2020/06/14 19:07

6月13日に隔週営業となってから2度目の営業がありました。

たくさんの方々が来てくれて

「こんなに美味しいカレーは初めてだ」

「シーフードのカレーをここまで美味しいと思ったことはない」

などたくさんの嬉しい声をいただきました。

当日は極哩のサイトでもBASEを使ってやらせていただいている冷凍カレーの販売も店内でさせていただいたのですが、

雨にもかかわらず店内は満席。

冷凍も入れて111食という極哩史上1番の快挙となりました。


雨なのであまり来ないかと思いきや、前回を超える来店者数に驚きました。

これで晴れてたらどうなってたんだろう??

今回のメニューを書かせていただきます。

こだわりが少しでも伝わればと思います。

メニュー説明


⚫︎極ビーフver2.1   ¥1200

小麦粉を使うことが定番のビーフカレー。

小麦粉を使うと重たさが出てしまうので

一切使わずにグルテンフリーで作りました。

小麦粉アレルギーの方でも食べられるビーフカレーはなかなかないと思います。

前回よりも美味しく、もうこれ以上の進化が

望めないのではないかというくらいの完成度です。

フルーツもトマトも全て皮を剥き生のものをミキサーにかけて使い、缶詰類は一切使っておりません。

極ビーフは極哩の始まりとなったカレーです。

甘さと辛さがぶつかり合いながらも調和し、舌の五味全てを支配することで脳への伝達をバグらせて気がつけば食べ終わってしまっている。

かなり理想に近づいてきました。

ver2.1をお楽しみください。




⚫︎塩麹極死海カレーチキン  ¥1200

犬ですら鳥の骨は縦に割れるから刺さってしまうので食べない。

と言われておりますが

極哩の極死海カレーチキンは骨まで手でつまんで崩せるほど煮込んでおります。

鳥の旨味は骨にこそある!

骨の間の髄液には旨味がたくさん入っております。

今回は鳥の旨味にスパイスを足して死海の塩に

プラスで自家製の塩麹を混ぜて作りました。

塩麹の甘みが素材を引き立てます。



⚫︎醤油麹と味噌のクリームチーズキーマ ¥1200

こちらも自家製で2週間かけて作った醤油麹、

そして味噌を使い一度辛めに作ってからクリームチーズでマイルドにまとめました。


醤油麹、味噌、クリームチーズ

3種の発酵食品を合わせた極哩オリジナルの

キーマカレーになっております。

食材は発酵することで甘みとコクが出ます。


それらの奥深いコクにお肉の味が負けないように

8ミリの挽肉を使いました。(一般的なスーパーのものは2ミリです)

他のキーマカレーでみられる、具材としての肉は入っているのに味付けで肉そのものの味が失われているものにならないように注意して作りました。


チーズは皆さんご存知のフィラデルフィアです。

チーズがかかっているキーマは苦手だという方も食べられるくらいクセがないしチーズは溶け込んで一見チーズが入っているようには見えませんので是非食べてみてください。


発酵食品同士を使うとこういう深みが出るんだ

ということがわかってもらえると思います。


しっかりと味はついているのに噛めば噛むほどに

広がる肉の味。

味を口の中で2度3度と変化させられるようにそして発酵食品の持つ特性を計算して仕上げたので満足していただけると思います。


今のところ醤油麹と味噌とクリームチーズを使ったキーマは見たことがないので極哩でしか食べられないと言っても過言ではないと思います。



⚫︎真鯛と日高昆布出汁の北寄貝極シーフードカレー  

¥1300


真鯛の血合いを綺麗に取り除き、

生臭さを取るために一度沸騰したお湯に通してから氷水で締める。

この後に水から日高昆布と真鯛を入れて

6時間アクを取りながら作った出汁を使って

ここからやっとカレー作りをはじめるという

気の遠くなるような時間をかけて作りました。


シーフードカレーの定番と言える白ワインは一切使っておりません。和風の出汁には和でまとめて統一感を出したいと考えたからです。


北寄貝は北海道産のものを使い、

貝の一番美味しい食べ方を考えていたのですが、

北海道出身の僕が一番好きな貝の食べ方。

それはバター焼きです。


ホタテを貝殻のままガスコンロに置き、

火にかけて口が開いたら

バターを入れて醤油を少し垂らす。

焦げた醤油と磯の香りがふわりと漂う貝をアツアツのうちに食べる。


これは若い頃に家でよく食べたものの中で北海道を離れてから「あれって贅沢だったんだなぁ」

という記憶をカレーで再現できないかと思い、

油にスパイスを入れてテンパリングしてから玉ねぎを強火で飴色になるまで炒める!


というやり方ではなく


ものすごい弱火でバターと共に6時間くらいをかけて玉ねぎを煮るというやり方でルーを作りました。

極哩がはじめて本気で挑むシーフードを

堪能してください。


付け合わせについては

今回はカレーにもふんだんに使っている、


⚫︎淡路島産のブランド玉ねぎのソテー

(玉ねぎの違いを知って欲しいので、一切味付けをせずに焼いたものになります。玉ねぎ本来の持つ甘さをご堪能ください。なんなら生でまるかじりできるくらいのものです。)


⚫︎高知県産の揚げ子ナス


⚫︎北海道音更町の竹内養鶏場から取り寄せた、

米だけを食べて育った【米艶】の黄身


(こちらは色が白い卵の黄身なのですが、

千葉県産や他の地域の白い黄身の卵の中でも食べ比べたらダントツに甘くて美味しい卵です。)


⚫︎愛知県産のヤングコーン

5/30日にも出したのですが、

これは是非みんなに食べてもらいたいと思います。ヤングコーンのヒゲも皮も食べられますのでで缶詰しか食べたことない方は是非食べてみてください。


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こちらが今回作ったメニューでした。

次回は6/27日(土)の営業となります。


また終わり次第活動報告をさせていただきます。

ご支援いただいている方本当にありがとうございます。

camp fireをご覧になった方で支援しようか悩んでいる方、一度食べてみたいと思っている方は隔週の営業となりますが是非来てみてください。


人生で一番うまいカレーが極哩にはあります。