Project KUTANI
私たちは、九谷焼の生産拠点である石川県能美市、小松市に住んでいる30代のメンバーです。「Project KUTANI」は、九谷焼を通じたまちづくりを実施したく立ち上げたプロジェクトチームです。新型コロナウイルスによる影響でまちが大きく変わります。こんな時だからこそ私たちが立ち上がり新しいまちづくりを目指していきます。
プロジェクトメンバー
石川県能美市、小松市の所在地
東京から飛行機で1時間、金沢駅から車で約30分とアクセス抜群!!
九谷焼とは?
九谷焼は、1655年に大聖寺藩主 前田利治が藩土 後藤才次郎に命じて、江戸の初期、加賀の国江沼郡九谷焼村において初めて焼成させたと言われています。以後、その後藤才次郎の窯において、50年余りの間に焼かれたものが、現在「古九谷」と呼ばれ、九谷焼と源流とされています。
その後、一旦閉じられた九谷の窯ではありますが、約80年後、加賀藩営で金沢に春日山窯が開かれ、古九谷の再現が試みられ、再興九谷の時代に入りました。そこから、数十年の間に、春日山の木米風、古九谷の再興を目指した吉田屋窯、赤絵細描画の宮本窯(飯田屋)、庄三、金襴手の永楽窯など数多くの窯が出現し、それぞれに素晴らしい画風を作り出しました。そして、明治6年のウィーン万博をきっかけに、九谷庄三の彩色金襴手が有名になり、大量の九谷焼が貿易輸出され、「ジャパンクタニ」として世界にその名が広まることになります。
現在でも、宮内庁の贈答品として使用され、海外の著名な人々にも広く愛用されています。国内においても、人間国宝 吉田美統をはじめとして、様々な九谷焼の作家が自身の技術に磨きをかけて、日用品から美術品まで幅広く、華麗で優美な色彩の九谷焼を作陶し、その伝統を引き継ぎつつ、さらに発展をさせています。
九谷焼の現状
九谷焼の現状は決してよい状況ではありません。おそらく日本における伝統工芸に関する状況は同じような現状ではないかと思います。主な問題点は以下となります。
以上決して芳しくない状況下において新型コロナウイルスによる影響で追い打ちをかけています。このままいくとどんどん衰退の一途になる可能性があります。実は九谷焼の魅力発信の大きなチャンスが延期となりました。世界的にも「ジャパンクタニ」は有名でありお土産として人気がありますので2021年に世界の人々に向けた活動準備を私たちは実施したいと考えております。
このプロジェクトで実現したいこと
伝統文化である「九谷焼」の存続をかけたプロジェクトを実施させていただきます。九谷焼は、地域で誇れる伝統文化です。その「九谷焼」が新型コロナウイルスにより作家や企業によっては50%以上の売上ダウンになり、かつ高齢化が進む状況であり、今後存続が難しくなっていきます。私たちは、この危機を乗り越えると共に次の世代に九谷焼の魅力を伝える活動を実施していきたいです。具体的には以下を実施したいと考えております。
1.九谷焼の魅力を全国、世界に知らせたい。
2.九谷焼を日常的に触れる機会を提供したい。
3.子供たちに伝統工芸に触れてほしい。
資金の使い道・実施スケジュール
集めた資金は返戻金に関する費用に対応する他、一部を地域のまちづくり事業に利用します。具体的にはこの費用と石川県などの補助金も活用させてもらい「KUTANI」のブランディング活動に向けたPR動画の作成や広報活動の資金とさせて頂きます。
実施スケジュール
5月中旬~6月中旬 クラウドファンディング募集
6月中旬~下旬 発送準備、順次発送
最後に
私たちはこの地域が大好きです。これからもこの地域で住み続け自分たちの子供たちがまたこの地域で住んでもらうことが理想だと思ってます。そのために地域が誇れるものを存続させていきます。また、時代にあう進化も重要であり、新たな産業を地域に創り出しながら活きたまちを作っていきたいと思います。この支援のお願いと同時に新型コロナウイルスが収束した後にぜひ私たちのまちに観光にきて頂ければと思います。まだまだ道半ばですが支援を受けながら私たちが誇れるまちを必ず創りあげます。最後に新型コロナウイルスにより毎日ご自宅で食事が多いと思います。食事の楽しみの一つであるお皿にもぜひ着目していただき「九谷焼」をご覧頂ければと思います。日常で使える九谷焼も用意しています。また、毎年ゴールデンウイークには九谷茶碗祭りを開催しておりますので興味があれば観光にきて頂ければと思います。宜しくお願い致します。
宜しくお願い致します!!
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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