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【あしなが学生募金】遺児たちの未来に光を

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

今春のあしなが学生募金が新型コロナウイルスの影響により中止になりました。親を病気、災害、自死で亡くしたり、親に障がいのある学生を支援する奨学金が危機的状況に陥っています。このままでは、奨学金がストップし、多くの学生たちの未来の灯が消えてしまうかもしれません。

現在の支援総額

102,000

102%

目標金額は100,000円

支援者数

11

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/05/26に募集を開始し、 11人の支援により 102,000円の資金を集め、 2020/07/31に募集を終了しました

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今春のあしなが学生募金が新型コロナウイルスの影響により中止になりました。親を病気、災害、自死で亡くしたり、親に障がいのある学生を支援する奨学金が危機的状況に陥っています。このままでは、奨学金がストップし、多くの学生たちの未来の灯が消えてしまうかもしれません。

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毎年、春と秋に全国で行われる「あしなが学生募金」は新型コロナの影響により全面中止となりました。あしなが学生募金は、毎年2回行っている街頭の募金活動で約2億5,000万円のご寄付をいただき、一般財団法人あしなが育英会を通じて病気・災害・自死などで親を亡くしたり、親に障がいがあるために働けない家庭の子どもたち約6500人の奨学金を支援してきました。街頭募金が中止となり、遺児の現状や、夢を諦めている遺児たちがいることをみなさまに伝える機会が減ってしまいました。新型コロナは保護者から”仕事”、子どもたちからは大切な仲間と出会うことができる”学校”という機会を奪っています。


あしなが学生募金中止の記者発表(2月26日・東京都千代田区にて)

あしなが育英会の調査によると、遺児家庭の平均月収は14万6,380円(*1)となっており、生活保護受給率は12.8%(*2)に及びます。奨学金なしでは大学等の学費を捻出できる水準には到底達していません。

(*1)2018年奨学生家庭の生活と教育にかんする実態調査(主査・副田 義也=筑波大学名誉教授・社会学)

(*2)生活保護の被保護者調査(平成30年7月分概数厚生労働省)


そのため多くの遺児学生たちは、学費を奨学金で、生活費をアルバイト代で賄っています。

しかし、学生のアルバイトはそのほとんどが接客業です。昨今の情勢のなかでアルバイトのシフトが日に日に削られ、思うように生活費を稼ぐことができなくなっています。

さらに、街頭募金の中止により奨学金の資金源確保にすら暗雲が立ち込めており、遺児学生とそのご家庭の多くが、並々ならぬ不安感を抱えながら日々を過ごしている状況です。

本キャンペーンでいただいたご寄付は全額、一般財団法人あしなが育英会への寄付となり、あしなが育英会が支援する遺児学生(日本・アフリカ)のための奨学金として使われます。

※今回の取り組みはAshinaga Global 100 Challengeの一環であり、一般財団法人あしなが育英会と連携して取り組んでおります。


<All-in方式で実施します。>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。


はじめまして。あしなが学生募金事務局・中四国エリアマネージャーの尾郷天達(おごう てんた)と申します。

私は、遺児たちの未来にひかりを灯したいという想いを胸に大学生活を通してあしなが学生募金の活動に取り組んできました。

あしなが学生募金は、上記の遺児学生の支援に加え、アフリカの遺児学生の支援を行っています。現在では、高校、専門学校、大学・短大で学ぶ国内奨学生は約6500人、サブサハラ・アフリカ出身の大学奨学生は世界に約140人おり、日々勉学に励んでいます。

しかし、新型コロナウイルスの影響により、今春の募金が中止になったことにより、遺児学生に奨学金を届けることができません。私も含め、アルバイトをすることができなくなり、経済的に困窮している学生は増加しています。そのような中で奨学金を届けられないことにやるせない想いを感じています。

募金の中止により、現在、奨学金の原資がピンチになっています。遺児学生の奨学金支援を継続的に行っていくためにはみなさまのご協力が必要不可欠です。


現代では、貧困は身近な社会問題です。日本では子どもの7人に1人が貧困状態にあるといわれています。私は、これまで様々な遺児たちと会い、話をしてきました。その中には、「経済的に厳しく、兄弟を進学させるためにも大学進学は無理。」という高校生がいました。私はそれを聞いて、遺児学生たちの将来が経済的な問題で、自分にはどうしようもないことで閉ざされる状況を腹立たしく思う反面、自分ではどうしてあげることもできない状況に無力感を味わいました。

経済的な問題が遺児学生たちの未来を閉ざしてしまうことを、黙って見過ごしてしまっていいのでしょうか?

この文章を読んでくださっているみなさんにも、夢を持ち、その夢に向かって駆け抜けていた時期があったはずです。その時間はつらく苦しいものだったかもしれませんが、それと同時に、楽しく、かけがえのない時間だったはずです。

経済的な問題は子どもたち自身ではどうすることもできません。進学の道を閉ざす道しか示せない社会は、社会そのものが子どもたちの思い描く未来を否定することになり、子どもたち自身の自尊心を傷つけることにつながってしまうのではないかと僕は思います。

誰もが夢を持ち、夢に向かって進む権利を持っています。私はそれを守りたいです。子どもたちの夢や未来を守るために、みなさんのご理解とご協力が必要不可欠です。


私も小学5年生の時に父を骨髄異形成症候群という病気で亡くしました。病院から電話がかかってきた時の様子や、病室で見た冷たくなった父を今でも覚えています。父を亡くしたことで、経済的に厳しくなり、奨学金がなければ大学進学を諦めることになっていたと思います。

お金の問題で未来が閉ざされかけたのです。しかし、今では大学に通うことができており、育ててくれた母や、支えてくれた社会に恩返しをするために必死に勉強しています。

私が大学に通えているのは奨学金に出会うことができたからです。私のように奨学金に出会い、大学に進学できている学生はたくさんいます。しかしその反面、大学進学を諦めざるを得ない学生がまだまだ多くいることも事実です。そういった学生を救うのが奨学金です。奨学金を利用できず、夢に向かって進めないことを「不幸」という言葉だけで終わらせてはなりません。

どうか遺児たちの将来を守るためにも、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

50年の歴史を持つ遺児支援のための募金運動団体で、学生だけで運営されています。毎年春と秋の4日間、全国約200か所で実施している街頭募金活動では、毎回のべ1万人のボランティアスタッフの参加があり、年間約2億5千万円の寄付を募っています。募金はすべて一般財団法人あしなが育英会へ寄付し、あしなが育英会の奨学金事業(国内奨学生事業・AAI事業)のために使われています。



ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/


病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした学生や、親に障がいがあり働けない家庭の学生たちを経済的・心理的に支援している非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付 によって運営しています。半世紀に及ぶあしなが運動により、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。現在 、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与 ・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供 しています。

ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga.org/

『すべての遺児に教育の機会と心のケアを』というスローガンのもと、世界中から私たちの活動に賛同・支援してくれる100名のファンドレイザーを募集し、2021年3月までのキャンペーン期間中に100億円の寄付を達成することを目指す、グローバル・ファンドレイジング・キャンペーンです。このキャンペーンのもと、日本だけでなく海外でも、大小さまざまなキャンペーンを実施していきます!個人でもグループでもご参加いただけます。

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