はじめに・ご挨拶
初めまして。Whitesmoke DJ Clubと申します。
私達は、DJや作曲家、そしてダンサーやバンド、ラッパーなど、音楽に携わるすべてのアーティストを一つにするイベントを定期的に企画している団体です。
DJの育成やコミュニティ作成、そしてイベント運営が主な活動内容で、イベントでの収益はイベントに携わったアーティストの還元に使用しています。
音楽を通じて色々なアーティストが繋がり、各方面で活動する面々が一同に会す空間の提供に力を入れており、そこで出会ったコミュニティをアーティスト活動の糧にしてほしい。
そういった理念で活動を続けています。
今回のコロナ流行拡大による自粛の影響を受け、私達のイベントはすべてキャンセルとなりました。5月以降に企画予定だったイベントもなくなりました。これがいつまで続くのか。不安は募ります。しかし、イベント団体としての不安よりも、音楽活動する場所がなくなる不安が今は日増しに強くなっています。
さらに各所で開催予定だったイベントはことごとく中止になり、その上でライブハウスやミュージックバー・ナイトクラブ等の場所貸しを行なっている店舗におきましては直接的原因であるかのような言い回しをされ自粛対象として名指しされています。その影響もあり、経営することもままならなくなった事業所は閉鎖や閉店が相次いでいます。
都内で長年音楽業界を支えてきたライブハウスが立て続けに閉店しました。この業界、そして皆の娯楽の場所をこれ以上失わないために、私たちができることはイベントをなくさないこと。ライブハウス等の場所貸しを行っている店舗様が救われるには、私達のようなイベント団体がより大きなイベントを実施すること。そのようにして協力し合わなければならないと思います。
また、自粛を機に音楽活動を断念したアーティストも多く、そんな方をこれ以上増やさないためにもイベントの企画を約束し、その際のギャランティに繋げることでアーティストを一人でも多く守りたい。
アーティストの経済状況が頗る悪化している事態を受け、援助ができないかと思い立ちました。
すべてのアーティストやライブハウスを救うことは不可能だと思います。
しかし今までお世話になってきた音楽に携わるライブハウスやアーティストに一人でも多く、恩返しをする機会は今しかないと思っています。
是非とも私達にご協力いただければ幸いです。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトを通してコロナの影響で営業を停止しているライブハウス、ミュージックバーでのエンターテイメントの場を自粛明けに開催することを約束し、そのイベントに関わる支払いを前払いすることで場所を守りたい。同じように支援していただいた資金を元にイベントを構成し、開催時に招待予定のアーティストへのギャランティを確保し、アーティストを守りたい。
また、自粛明けにプロジェクトに参加していただいた皆様が音楽を楽しめる場所も無償で提供したい所存です。
支援金目標額はイベントの必要経費として設定しています。
必要経費を上回った分については、イベント開催によるアーティストへのギャランティーの支払い、ライブハウスへの支払いに使用します。
プロジェクトをやろうと思った理由
コロナで活動自粛し、人と会う機会も減っている世の中。自分だけよければいいのではなく、他人の気持ちを思いやる時間があるからこそ気付けることもあることかと思います。音楽は娯楽であり、人生の糧になり得る存在です。
自粛期間だからこそ理解できた「当たり前への有り難み」。
音楽は自己満ではなく、誰かのためであり、誰かのためであるから自分のために繋がっています。
その誰かと繋がる機会をこれ以上無くしてはならないと思いプロジェクトを始めようと決意しました。
ライブハウスがこれ以上なくならないように。アーティストがこれ以上辞めないように。
私達ができるのはイベントを自粛後にまた再開すること。
音楽の発展は、コミュニケーションがなくしてならないものであると思います。
誰かがいて、自分に作用して、そして混ざり合って一つの音楽への向き合い方が生まれる。
そうやって今まで音楽を楽しんできたからこそ、それができる場所を失ってはいけないのです。
私達は実際にライブハウスやミュージックバーの経営者ではありません。なので毎月の家賃がいくらなのか。いくらあれば事足りるのか。詳しいことはわかりません。
ですがこのプロジェクトを通してたくさんの人間にとって必要だということを経営してくださってる方に感謝の意味も込めて伝えたいと思います。是非ご協力お願いします。
資金の使い道は、私達の主催・運営するイベントの開催費用に当てさせていただきます。
一刻も早い支援にためにも、ライブハウスやアーティストへのギャランティは調達した資金から前払いさせていただくつもりです。
自粛を受け、音楽でつながる人間の素晴らしさ、そして集まる場所(ライブハウスやミュージックバーなどの物件的な意味とイベント自体の企画的な意味)があることの大切さと、人々の娯楽として音楽が必要なことが再認識できました。
自粛ムードで自宅に篭り、苛々したり他者への思いやりを失っている人間を目の当たりにしたり・・。逆に音楽の場所だけでなく当たり前だったものが当たり前ではなくなった時にその存在のありがたみを知りました。
今回クラウドファンディングをする目的は二つです。
一つは私達が資金調達することで自粛明けのイベントの規模と回数を増やし、毎度のように場所を提供してくださっているライブハウス様への還元でライブハウスを守ることを目的としています。
もう一つは、今活動の場所を失われた音楽活動家達。実際に音楽はオンラインでの活動もできますが、イベントを主体に活動する場合が多く、仕事が減っています。例えばダンサーやMC。実際に踊ったり喋ったりすることで対価をもらう方達にとっては死活問題です。実際に活動自粛のままでは生活できずに活動を辞めたアーティストも多く存在します。そんな方達を増やさないためにも自粛明けにブッキングした際、より多くのギャランティをお渡しするためにも私達は資金調達としてクラウドファンディングという形でキャンプファイヤーを通して音楽に関係するすべてを守るために活用させていただければと思います。
自粛期間明けに企画するイベントについて
日程:7/4 (コロナ終息に伴っての開催のため、仮スケジュールです。)
イベント名:Wee-wee Whitesmoke project Edition
場所:吉祥寺クラブシータ
出演:Yorokobeats/tsubasabclrs/bmbr/Yutarou(asb)/Meimei/Sauceleap/SHIVA/saki komine/KOHEI/ano more...
エントランス:3000円(支援していただいた方は招待させていただきます。)
自粛期間明けに、イベントを複数企画予定です。
現状企画しているのは、ダンスイベント、音楽イベント、音楽パーティの3つを開催予定とさせていただいております。
このキャンプファイヤーのプロジェクトを通して今後、どのようなイベントを企画していくか。
それは、音楽に携わる経済の循環のためにイベントを企画していきます。
団体の利益のためではなく、ライブハウスやアーティストに循環するよう努めていきます。
また、私達団体所属メンバーは個人個人がアーティストであり、活動しています。
なのでイベント自体での収益ではなく、イベントを通して音楽を求めている人々に音楽を届け、届いた対価としていただく売上を使用して音楽業界のライブハウスやアーティストを利用し経済を回すことを第一に考えています。
経済が回らなくなり、閉店するライブハウスやバー、活動をやめるアーティストを守るためにイベントを開催していきます。
下記に自粛明けに企画予定のイベント詳細をいくつか羅列します。
【ダンスイベント詳細】
イベント名:Why-It Street Dance Festival 5 Years Anniversary
詳細:一年に一回開催しているダンスイベント。ストリートダンス文化の貢献と地域へのコミュニティ貢献を理念にし、吉祥寺や渋谷で開催。吉祥寺のホットペッパーに記載していただいた経緯もあり、いろいろなアーティストが一度に見られるダンサー満足のイベント。
規模:400~500人
コンテンツ:若手ストリートダンサーのショーケースをメインに、音楽フェスを都内にて開催予定です。
20代のダンスで繋がるコミュニティ作り、そしてイベント自体の認知度が高いので、アーティスト各個人のブランディングに貢献するイベントです。
【ダンスイベント/音楽パーティ詳細】
イベント名:Body Slam Funk Party Vol.3
詳細:FUNKという音楽ジャンルに固定し、それにまつわる全ての音楽好きが集まれるスポットを提供します。
規模:100~200人
コンテンツ:FUNK MUSICに特化したイベントです。会場を二分化し、片方ではダンサーによるコンテンツ、もう片方ではDJや演奏による交流の場所を設けます。
【音楽パーティ詳細】
イベント名:MTP
詳細:毎月1回、渋谷のミュージックバーにて開催。音楽のテーマを毎回決め、それにあった演者を迎え入れて音楽の空間を提供。誰でも気軽に足を運べるよう、ミュージックバーでの開催をし、途中入場・途中退場可能。居酒屋感覚の音楽スペースを提供。
規模:50~100人
コンテンツ:DJ・ビートメイク・演奏等
資金の使い道
下記に使用します。
①イベント開催時のライブハウス、ミュージックバーへの支払い
(開催前にある程度の詳細を決定させてイベント開催を確約することで、自粛期間中にライブハウス、ミュージックバーへ支払えるように手続きします。)
②イベント各種経費
・イベント主催に係る諸経費
・人件費
③アーティストのギャランティ
(開催前にある程度の詳細を決定させてイベント開催を確約することで、自粛期間中にアーティストへ支払えるように手続きします。)
④CAMPFIRE手数料
実施スケジュール
・5月中資金調達
・6月中資金を元にイベント企画
・自粛明け、イベント開催(支援いただいた方へはご連絡し、招待させていただきます。)
最後に
ここまでお読みいただいたこと、誠に感謝いたします。ありがとうございます。
大手プロダクションでも芸能事務所でもない私達ですが、だからこそ今の音楽業界の実際に活動している”生の声”を聞くことができます。
そんな私達にできることは、守ること。
新しく場所をつくることや、音楽業界を救うことはできなくても守ることは叶うと思います。その力をください。お力添えいただければ幸いです。
また、プロジェクトの経過は私達のSNSにて随時お知らせさせて頂きます。
行きたいイベントやライブがなくなってしまった。そんな皆様が自粛しなかったら使うはずだったお金を回し、音楽の場所を守りましょう。
そしてまた、一緒にみんなで音楽のもと、楽しく集まれますようにと願っております。
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