追記2:
このプロジェクトの趣旨と不足事項の詳細を追記いたしました。一度ご覧になった方も改めてご一読くださると幸いです。ひとつひとつの問題を解決することで見えてくる未来があるはずです。
追記:
現場の現状を、文章だけでお伝えすることは大変難しく、そのため画像を多めに配置しています。視覚的に私たちの軌跡のご理解に繋がればと思います。宜しくお願いいたします。
まず先に、今まで私たちを助けてくれていた現地メンバーの存在についてをご紹介します。このプロジェクトの立ち上げ自体は私たち2名が主体ですが、実は影で支えてくれている大切な現地スタッフの存在があります(※ これから募る活動メンバーとは異なります。)
彼らはソーシャルビジネス体験舎を実際に建てる現場のヘルプであり現場を作るスペシャリストでもあります。井戸を掘る。ブロック塀を作る。壁を塗る。屋根に藁を敷く等。これら手作業は彼らなしにはなされませんでした。これは決して私たち2名でできることではありません。現場をここまで作り上げてこられたのは彼らのおかげです。私たちは彼らを雇用し、一から一緒に現場を作ってきました。私たちの仲間です。現在、資金不足から全てが中断しているため、彼らには自宅待機をしてもらっている状態です。このプロジェクトが抱える問題は、私たちだけの問題ではありません。彼らの雇用にも関わるため、なんとか存続させたいのです。現在私たちは15名程度の現地仲間たちを抱えています。彼らを守る私たちの責任は大きく、このまま簡単にこのプロジェクトを終わらせるわけにはいきません。この大切な仲間たちのためにも、私たちはこの場を借りてこのプロジェクトを立ち上げました。このクラウドファンディングが終わっても引き続き彼らとは現場を作っていくことになります。現地では馬等の動物たちの世話も抱えています。ここまで来るとあまりにも問題が山積みすぎて問題を一つには絞りきれなくなりました。そんな私たちをこの苦境から助けだしていただけませんか?
ソーシャルビジネス体験舎(別名:permaculture laboratory)
私たちは「ソーシャルビジネス + パーマカルチャー」をコンセプトとし、自然に寄り添う暮らしにより社会還元をしていく取り組みを、環境保護プロジェクトとして位置付けしています。
西アフリカ:セネガル共和国を拠点に、環境系の社会課題を解決することに関心のあるメンバーが集い実行する仕組みを作る場です。
ソーシャルビジネス体験舎で運営する環境保護プロジェクトで得る収益金は、社会還元のための活動資金に運用されます。
『ソーシャルビジネス体験舎におけるプロジェクトの趣旨は社会還元を軸とした環境保護活動です。』
行動することに意義がある。
がモットーです。
@ 西アフリカ セネガル
はじめに
みなさま、はじめまして。この度、 ソーシャルビジネス体験舎(別名:permaculture laboratory)というNGO団体の立ち上げに向けて小さな環境保護プロジェクトを始めることとなりました。数あるプロジェクトのなかから、私たちの小規模プロジェクトに目を留めていただき誠にありがとうございます。私はプロジェクトオーナーのトキタと申します。この度、コロナ渦の影響で全てが中断している現地のこのプロジェクトを、なんとか形として建て直したいとの思いで、このクラウドファンディングでみなさまの応援を募る運びとなりました。
プロジェクトの立ち上げ人は、私とパートナーの2名です。ソーシャルビジネス体験舎自体は、これから本格始動する前準備段階として、このクラウドファンディングを始める以前2019年から、私たち自身の環境保護プロジェクトとして現地で既に始動していたものです。まだ途中段階のため、現況は正式な団体として公にはしていません。しかし、新型コロナの影響で、現在は全てが中断し、運営そのものの先行きが見えない事態に陥っています。(※ 詳しいストーリーは下方、「プロジェクト立ち上げの背景や経緯」や「過去の活動や体験」に記載しています。)
私自身は、2009年から二年間セネガルで国際協力事業に従事し、農村を自力発展させるプロジェクトのフォローアップという形で国際援助に携わっていました。それは今の活動に繋がる原動力となったきっかけでもあります。当時私は、大規模な国の事業のもとで支援するという活動をしていましたが、私たちが立ち上げた小規模なプロジェクトと少し重なる共通点があります。それは、現地に根付いた活動を柱としていることです。当時からそれは変わらず今もその信念で動いています。その後も私は、何度もセネガルへ足を運び、ソーシャルビジネスとしての可能性や、今、現に起こっている社会課題の解決策について、独自で調査することをしてきました。
私のパートナーは、Mor(モール)と言います。セネガル人の夫でありソーシャルビジネス体験舎の代表でもあります。この度、私は彼の意思を引き継いで同意を得て(画像掲載も含め)、このクラウドファンディングのプロジェクト立ち上げに踏み切りました。現在、パートナーはひとり現地で現場を守っています。犬一匹と子馬一頭とアヒルのツガイを世話しながら、新型コロナのリスク下で奮闘しています。自然や環境に人一倍関心が強い熱い男です。
私は現在、新型コロナの影響で身動きができず、日本で今できることを今後の活動再開に向けて準備を進めているところです。セネガルに長く住み、多くのセネガル人と関わってきた経験が、セネガルへの熱い思いに拍車をかけ、私にとってセネガルとは何かと切っても切れない縁となりました。
そんなセネガルでこれまで私たちは、セネガルの小さな村を拠点に、パーマカルチャー暮らしを基にした環境保護活動をソーシャルビジネスにより社会還元する取り組みとコラボし、いわゆる環境保護プロジェクトを立ち上げるべく準備を着々と進めてきました。
このプロジェクトで実現したいこと
持続可能な未来を守る
みなさんはアフリカと聞いて、どんなイメージを想像されますか?
貧困、飢餓、紛争・・・テーマがあまり身近ではなくよい印象は持たれないかもしれません。ましてセネガルという国など聞いたこともないし、全く想像がつかない未知の国として捉えられてしまいそうですね。
しかし、数あるアフリカのなかの一国セネガルだけを見ると、西の先進国とも言われる中規模なこの国では目を向けざるおえない社会問題が、特に環境問題については、今すぐにでも取り組まなければ手遅れになるとも言われる社会課題が山積みなのです。
環境問題は今やセネガルだけに限った話ではありません。
世界の、そして地球の問題です。
ですが、たとえ地球上の国々のなかの一国における日本から遠く離れたセネガルで起こすアクションであっても、少なからず環境を保護する観点で見るとその影響は未来に好転していくはずです。
そう信じて私たちは、小さなNGO団体を正式に立ち上げ持続可能な未来を守る環境保護プロジェクトを結果として形にしたいと決めました。
とはいっても、やはり聞き慣れない国の現状を文章だけでみなさまにお伝えすることは至難の技です。そのような状況のなかで、みなさまからの賛同を得るためには、やはりここはひとつ大きなハードルを乗り越えなければなりません。これまでの経過を辿ると、別の形でのプロジェクトとしてこのクラウドファンディングを立ち上げざるおえない苦渋の決断となりました。
そして私たちは既に動き出しています。
ひとつめ:
ソーシャルビジネス体験舎は環境保護プロジェクトを柱としたNGO団体として正式な立ち上げを目指しています。
環境破壊は待ってはくれません。
日々、私たちが知らないどこかで急速に地球の破壊は加速しています。
しかし今私たちにできることは、ひとりひとりの手で地球を守り安心した未来を手に入れることではないでしょうか?
世界が急変してしまった今、ひとりひとりが安心して生きる社会を、みんなで未来に繋ぐことを改めて再認識されるべき時代のように思います。そんな未来における私たちの暮らしの危機は、私たちひとりひとりの手により必ず変えられるはずです。
セネガル人は環境保護に対する自意識が高く、私はこれまで数多くの彼らの自発的な環境保護活動を目にしてきました。海岸清掃や、植林、節水農業・・・等。彼らのこのような活動を目の当たりにしたことをきっかけに、「今やるべきこと」「今できること」の私のやる気に火が付きました。
私たちの共通点はただひとつ。
未来を守りたい。
ただそれだけです。
刻一刻と地球の破壊は加速しています。
安心できる日常をとり戻したい。
そんなセネガル人の熱い思いが私の心を動かしてくれたのかもしれません。
二つ目:
アフリカでの安全な活動のために不可欠な安心を手に入れることです。
現況として、形としてアクションを起こすために進めてきた準備及び運営の全てが途中段階で中断しています。資金不足のため舎の建築も中断。セキュリティ面はゼロです。今は、その未完成部分の塀は藁で代用している状況です。
自然と共存した場を作るなら、
塀も藁でOKでは?
と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かにそうなんです。私も当初はコスパから見ても、圧倒的に藁の塀がエコで経済的と思っていました。パートナーの「塀はブロックで!」の提案を押しのけて、私は「低コストの藁で塀を!」を、強く主張しました。しかし後になって、パートナーの主張を聞いてからは納得です。確かに、田舎はそれほど治安は悪くはありません。日本も、ここセネガルでもそれは同じです。しかしやはり、都会であれ田舎であれセキュリティ対策は世界共通です。田舎だからと油断はできません。セネガルの田舎は日本の田舎とは比になりません。強盗や動物から身を守ることが先決となります。「不法侵入者を防げ!」をスローガンに。
身の安全が第一ですが、同様に不可欠な安全な水もまだ確保できていません。井戸は掘りました。生活用水以外の菜園用や動物への水として利用する井戸水(飲用不可)はあります。しかし健康を守るためには水道局による水のインフラの整備が必要です。なぜならアフリカではあらゆる感染症対策として細心の注意が不可欠だからです。
三つ目:
雇用を守ることです。
これは私たちだけの問題ではありません。ひとつめと二つ目の事項が解決できることで成り立ちます。このプロジェクトに関わる仲間全員のためでもあります。そしてこれは安全に彼らの雇用を守ることを意味します。
ソーシャルビジネス体験舎は、現地に根付いたローカルなNGO団体を目指しています。
私たちが起こすアクションにより、環境がカイゼンし未来の暮らしを守ることに繋がればと思います。
私たちの活動をより多くのみなさまにお届けできますように。
環境保護プロジェクトにおけるプログラム例
ソーシャルビジネス課題 →
その1:植林
マングローブを守るため、特に減少が著しいデルタ地帯での取り組みです。育てやすいモリンガも候補としています。
その2:ソーラー生活のススメ
エネルギーの削減。電力を生み出す狙いでセネガルでソーラーを普及させる活動です。
その3:海岸のクリーンアップ活動
地域を巻き込み持続的に海岸をクリーンアップする活動です。海岸地域の汚染はここセネガルでも深刻な社会問題です。
ひとまずこの三本柱ですが、直視すべき社会課題はここセネガルでも山積みです。
私たちが目標とする地点は環境保護だけにとどまらず、ひとりひとりの環境に対する意識の改善です。
そこに到達する以前に、現地では様々な問題が深刻化し、私たちはこのクラウドファンディングにてプロジェクトを立ち上げざるおえない運びとなりました。
企画内容と目的
しかし、右往左往し準備を進めてきた一方で、プロジェクト型の取り組みには既に限界を感じています。
私たちの活動の結果を、地球環境がカイゼンされる未来へと形を残すために。
単発的或いは個人の一時的な活動を、持続的な方向へ推進を図るだけではなく、自分たちの確かな未来を守りつつ持続可能なアクションを未来に繋ぐ橋渡しをしたいそんな思いから、まずは小さな環境保護プロジェクトとして、将来的に正式なNGO団体を立ち上げるために行動を始めることとなったのです。
環境保護活動の形態は、住み込み型やフリー参加型など自由です。参加者同士が集い環境系のソーシャルビジネス課題の解決に向けた活動をしていきます。環境に対する意識を社会に広め、ひとりひとりの意識を変えていく啓発活動の一環です。
現況は準備段階であり、正直なところ、このような形となって見えてくるかはわかりません。ですが、今は形が見えないからこそチャレンジです。
「形のないものを形に」するため、先が見えないからこそ、これからの社会課題についてみなさんと考えていけますと幸いです。
プロジェクト立ち上げの背景や経緯
まずは拠点作りを!と、思い立ち、早くも一年半が経過しました。2019年の年明け当時、私たちは何を思ったのかセネガルのとある村に土地を購入しました。グーグルマップにも出てこないような、Sydibougou(シディブグ)と言う小さな小さな村です。この何もない更地に、一から基地となる拠点を作って何かソーシャルビジネスができたらと考えたことが最初の始まりです。
電力も水もないテント暮らしからの過酷なスタートです。
ソーシャルビジネスにおける社会問題については、ここセネガルでも課題は山積みであることにまず私たちは目を付けました。
そこで、
・活動拠点を作る
・自然と共存
・社会還元
総合して、
・NGO団体の立ち上げ
・環境保護プロジェクト
これを形にすること。
そんな場作りを、持続可能な未来を作ることを、当時は漠然と考えていました。
過去の活動や体験
新型コロナの影響でセネガル人パートナーの収入源はゼロ。私も資金の捻出に四苦八苦しています。この一年半で事態は急変。全てが中断です。コロナ渦に巻き込まれ、今は資金面に動物たちの世話に仲間たちの雇用問題にと首が回らない状態です。
現在までに、
・ブロック塀が半分(コの字型の状態で中断)
・井戸の設置
・貯水槽の設置
・事務所部屋の一棟
・小さな植林や畑
私たちは活動するための「拠点作り」も「活動の一環」としてとらえています。「安心で安全な環境」に身を置くことが、結果として成果としての活動の大前提と考えるからです。そしてそれは安心な雇用の維持にも繋がります。
小さな菜園や、小さな木を植える等、まだまだ活動とは言えない小さな活動をしてきました。
安全な水を確保するために、飲料水は日常的に近所から買わなければならない状況です。
これからが雨季本番。雨水や井戸水を用途別に使い分けていますが、これだけではやっていけません。水だけは無理です。
過酷な環境の下、節約しつつも全ては手探り状態です。全てが中断している今、ソーシャルビジネス体験舎(permaculture laboratory)は、宙に浮いた状況です。
集めた支援金の用途や内訳
ご支援くださった資金は主に以下の用途で使用します。
『NGO団体としての立ち上げ準備』
『安心と安全のため』
『雇用を守ること』
これは発展途上国の村での挑戦です。しかし、かかるものはそれなりにかかるということが後から徐々にわかってきました。
約30万円:
・塀の再建と水のインフラを整備。
約30万円:
・NGO団体の立ち上げ資金
・雇用のための補完的資金
・掲載手数料14%も含みます。
リターンについて
リターンは、目標金額に満たない場合でも確実にみなさまの元へお届けすることをお約束します。
リターンの商品説明
リターンに掲載している商品は、私たちがデザインしたものを現地の仕立人とコラボして作り上げた独自のオリジナル商品です。フェアトレード品でもあります。(画像の詳細はリターンをご覧ください。)デニム生地とアフリカ布のコラボ商品とも言えます。このパンチの効いた商品。日本人受けしそうでしょうか?それは私たちにもわかりません。なかなかチャンスがありませんでしたので、この場で初のお披露目です!
補足:
舎の代表をつとめるMorの本職はアーティストです。彼が起こすアクションについてもソーシャルビジネス活動に繋げていくというものです。これまで、リターン品に掲載しているような商品デザインの他、油絵、布を染める活動(染色指導)等、作り手としてのアーティスト活動をしてきました。これらの活動も、今後のプログラムに取り入れる計画です。例えば、染色ワークショップを開催し、染色の技術指導をし、染めた布を商品化する企画です。彼の活動で得た収益金もソーシャルビジネス体験舎の運営費に活用します。そんな彼の活動への応援もぜひ宜しくお願いします!
実施スケジュール
雨季明けの9月以降から少しずつ再開できたらと思います。
・残り半分のブロック塀の再建 。
・平行して水のインフラを整備。
・NGO団体としての立ち上げ準備。
・雇用と活動の再開。
現場は全てが手作業です。
一緒にがんばる私たちの仲間の存在は決して無視できません。彼らの雇用を守るためにもぜひ宜しくお願いいたします。
最後に
ここまで最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。この場で、私たちのプロジェクトがみなさまの目に触れる機会が持てたことだけでも感謝です。
現場は混乱の渦です。今まさに八方塞がりといった状況です。正直なところ、ないないづくしのなか心折れそうです。
存続させたい。
ただそれだけです。
最後にみなさまへお願いです。この機会にぜひ私たちへみなさまの暖かい手を差し伸べていただけませんか?
プロジェクトが成功した暁には、定期的に活動の発信をさせていただきます。
※募集方式
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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