各返礼品と事業者の想いを紹介します。 ゲストハウスから約40分、旧相生町の『もみじ川温泉』さんを訪ねました。 地元民も気軽に立ち寄る川口ダム湖畔の温泉宿。 道の駅ということでドライブやツーリングで訪れる観光客で賑わいます。 源泉100%の無色透明のアルカリ性硫黄泉は肌がツルツルになると評判。桜や紅葉といった季節折々の湖畔の景色を楽しみながらゆっくりと疲れを癒せます。露天風呂から眺める那賀川と山々の景色は絶景で、さながら遊覧船クルーズのような入浴気分が味わえます。 新型コロナによる休業を経て、6月から営業再開の「もみじ川温泉」。地元木工品を付けたお得な宿泊プランなど工夫を凝らした集客を図っていますが、例年に比べるとまだまだ客足は戻っていないそうです。 客室は和室5室と洋室3室の計8室。落ち着いた空間とおもてなし。ゆっくりと温泉に浸かり、リラックスした宿泊体験はいかがでしょうか。 また地元の旬の味覚でのおもてなしも、もみじ川温泉の魅力の一つ。 会席や皿鉢料理、川魚、猪肉に鹿肉といったジビエ料理も楽しむことができ、湖畔に面した全面ガラス張りのレストランで特別な食事のひと時が楽しめます。 今回のリターン品は、アメゴまるごと1匹を使った名物「あめご天丼と入浴券 各2枚セット」。 渓流の女王と呼ばれるアメゴ。 地元養殖業者から仕入れた新鮮なアメゴは臭みもなく、身離れが良くとても柔らかくジューシー。 フワフワとした天ぷらの触感と、甘辛タレがたまりません。素揚げの頭と骨も添え、アメゴを余すことなく味わえます。旬の野菜天ぷらもつくとても食べ応えある天丼で、レストランの人気メニューになっています。 温泉周辺のエネルギーミュージアムや森林美術館、キャンプ場やあいあいランドなどの周遊観光が楽しめるほか、那賀奥観光や県南観光に欠かせない観光拠点になっています。 また温泉向かいには「あいおい農産物直売所」があり、地元新鮮野菜やゆず果汁、漬物や加工品が購入できます。全国的に珍しい後乳酸発酵茶の「相生晩茶」もこちらでお買い求めいただけます。 なんといっても、地元おばあちゃんの手作りおはぎ「はんごろし」が超有名です!! 素朴な甘みと懐かしい味の手作りおはぎは一日限定約400個。昼過ぎには売り切れるほどの超人気商品で『ここでしか購入できない』という魅力から、多くのファン・リピーターさんがいらっしゃいます。 もみじ川温泉のスタッフさんをご紹介。宮口さん(右)考えるよりまず行動。フロントにレストランホールもこなすし、飾り付けや工作が得意、頼んだ以上のクオリティで仕上げてくる。頼りになる万能ねぇさん、接客時の笑顔も魅力的。レストランホール中江さん(中央)長く務めるスタッフで、お客様への気遣いはスタッフ1。同僚に心配りできる優しい心の持ち主。信頼してホールを任せられ、支配人武市さんも中江さん出勤日はとても安心なのだとか。おもてなしに気を配る若き支配人、武市さん(左)これからの町や観光拠点、もみじ川温泉発展に欠かせない存在。おもてなしに磨きをかけ、料理の満足度向上など多くの改革に取り組み、地域住民が気軽に立ち寄れる場所として多目的ホールを開放。観光客だけでなく子どもから高齢者の様々な交流の場所に変えた熱意溢れる支配人です。 地域住民との距離も非常に近く、カラオケ大会や季節ごとのお祭りを開催したり、反対に地域の芸能大会にも積極的に参加するなど地域との絆をとても大事にしていらっしゃいます。 温泉さくらまつりでは、ダム湖畔でのカヌーやSUPなどの水上アクティビティ体験や、野外フェス「エキサイティングサマーin鷲敷」オープニングアクトオーディションなども実施。五月には、地域から寄付されたたくさんの鯉のぼりが湖面を彩ります。 秋のもみじまつりでは3000発の大型打ち上げ花火を至近距離から鑑賞することができ、湖面と夜空を彩る大花火は圧巻。フィナーレのナイアガラの滝は必見です。毎年県内外から1500人がもみじ川温泉に訪れる秋の風物詩になっています。 隣接のあいいらんど・鷲敷地区の道の駅の指定管理委託を新たに受け、地域観光拠点として更に飛躍するもみじ川温泉。武市支配人は 「もみじ川温泉で数日楽しんでいただけるような観光拠点を整備します。一人でも多くの人に那賀町に来て楽しんでもらいたい」と話されています。 ちょっと先取り『お食事券&入浴券 各2枚セット』 未来の旅先にぜひご検討頂ければ幸いです。 問合せは『もみじ川温泉HP』 または電話:0884(62)1171まで(取材&寄稿/まちづくり団体那賀人亀井さん)