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【新型コロナに負けない!】インターステラテクノロジズは宇宙開発をあきらめない!!

インターステラテクノロジズの観測ロケット「MOMO5号機」は新型コロナの影響により大樹町からの要請を受け、打上げの延期を決定しました。休業補償もなく、体力のないベンチャー企業には大打撃です。そこで、緊急支援としてプロジェクトを立上げました。宇宙開発を諦めたくはありません!皆様、ご支援をお願いします。

現在の支援総額

42,397,419

471%

目標金額は9,000,000円

支援者数

2,475

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/05/02に募集を開始し、 2,475人の支援により 42,397,419円の資金を集め、 2020/05/31に募集を終了しました

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【新型コロナに負けない!】インターステラテクノロジズは宇宙開発をあきらめない!!

現在の支援総額

42,397,419

471%達成

終了

目標金額9,000,000

支援者数2,475

このプロジェクトは、2020/05/02に募集を開始し、 2,475人の支援により 42,397,419円の資金を集め、 2020/05/31に募集を終了しました

インターステラテクノロジズの観測ロケット「MOMO5号機」は新型コロナの影響により大樹町からの要請を受け、打上げの延期を決定しました。休業補償もなく、体力のないベンチャー企業には大打撃です。そこで、緊急支援としてプロジェクトを立上げました。宇宙開発を諦めたくはありません!皆様、ご支援をお願いします。

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こんにちは、インターステラテクノロジズ(以下、IST)広報チームです!その年の優れたクラウドファンディングに贈られる「CAMPFIRE クラウドファンディングアワード」の候補に、2020年5月弊社が実施した『【新型コロナに負けない!】インターステラテクノロジズは宇宙開発をあきらめない!!』プロジェクトがが選ばれました!1万3000件を超えるプロジェクトの中から、「支援総額」「支援者数」「影響力(話題性)」の観点から2020年を代表する100プロジェクトが選ばれており、本プロジェクトがノミネートされたのは、ひとえに応援していただいた皆様のお陰です。これまでISTが行ったプロジェクトの中で支援金額・支援人数共に過去最多となりました。私たちにとって、「支えてくださる沢山の方の思いを、必ず宇宙に届けよう」と襟を正す、そんなプロジェクトとなりました。改めてお礼を申し上げます。現在ベストクラウドファンディングを決めるための一般投票が、Twitterにて行われています。CAMPFIREクラウドファンディングアワード2020私たちを激励していただいたこのプロジェクトで、今後は新しくクラウドファンディングを始める方の背中を押すことが出来ましたら望外の喜びです。本プロジェクトの感動を広く知っていただくためにも、ぜひご投票いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします!《概要》応募期間2020年11月23日(月)23時59分まで応募方法「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2020」に投票するには、Twitterアカウントが必要です。投票したいプロジェクトの「投票する」ボタンを押してツイートしてください。投票いただいた方の中から抽選で10名様にCAMPFIREで使える5,000円クーポンが当たります。「#CAMPFIREクラウドファンディングアワード」と「#プロジェクト名」のハッシュタグを含むツイート数を集計します。1アカウントにつき1プロジェクト・1票まで投票できます。異なるプロジェクトであれば複数プロジェクトへの投票も有効です。※対象のツイートをリツイートしても投票にカウントされますが、プレゼントの当選対象とはなりませんのでご了承ください。プレゼント内容CAMPFIREで使える5,000円クーポンプレゼント当選発表投票期間終了後、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。当選者に対して、CAMPFIRE(@CAMPFIREjp)公式アカウントからTwitterのメッセージ機能を通じて当選の旨を連絡いたします。


※この記事は「宇宙へのチャレンジを共に歩む!なつのロケット団ファンクラブ会員募集!」に投稿されたものと同じものですーーーーーーー先週7月18日(土)・19日(日)に打上げを延期し、7月25日(土)・7月26日(日)に再度打上げ実施を試みました『ねじのロケット』について、打上げ結果と延期の報告をさせていただきます。『ねじのロケット』は打上げウインドウ内の26日16:30にコンピュータによる自動シーケンスを開始いたしましたが、点火器の温度が基準値を満たさず、メインエンジン点火前にコンピュータにより自動停止いたしました。基準値を満たさなかったための設計に準じた自動停止であり、機体も健全な状態で残っておりますため、早期に原因究明を実施し時期を調整して再度打上げを目指します。なお、先週の打上げ経過につきましては、前回のファンクラブレターをご覧ください。記者会見でお伝えした内容を中心に、ご支援いただいたみなさまに経緯を報告させていただきます。 ▼点火器の点火が遅れた原因について先週19日に打上げを実施した際に、自動停止の原因となった点火器の着火の遅れについて、想定される原因と今回の打上げまでに行った対策についてご報告いたします。打上げ予定時刻(T-0秒)の時点で、2つある点火器内に設置された温度センサーの測定値が、両方とも基準値を超えていること(点火器に着火し、メインエンジン着火に必要な量の火炎がでている状態)が打上げの条件となりますが、19日の事象では1つの点火器の点火が遅く、時間内に規定の温度に達しなかったことから、ロケット機体のコンピュータが自動停止いたしました。(自動停止のことをアボートといいます)右側の図のように、メインエンジンの上部に2つの点火器があり、この2つの点火器から火炎がでてメインエンジンの燃料と酸化剤に着火する仕組みになっています。今回、問題があったと推定したのは、点火器にガス酸素を送る配管部分(左側の拡大図)です。配管内にはオリフィスと呼ばれるガス酸素の流量をコントロールする部品がついていて、このオリフィス部分のガスが流れる穴は針の穴程度の大きさとなっています。いくつか可能性は考えられますが、このオリフィスの部分に氷などのコンタミ(異物)が混入した可能性が考えられます。これに対して上記の通り、対策を行いました。対策としては、点火器の交換、機体内の地上の点火器ガス配管の清掃や交換などを行った他、液体酸素を流し込む際の冷却による氷のコンタミを防ぐため、配管の温度がマイナスにならないように断熱対策などを実施しました。▼26日の打上げ延期は点火器の温度上昇の不良今回の打上げは25日(土)・26日(日)の2日間の打上げウインドウを確保しておりましたが、7月25日は上空風が打上げ条件を満たさなかったために、打上げを26日に延期いたしました。また、26日の朝ウインドウについては海上の安全確保に時間を要するため、また、昼ウインドウについては氷結層の厚みが基準値を超えていたために、26日の夕方ウインドウでの打上げを目指しました。26日の夕方ウインドウでは、海上の安全確保のために時間を要しましたが、ウインドウ内の16:30に打上げ時刻を設定し、コンピュータによる自動シーケンスを開始する手順に至りました。しかし、打上げ時刻の0.2秒前に、点火器の温度上昇が確認できなかったため、メインエンジンに着火させる前にロケット機体のコンピュータが自動で停止いたしました。先週の点火器の不具合で対策をしていた点火のタイミングは正常でした。点火のタイミングは正常でしたが、温度上昇が遅く、時間内に規定の温度まで上がらなかったため、自動停止となりました。今後詳しく調査する予定ですが、現時点ではコンタミなどによって物理的にうまく燃焼できていないことや、点火器の温度を測定するセンサーの異常などが考えられます。▼今後について今回の打上げに関して、コンピュータが自動停止したことについては設計通りの動作となります。メインエンジンへの点火前に自動停止したことで、機体は健全な状態で残っています。関係各所のみなさまにはご心配をおかけしているかと思いますが、前向きに捉えて、次回の打上げに備えていきたいと思います。今後の打上げ時期については、多くの方との調整が必要となるため、現時点ではお知らせが難しい状況です。ロケットの打上げは、非常にたくさんの方のご協力が必要となります。数日で調整ができることではありませんので、数ヶ月単位で調整に時間を要するものとなります。次回の打上げが決まりましたら、ご連絡させていただきます。最後に、今回の打上げ実施にあたって、関係各所の皆様に多大なご協力をいただきました。特に今回、海上の安全確保での打上げ延期などがありましたが、地元の漁協には、監視船を出していただくなど、多大なるご協力をいただきましたこと、心から感謝いたします。また、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策について、警察や大樹町役場の皆様のご協力で警備パトロールを強化したことで、見学者もなく、無観客で安全に打上げを実施することができました。警察・大樹町役場の皆様におかれましても、心から感謝いたします。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。


先週7月18日(土)・19日(日)に打上げを延期し、7月25日(土)・7月26日(日)に再度打上げ実施を試みました『ねじのロケット』について、打上げ結果と延期の報告をさせていただきます。『ねじのロケット』は打上げウインドウ内の26日16:30にコンピュータによる自動シーケンスを開始いたしましたが、点火器の温度が基準値を満たさず、メインエンジン点火前にコンピュータにより自動停止いたしました。基準値を満たさなかったための設計に準じた自動停止であり、機体も健全な状態で残っておりますため、早期に原因究明を実施し時期を調整して再度打上げを目指します。なお、先週の打上げ経過につきましては、前回のファンクラブレターをご覧ください。https://community.camp-fire.jp/projects/9443/activities/185366記者会見でお伝えした内容を中心に、ご支援いただいたみなさまに経緯を報告させていただきます。▼点火器の点火が遅れた原因について先週19日に打上げを実施した際に、自動停止の原因となった点火器の着火の遅れについて、想定される原因と今回の打上げまでに行った対策についてご報告いたします。打上げ予定時刻(T-0秒)の時点で、2つある点火器内に設置された温度センサーの測定値が、両方とも基準値を超えていること(点火器に着火し、メインエンジン着火に必要な量の火炎がでている状態)が打上げの条件となりますが、19日の事象では1つの点火器の点火が遅く、時間内に規定の温度に達しなかったことから、ロケット機体のコンピュータが自動停止いたしました。(自動停止のことをアボートといいます)右側の図のように、メインエンジンの上部に2つの点火器があり、この2つの点火器から火炎がでてメインエンジンの燃料と酸化剤に着火する仕組みになっています。今回、問題があったと推定したのは、点火器にガス酸素を送る配管部分(左側の拡大図)です。配管内にはオリフィスと呼ばれるガス酸素の流量をコントロールする部品がついていて、このオリフィス部分のガスが流れる穴は針の穴程度の大きさとなっています。いくつか可能性は考えられますが、このオリフィスの部分に氷などのコンタミ(異物)が混入した可能性が考えられます。これに対して上記の通り、対策を行いました。対策としては、点火器の交換、機体内の地上の点火器ガス配管の清掃や交換などを行った他、液体酸素を流し込む際の冷却による氷のコンタミを防ぐため、配管の温度がマイナスにならないように断熱対策などを実施しました。▼26日の打上げ延期は点火器の温度上昇の不良今回の打上げは25日(土)・26日(日)の2日間の打上げウインドウを確保しておりましたが、7月25日は上空風が打上げ条件を満たさなかったために、打上げを26日に延期いたしました。また、26日の朝ウインドウについては海上の安全確保に時間を要するため、また、昼ウインドウについては氷結層の厚みが基準値を超えていたために、26日の夕方ウインドウでの打上げを目指しました。26日の夕方ウインドウでは、海上の安全確保のために時間を要しましたが、ウインドウ内の16:30に打上げ時刻を設定し、コンピュータによる自動シーケンスを開始する手順に至りました。しかし、打上げ時刻の0.2秒前に、点火器の温度上昇が確認できなかったため、メインエンジンに着火させる前にロケット機体のコンピュータが自動で停止いたしました。先週の点火器の不具合で対策をしていた点火のタイミングは正常でした。点火のタイミングは正常でしたが、温度上昇が遅く、時間内に規定の温度まで上がらなかったため、自動停止となりました。今後詳しく調査する予定ですが、現時点ではコンタミなどによって物理的にうまく燃焼できていないことや、点火器の温度を測定するセンサーの異常などが考えられます。▼今後について今回の打上げに関して、コンピュータが自動停止したことについては設計通りの動作となります。メインエンジンへの点火前に自動停止したことで、機体は健全な状態で残っています。関係各所のみなさまにはご心配をおかけしているかと思いますが、前向きに捉えて、次回の打上げに備えていきたいと思います。今後の打上げ時期については、多くの方との調整が必要となるため、現時点ではお知らせが難しい状況です。ロケットの打上げは、非常にたくさんの方のご協力が必要となります。数日で調整ができることではありませんので、数ヶ月単位で調整に時間を要するものとなります。次回の打上げが決まりましたら、ご連絡させていただきます。最後に、今回の打上げ実施にあたって、関係各所の皆様に多大なご協力をいただきました。特に今回、海上の安全確保での打上げ延期などがありましたが、地元の漁協には、監視船を出していただくなど、多大なるご協力をいただきましたこと、心から感謝いたします。また、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策について、警察や大樹町役場の皆様のご協力で警備パトロールを強化したことで、見学者もなく、無観客で安全に打上げを実施することができました。警察・大樹町役場の皆様におかれましても、心から感謝いたします。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。


7月18日(土)〜7月19日(日)に打上げ実施を試みました『ねじのロケット』について、打上げ延期の報告をさせていただきます。『ねじのロケット』は、19日16:05に打上げを実施いたしましたが、点火器の温度上昇が確認できなかったため、コンピュータの自動判断により打上げシーケンスを停止し、メインエンジンに着火する前に打上げを中止いたしました。記者会見でお伝えした内容を中心に、ご支援いただいたみなさまに経緯を報告させていただきます。<記者会見動画はこちらからご覧いただけます>https://youtu.be/qPvwDKMEkW0▼『ねじのロケット』打上げ経緯7月18日(土)11:00〜と16:05〜の打上げウインドウについては、いずれも上空風が強く天候基準を満たさなかったため、打上げを延期いたしました。19日(日)5:15〜のウインドウでは、氷結層を含む雲の厚みが基準値を超える予想のため延期し、同日11:00の打上げを目指しましたが、このウインドウについても上空風が強く打上げを延期。16:05〜のウインドウでの打上げを目指しました。19日(日)16:05〜の打上げについては天候基準を満たしており、打上げはGO判断。打上げ15分前からコンピュータによる自動シーケンスを開始。しかし、打上げ予定時刻(T=0秒)の0.2秒前に、エンジンの点火器の温度が時間内にあらかじめ設定した基準値を超えなかったために、コンピュータの自動判断によりメインエンジンに着火する前に打上げシーケンスを自動停止いたしました。打上げの安全と機体の健全性のために、機体が打上げの手順を自動で判断して停止させることを専門用語では「アボート」と言います。こちらの写真の、ロケットのエンジンの上に斜めに2本ついているのが点火器です。図で示した通り、インジェクタ(燃料と酸化剤を噴射する装置)によりエンジンの燃焼室に燃料と酸化剤を燃えやすい形で送り、点火器による炎で着火し燃えることでロケットが飛ぶ構造になっています。我々の点火器はハイブリッド点火器と呼ばれる、固形燃料(ローソクのロウ)と気体(ガス酸素)で燃える構造です。ローソクのロウを溶かしてちくわ状に加工し、その中にガス酸素を流し、点火器の点火のタイミングで点火玉に電圧をかけて種火をつくります。種火とローソク、酸素ガスが反応して炎がでる仕組みです。2本ある点火器は、両方とも点火玉への着火は確認できていますが、そのうち1本について点火器内の温度が基準を下回ったために、打上げシーケンスを中断いたしました。正確には、温度上昇はしましたが、それが遅かったという現象でした。点火器にはセンサーをつけており、どの時間にどの温度まで達しているかを計測しています。点火器の着火が遅いことは、物理的に遅かったのか、センサーの検知が遅かったのか、どちらかの可能性が考えられるますが、現時点ではどちらの要因だったのかはわかっていません。観測ロケットMOMOに関しては6回目の打上げになりますが、今回の現象ははじめてのことでした。リハーサルでは点火器は作動させない仕掛けにしているため、リハーサルでは確認する対象の項目ではありませんでした。現時点では原因は不明ですが、機体自体は残っており、点火器という原因箇所も特定できているため、早急に原因究明をして再度打上げに臨みたいと思います。次回の打上げ時期につきましてはなるべく早く、再チャレンジしたいと考えています。『ねじのロケット』の打上げを楽しみにしてくださっていた方におかれましては、大変申し訳ありません。次回打上げに、期待していただけたら幸いです。引き続き、応援をよろしくお願いいたします!!


観測ロケット「えんとつ町のプペル MOMO5号機」の6/14(日)の打上げに関して、多くの方よりご支援、応援をいただきました。本日実施した打上げについての速報をご報告いたします。「えんとつ町のプペル MOMO5号機」は指令所からの手動の緊急停止(エマスト)により計画より早く飛行を中断し、安全に海面へ落下したことを確認しました。また、下記のとおり速報にて情報をお知らせ申し上げます。1.打上げ日時・時刻 2020年6月14日(日)5:15:00  飛行中断時刻 5:16:10 2.燃焼時間:68〜70秒3.最高高度:11.5km程度 ※宇宙空間には未到達4.着水時刻:5:18:525.着水場所:射点から約4.12kmの沖合「えんとつ町のプペル MOMO5号機」は打上げ後、T+70秒(Tはターゲット時刻を表します。今回は、5:15:00です。)に機体の落下予測地点と姿勢角が基準値を超えたため、手動で緊急停止コマンドを送信し、計画よりも早く飛行を中断いたしました。そのため、最高高度は11.5kmと、宇宙空間には到達できなかったことを、お知らせいたします。▼緊急停止の原因について※はじめに、本報告については、速報値であり緊急停止の原因等については推測となりますこと、ご承知おきください。姿勢角とは、ロケットの飛行方向を決定するロケットの向きを表す数値です。「えんとつ町のプペル MOMO5号機」は、T+60秒程から徐々にこの姿勢角が振れ始め、あらかじめ決めた基準値を超え、そのため予定していた範囲の落下予測地点から外れることを地上指令所で確認いたしました。手動の緊急停止コマンドを送信し、推力を停止したロケットは、自由落下し安全な海域に着水したことを確認しております。緊急停止コマンドを送信した時刻は5時16分10秒。計画では120秒間の燃焼をする予定でしたが、70秒間の燃焼となり、結果として最高高度は11.5kmと目標高度であった宇宙空間の100kmには到達いたしませんでした。現在推定している原因として、T+36.3秒からノズルから破片が飛散していることを機体搭載カメラで確認しています。またそれ以降、ジンバルの角度に変動があったことも確認しています。現時点ではノズルに破損が起こったことで飛行に乱れが生じたと考えております。破損があったT+36秒時点では制御可能な状態でしたが、高度10km程度の最大動圧点(MaxQ)を超えたあたりから、姿勢の制御を失いはじめました。本日時点でもMaxQよりも上空は強い風が吹いていました。昨日の打上げはジェット気流が強かったことで延期しましたが、本日は基準内ではあるものの強い風が吹いている状態でした。通常飛行であればクリアできる設計ですが、ノズルの破損によって風などの外因に耐えられなかった可能性があると考えています。指令所から緊急停止のコマンドを送る判断は、いくつか基準値がありますが、ノズルの破片が直接的なコマンド送信の理由ではなく、落下予想地点と姿勢角が基準をオーバーしたことが地上から緊急停止のコマンドを送信した理由となりますので、詳細な理由について今後の調査にて究明していきたいと思います。▼多くの方から応援いただいた「みんなのロケット」「えんとつ町のプペル MOMO5号機」は、宇宙兄弟とコラボしたクラウドファンディング、またその後の新型コロナウイルスによる打上げ延期時のクラウドファンディングと、非常に多くの方から応援いただいたロケットでした。●「再び宇宙へ!みんなと宇宙兄弟のチカラでMOMO5号機を宇宙に送ろう!」●【新型コロナに負けない!】インターステラテクノロジズは宇宙開発をあきらめない!!今回は残念ながら宇宙空間に到達するというミッションは達成できず、応援いただいたみなさまにはとても申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、ノズルの破片を除いては現時点で大きなトラブルは確認しておらず、離床とT+60秒までの飛行については、とても安定していたことは大きな成果と考えております。また、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、完全無観客での打ち上げ実施を進めてきました。大樹町には、ロケット打上げを観覧する人は、ほぼきていない状態だったと確認しております。懸念されていた新型コロナウイルスが与える打上げへの影響について、我々の今回の対策の有効性が確認でき、ほっとしております。こちらも、多くの方にご協力いただいた結果でもあります。ありがとうございました。ISTではすでに次の機体の製造を進めています。「誰もが宇宙にいける未来をつくる」「宇宙をもっと身近に」というミッションのもと、ISTの事業であるロケットによる輸送業を実現するため、スピーディーな機体製造と打上げを、今後も目指していきます。引き続き、みなさんからの応援、ご支援を得ながら宇宙を目指していきたいと思います。速報ではございますが、ご報告とさせていただきます。