ってきました。また、これからも作り続けようと思っています。
そのためにも、効率のいい機械を手に入れ、販路拡大につなげていきたいと考えています。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
1)挨拶のところでも記載したが、今後の農家の生き残りには、規模拡大・大型機械の導入が必要になってくる。
2)消費者に本当のお米の味を知っていただきたい。
魚沼産のコシヒカリは、栽培面積以上の流通量がある。(?_?)
魚沼産コシヒカリの米袋が流通しています。???
袋は魚沼産? でも、中身がそうであるとは限りません。
たとえ、魚沼産のものでも、新米が50%以上含まれておれば、・・・・
毎年「前年より豊作、おいしく出来ました。」
これがどういうことかわかりますか?
おいしいお米ができる年もあれば、そうでない年もあります。
お米は、農家から買うのが一番の信頼があります。
流通後は生産地/生産者がはっきりとわからなくなることが多いものです。
農家から購入すると、その農家が作ったものしか入っていません。
使用農薬・使用肥料なども即答です。
でも1軒の農家では、販売先が限られてきます。故にJA(農協)とか米穀店などに流します。流すことによって、前述のような変なことになってしまいます。
消費者に本当のお米の味を知っていただきたい。
おいしい時もあれば、そうでない年もある。
これを分かって頂きたい。
▼これまでの活動
3条19馬力のコンバインで、約2ha(20,000㎡)を耕作(稲作)しています。
2条刈用コンバインでも20馬力とかが搭載されている昨今です。
この機械では倒れた稲を刈り取るには力不足で、”コンバインから降りて、倒れた稲を立てかけては、刈り取りし” を繰り返し行います。
以前1日に15a(1,500㎡)しか刈り取れなかったこともありました。
(奥でコンバインを捜査しているのは私です。手前で稲を起こしているお尻は、親父です。)
昼の間に稲刈りして、夜の間に乾燥機で乾燥します。稲刈りの次の日、乾燥した籾を籾摺り・米選して、玄米になります。
稲刈りが、上述の15a(1,500㎡)分刈り取っても、40a(40,000㎡)分刈り取っても必要な時間は、同じです。1工程2日必要となります。
(コンバインから降りて、倒れている稲を確認しています。)
今使用中のコンバインでは、稲の状態により刈り取り量の変動(前述)があります。
▼資金の使い道
現状より1ランク大きなコンバイン。及びそれを運ぶためのトレーラーの購入。
3条刈30馬力かそれ以上の馬力があるコンバインを使えば、稲刈りスピードが上がったり、倒れた稲でも現状のような手間がなく仕事を進めることができます。
稲刈りは、稲が適切に熟した時期に刈り取る必要があり、作業が一時期に集中します。コンバインが今以上に大型化すれば作業時間が短縮し、稲作の規模拡大が図れます。
▼リターンについて
支援金に応じて、お米を精米,又は玄米の状態で ご希望の月日にお送りしたいと考えております。
例えば、支援金11,000円・玄米 の場合
毎月10kgを3か月に渡って
30kgを一度に
10kgを△月と◇月と〇月に などご希望をお聞きします。
精米(白米)の場合は、玄米に比べ10%程度少なくなります。米ぬかとして、取り除かれるためです。”米ぬかが欲しい” という方は、ご連絡いただければ、お送りするお米に同梱でお渡しできます。
もっと欲しいと希望があれば、お米の販売も考えています。
▼最後に
皆さんの協力をお願いいたします。
当方では、秋に刈り取った後の圃場にレンゲの種をまいて地域の景観向上と、次作の肥料として活用することで、化学肥料を極力使用していません。
また、田植え直後の除草剤は使用しますが、以降の化学農薬を使用しませんので、「特別栽培米」として直売所などで販売しています。
こちらの写真はサギに幼鳥ですが、当地域には、昨年から今年(2019年)にかけてコウノトリが飛来し、数ヶ月農業用ため池に居付いていました。(新聞にも掲載されました) 集落全体が自然環境に意識があり、極力化学農薬を使わない栽培方法を実践している成果だと喜んでいます。
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