▼はじめにご挨拶
はじめまして、両翼出版の編集部一同です。
絵本出版の企画に興味をもっていただき、ありがとうございます。
今回の企画は
「ウサギのおんなのこと帽子」
「トラになったイヌのおんなのこ」
「さくらんぼが大好きなヒョウの女の子」
「ハートマークのついたワンピースをきたねこのおんなのこ」
という4編の全く違う物語を、1冊の絵本にまとめました。ハードカバーで、120ページの絵本ですが、絵が描かれているページは白黒となっております。もちろん、白黒のままでも理解でき楽しんでもらえると思う絵本ですが、白黒にした理由は、絵本に色鉛筆でぬり絵をしていただき、世界に1冊だけの絵本を、お子様や大切な方へのプレゼントとしてもらいたいと考えたからです。
▼絵本の内容と著者の伝えたい事
実際の絵本の本文には、お子様も読めるよう漢字にはふりがながふってあります。
絵本の本文紹介
「ウサギの女の子と帽子」
首もとにフリフリのついたワンピースをきて、ピンク色の毛をした、ウサギのおんなのこがいました。ある日、ウサギのおんなのこは、おかあさんウサギから、おおきなリボンのついた、ぼうしをもらいました。ウサギのおんなのこは、りょうてをおおきくひろげ、「おかあさん、ありがとう」といいました。ウサギのおんなのこは、おおきなリボンのついた、ぼうしをかぶって、こうえんにいきました。
ウサギのおんなのこが、こうえんにいくと、このまちの、王さまのライオンがイヌのおにいさんと、クマのおにいさんに「ウサギの耳が、どうして長いか知っているかい?ウサギはね、他のどうぶつたちの耳を食べているんだよ。だから、うさぎの耳はおおきいんだよ」と、せつめいしていました。クマのおにいさんは「王さま、ぼくたち、こわいよー、どうしたらいいの?」と、ききました。王さまは、むねをはって「だいじょうぶ。これから、まちにいるウサギたち、みんなを、つかまえる。でも、にげているウサギも、いるかもしれないから、みんな、ぼうしをかぶって、じぶんの耳を、しっかり守るんだぞ」と、いうと、イヌとクマのおにいさんは「はーい」と、げんきよく、へんじをしました。ウサギのおんなのこは、ぼうしをかぶっていたおかげで、ウサギだとは気付かれず、つかまえられずにすみました。おんなのこは、おかあさんとおとうさんが、つかまえられたかもしれないと心配になり、いそいで、おうちにかえりました。
ウサギのおんなのこは、おうちにかえりました。しかし、おうちには、おかあさんも、おとうさんもいませんでした。おかあさんもおとうさんも、王さまに、つかまえられていました。おうちには、ウサギのおんなのこ、おかあさん、おとうさんが仲良く写った写真がありました。おんなのこは、その写真をみると、おかあさんとおとうさんに、会いたいとおもい、かなしくなりました。
(つづく)
ウサギの女の子は、お母さんとお父さんに、また会う事ができるのでしょうか?
そして、王様のライオンは、なぜ、あのような発言をしたのでしょうか?
作者の伝えたい事
宗教、民族、人種、出身地、いろいろな理由の、いわれない差別がありますが、みんな、なかよくしてほしい。
差別や、仲間はずれをしない人になってほしい。また、差別や仲間はずれになっている人がいたら、その人に、寄り添える人になってほしい。
今、差別されて、仲間はずれにされている人は、悪いほうには行かず、ウサギの女の子ように、差別される理由を隠して、いつか、本当の自分を理解してもらえる人に会うまで、がんばってほしい。
大人や偉い人や情報で、聞いた事、知った事、すべてを信じるのではなく、どういう人なのか、話をしたりして、決めてもらいたい。
この民族は悪い、この宗教は悪い、このように、ひとくくりに思い込む人には、ならないでほしい。
「トラになった、イヌのおんなのこ」
ボールにのってすすむことができる、きいろい毛をした、イヌのおんなのこがいました。おんなのこは、いつもいえのまわりをボールにのってあるいていました。
おんなのこがボールにのってあそんでいると、やさしそうなクマのおねえさんが「わぁ、すごいね」とほめてくれました。
イヌのおんなのこも「すごいでしょ」とうれしそうにいいました。
クマのおねえさんは「ここよりも、もっとたくさんのどうぶつたちにみせてあげよう」といい、イヌのおんなのこはクマのおねえさんについていきました。
おんなのこがクマのおねえさんにつれてきてもらったところは、おおきなテントのなかでした。テントのなかで、いろいろなどうぶつたちがみているまえで、おんなのこはボールにのって「すごいでしょ」といいました。しかし、みていたほかのどうぶつたちは、小さくはくしゅをしてかえっていきました。クマのおねえさんは、えのぐと、筆をもってきて「お化粧をしてあげる」といい、イヌのおんなのこの顔に、お化粧をしはじめました。
そしてクマのおねえさんは「できたわ」とうれしそうにいいました。きいろい毛だったイヌのおんなのこは、くろい、絵具で模様をつけられました。イヌのおんなのこはかがみをみて「わぁ、なんだかトラみたい」とおどろきました。すると、クマのおねえさんは、やさしいこえで「そうよ、今日からあなたはトラのおんなのこよ」といいました。
テントには、さっきとはべつのどうぶつたちが入ってきました。クマのおねえさんはおおきなこえで「みなさん、みてください、ボールにのって、あるくことができるトラのおんなのこです」と、せつめいしました。このまちにはトラやライオンやヒョウはいませんでした。トラやライオンやヒョウは、とおいまちにすんでいるので、めずらしいのです。トラになったイヌのおんなのこはボールにのって「すごいでしょ」というと、見にきていたどうぶつたちは、たちあがって、おおきな拍手をしました。トラになったイヌのおんなのこも、おおきな拍手をされておおよよこびでした。見にきていたどうぶつたちがテントからでていくと、クマのおねえさんが「ここの小さなお部屋ですこし、まっていてね」といいました。
トラになったイヌのおんなのこが小さなお部屋に入ると、しろいトラと、きいろいヒョウのおとこのこたちがいました。おんなのこが「しろいトラときいろいヒョウだ、わたし、はじめて見たわ」とおどろきました。しろいトラのおとこのこは、かなしそうなこえで「きみも、あのやさしそうなクマのおねえさんにつれてこられたの?ぼくも弟も、しろいトラときいろいヒョウじゃないよ、ぼくたちはしろいイヌと、きいろいイヌのきょうだいだよ、でも、あのクマのおねえさんにお化粧をされて、しろいトラときいろいヒョウになってしまったよ」といいました。おんなのこは「あなたたちは、おうちにはかえっているの?」とききました。すると、ヒョウにされたイヌのおとこのこがかなしそうに「ぼくとおにいちゃんは、もうイヌじゃないよ、おとうさんとおかあさんに会ってもトラとヒョウだとおもわれるだけだよ、それにテントまではクマのおねえさんと一緒にきたから家にかえるみちが、わからないよ」と、こたえました。
トラになったイヌのおんなのこは「ここからにげよう」といいました。しかし、しろいトラのおとこのこは「ぼくたちは、ここにのこるよ、この模様をかいた絵具は水であらってもおちないよ」といいました。おんなのこは、一匹でテントからでて、いえをさがすためにボールにのって、すすみはじめました。テントから、とおくにきたとき、つかれたので、ボールからおりて、やすんでいました。
(つづく)
トラになったイヌの女の子は、この後、どうなってしまうのでしょう?
作者の伝えたい事
知らない人に、ついていかない子になってください。
お母さんとお父さんは、子供から目を離さないでください。もし、目を離したあいだに、子供が事件や事故に巻き込まれたら、後悔します。後悔しないために、どうしたらいいか、よく考えて、子供と一緒に成長してほしいです。
トラになったイヌの女の子と、トラとヒョウになったイヌの兄弟の、トラの模様と、ヒョウの模様は、「消えない絵具」で描かれています。これは、「心の傷」を表現しています。たとえ、助かったとしても、「心の傷」は、なかなか消えません。だから、子供から、目を離さず、事件や事故にまきこまれないようにしてください。
「ハートマークのついたワンピースをきたねこのおんなのこ」
ねこだけがすむまちにハートマークのついたワンピースをきた、ねこのおんなのこがいました。ねこのおんなのこはサッカーをしてあそぶのがすきで、パンをたべるのがすきで、タンバリンをならすのがすきでした。
このまちにすむねこのおんなのこたちは、みんなおしゃれです。かわいいようふくをきて、きれいにつめをみがいています。
ハートマークのついたワンピースをきたねこのおんなのこは、とてもやさしいということでにんきものでした。
ある日、おにぎりをもったおとこのこがやってきて「ぼくとけっこんしてください。ぼくはおかねもちです。あなたがほしいものはなんでもかいます。でも、ぼくはおにぎりがすきです。だから、あなたもパンをたべずに、おにぎりをたべてください」といい、いってしまいました。
つぎはバイオリンをもったおとこのこがやってきて「ぼくとけっこんしてください。ぼくはおかねもちです。あなたがほしいものはなんでもかいます。でも、ぼくはバイオリンがすきです。だからあなたもバイオリンをして、タンバリンはやめてください」といい、いってしまいました。
つぎはバスケットボールをもったおとこのこがやってきて「ぼくとけっこんしてください。ぼくはおかねもちです。あなたがほしいものはなんでもかいます。でも、ぼくはバスケットボールがすきです。だからあなたもサッカーをやめて、バスケットボールをしてください」といい、いってしまいました。
おかねもちの三匹のねこのおとこのこたちは、ハートマークのついたワンピースをきたおんなのこのはなしはなにもきかずに、かえってしまいました。おんなのこには三匹のおかねもちのねこたちよりも、すきなねこのおとこのこがいました。そのおとこのこは、まるのマークがついたシャツをきていました。おんなのこは、そのおとこのこと一緒にいるととてもたのしいとおもっていました。でもすきなねこのおとこのこはおかねもちではありませんでした。
(つづく)
この後、ネコの女の子は、どうしていくのでしょう?
作者の伝えたい事
お金持ちの人と結婚することだけが、幸せではないです。もし、何か欲しい物があるのなら、やりたい事を仕事にして、その仕事で稼いだお金で、欲しい物を買う人になってほしい。
「さくらんぼが大好きなヒョウの女の子」
さくらんぼが大好きなヒョウの女の子がいました。
女の子の部屋には、さくらんぼの写真が飾られていて椅子にも、さくらんぼの絵が描かれていました。
ある日、おかあさんはさくらんぼが大好きなヒョウの女の子に、さくらんぼのかぶりものを作ってくれました。
ヒョウの女の子はとても喜んで「ありがとう、おかあさん」と言いました。
ヒョウの女の子はさくらんぼのかぶりものをかぶったまま、街に行くと、ウサギのお姉さんが「わー、そのさくらんぼのかぶりもの、とってもかわいいわね」と褒めてくれました。
ヒョウの女の子は「かわいいでしょ」と嬉しそうに言うと、
ウサギのお姉さんは「わたしも、自分で果物のかぶりものを作ってかぶる事にするわ」と言いました。
次の日になると街の動物達が好きな果物のかぶりものをしていました。
ウサギの女の子は大好きなメロンのかぶりものをして、
クマの女の子は大好きなみかんのかぶりものをして、
イヌの女の子は大好きないちごのかぶりものをして、
ネコのお姉さんは大好きな、もものかぶりものをして、
キツネのお姉さんは大好きなパイナップルのかぶりものをして、
トラのお姉さんは大好きなスイカのかぶりものをして、
皆、嬉しそうにしていました。
次の日、さくらんぼのかぶりものをしたヒョウの女の子が街に行くと、パイナップルのかぶりものをしたイヌのお兄さんが大きい声で「ももよりパイナップルの方がおいしいぞ」と、もものかぶりものをしたウサギのお兄さんに言っていました。
もものかぶりものをしたウサギのお兄さんも大きな声で「いいや、パイナップルより、ももの方がおいしいぞ」と言い返しました。
そして別の所では、みかんのかぶりものをしたトラのお兄さんが大きな声で「いちごよりみかんの方がおいしいぞ」といちごのかぶりものをしたクマのお兄さんに言うと、クマのお兄さんも大きな声で「いいや、みかんよりいちごの方がおいしいぞ」と言い返しました。
ヒョウの女の子は「けんかはしないで」と言いましたが、誰にも聞こえていませんでした。
(つづく)
この後、ヒョウの女の子と街の動物たちはどうなっていくのでしょう?
作者の伝えたい事
みんな、それぞれに、好きなこと(文化など)、信じること(宗教など)、がありますが、他の人と、好きな事や信じる事が、違ったとき、その人が好きな事や信じる事を、悪く言うなど、傷つくことを言う人になってほしくないです。みんな、仲良くしてほしいです。
これまでの活動
弊社は、まだ開業して1カ月も経っていない出版社です。作者のペンネーム、足立蓮にとっても初めての作品です。
絵本はサイズがA4のハードカバーです。1000冊、印刷・製本するために、弊社からの予算で60万円を出す事ができますが、あと50万円ほど足りません。今回の企画で、パトロンの皆さまから集まったお金は、すべて印刷・製本費用に充当させていただきます。目標金額を上回った場合は、印刷冊数を増やす予定です。
絵本は全国の書店に流通予定で、予定販売価格は2000円(税抜き)です。
▼リターンについて
「 絵本+絵本の末尾にお名前の掲載+お礼の御手紙」となっております。
▼最後に
今回の企画を最後までご覧いただきありがとうございます。
集まったお金は、全額を印刷・製本費用に充当させていただきます。
パトロンの皆様、ぜひ御支援、宜しくお願いいたします。





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