はじめに・ご挨拶
初めまして
初めまして、キジ猫のきなこ(7ヶ月、オス)の飼い主の塚原と申します。九州の片田舎で一人と一匹仲良く暮らしています。
きなこは生後4ヶ月の今年2月に動物愛護団体から引き取ってきた猫です。いつ会いに行っても他の猫ちゃんと寝てたきなこ(笑)第一印象はまずそれでした。初めて抱っこ出来た時、私に怯えたり威嚇することもなく気持ちよさそうに抱っこさせてくれたのをとてもよく覚えています。
抱っこして降ろそうとすると「まだ抱っこしてー」と言わんばかりに鳴いてすり寄ってきました。いついっても警戒心がなかったきなこ。猫を初めて飼う私にとってそんなきなこはとても愛らしく、この子を飼ってみたい!そう直感で思いました。それから程なくして塚原家の一員になりました。きなこの名前の由来はキジ柄の色とお餅などに使われるあの甘いきな粉のように、周りのみんなにたくさんの幸せを与えてほしいと願って名付けています。
▲発症前のきなこ
このプロジェクトで実現したいこと
きなこの発症
4月半ば頃、きなこのお腹が少しポコっと出ている気がして、触ってみると食べすぎたときのようにお腹がパンパンに張っていました。えーもしかしてもう肥満?!そう思いました。でもお腹のポッコリは日に日に大きくなり、食べる量は変わらない(むしろ減ってきてる)のになぜ??しかも、寝てばかりで元気もなくなってきている。コレは何かおかしい…と思い地元の動物病院を受診しました。4月30日のことです。症状を話して触診を受けた後、先生から猫伝染型腹膜炎(FIP)の疑いがあると説明がありました。お腹が膨らんでいるなと感じていたのは、この病気のウェットタイプの特徴である炎症を起こして溜まってきた腹水が原因でした。この病はコロナウイルスが原因で発症し、恐ろしいことに猫の致死率ほぼ100%と言われている難病です。(人間には感染しません。人間界で流行っているココロナウイルスとはまた別物です。)きなこの場合も、もってあとひと月でしょうと先生から余命宣告を受けてしまいました。家に来て2ヶ月、まだこの世に産まれて半年しか生きていないきなこにとってあまりに辛い病の発症となりました。
病院の先生からはどんなに大きな病院に行っても治らないと言われ、日々弱っていくきなこをただ見ていることしかできない。実は可能性があるんではないか?そうでないとこのままきなこは‥。本当に‥。考えるのはこのことばかりでした。インターネットで色々調べるうちに、何とこの腹膜炎(FIP)を寛解出来る可能性があるお薬があるという情報にたどり着きました。不治の病ではないの??寛解できるの??調べるとそのお薬は日本では認可外のmutian(ムティアン)というもので、mutianの協力病院は日本にたった6箇所の病院だけとのこと。九州からは一番近くて広島にある病院でした。すぐに広島の病院に問い合わせると、GW中にも関わらず今から来てもらって大丈夫ですと先生から言っていただき、きなこと車に飛び乗り広島へ!!※猫の通院の為越県しています。不快に思われた方、申し訳ございません。
広島の病院では、問診、触診、血液検査及び遺伝子検査(※遺伝子検査結果は二週間待ち)をしていただき、遺伝子検査結果をもって確定診断になるが、現時点ではFIPの可能性が高いとの診断でした。早速その日からきなこのmutian投薬が始まりました。5月3日、最初の病院受診から3日目のことです。
▲広島の病院で受けた血液検査と腹膜炎(FIP)診断結果
現在、mutianを飲み始めて約3週間、お腹のポッコリは日に日に小さくなり、寝てばかりだったのに今では家の中を走り回り、もってひと月と言われたきなこは元気に生きています。ウイルスと闘いながら懸命に生きようとしています。腹水が溜まり、猫なのに猫背が出来ずにいたきなこ。お腹が膨れて毛繕い出来ず辛そうにしていたきなこが夢のようでなりません。きなこは広島の先生とmutianのお陰で命を救われました。
しかしこのmutianは残念ながら日本で認可外ということもあり、高額な料金が発生してきます。そしてmutianのルール、必ず84日間欠かさず毎日同じ時間に投薬しなければいけません。きなこの場合ウェットタイプの腹膜炎(FIP)で早期発見ということもあり、投薬量が少ない方なのですがそれでも1日のお薬代が9240円発生してきます。また体重増加と比例して投薬する薬も増えるため、84日間の投薬治療を終えるまでに最低でも776,160円が発生してくることになります。
自分で飼いたいと思い飼い始めた猫です。それで不快な思いをされた方、本当に申し訳ありません。きなこにもっと生きてほしい、その一心で皆様にご協力を頂きたいと思いました。皆様のお心遣いはすべてmutianのお薬代にさせて頂きます。どうぞ皆様、宜しくお願い致します。
1日9240円×84日=776,160円!
これがまず目標です!
プロジェクトをやろうと思った理由
救える命がある!
一番は愛猫きなこを救いたい!という想いです。もっと生きてほしい!しかし昨今の新型コロナウイルスの影響で私自身収入が減り、 ボーナスカットも決まりました。自分で決めて飼い始めた猫ですがどうしても救いたい!救える可能性があるのならすがりたい!皆様の支援を頂き、mutianの投薬治療を最後までさせたいと思ったことが1番の理由です。また、プロジェクトを通してまだあまり認知されていないこの病を愛猫家の方々に知ってもらいたいということもあります。症状の一つ、腹水はこんなに溜まりました。
▲発症後のきなこ
これまでの活動
現在投薬治療継続中
愛猫きなこは今投薬治療中真っ只中です。中々お薬だけでは飲まないので投薬には「ちゅーる」を薄くコーティングするように飲ませています。驚くことに投薬して2日目で熱が40度超えていた熱が平熱の38度台まで下がりました!そして現在はあれだけ出ていたお腹の腹水が何とほとんどなくなりました!今はキレイな猫背が出来ています!現在は21日目を終えた所で、投薬2週間目の血液検査の結果を待っているところです。
▲投薬後のきなこ
資金の使い道
体重により処方する薬の量が変わる?!
現在のきなこの体重が2.9kgです。それに対しての薬の処方量が350mgになり、その量のお薬代が9240円です。84日間処方期間があるので、
9240円×84日=776,160円になります。
それに加えて成長過程での体重増加を見越し、処方量が4kg分に追加したと仮定すると
3600円×50日=180,000円となります。
776,160円+180,000円=956,160円
目標金額はリターンを含めた金額です。
全額お薬代にさせて頂きたいと思います。
リターンについて
心を込めて‥
①きなこオリジナル缶バッジ 1入 1,000円
②きなこオリジナルコースター 2枚入
3,000円
③きなこオリジナル缶バッジ 5個セット
4,000円
④きなこオリジナルTシャツ 6,000円
⑤きなこオリジナルマグカップ 10,000円
全て私の友人が丁寧に心を込めて描いてくれたきなこオリジナルのグッズです。リターンの項目に詳しく写真を載せております。
また支援者様限定の検査結果報告書、支援者様からの資金を流用していないことを証明する為の資金の活動結果報告書も同封します。
実施スケジュール
きなこ、頑張るぞ!
20/5/3 mutian投薬開始
20/5/17 投薬開始2週間目の血液検査実施
20/6/14 投薬開始6週間目の血液検査実施
20/7/12 投薬開始10週間目の血液検査実施
20/7/26 84日間の投薬治療終了
随時血液検査の報告、きなこの様子をご報告していきたいと思います。
最後に
きなこは諦めない!
この猫伝染型腹膜炎は不治の病です。治ることはありませんが、寛解することで元気になることはできます。またこの薬は日本で使われだしたのが何と1年前からだそうです。きっと今まで泣く泣く諦めてしまった飼い主様も多いのではないでしょうか?
そんな方達のためにも私は発信していきたい、伝えたい!こんな方法がありますよといろんな方に知って欲しい!そう切に思います。
そしてきなこ。きなこは暴れん坊で甘えん坊で寂しがりやです。だけど名前の通り私に幸せを沢山与えてくれています。だけどまだ子猫で知らないことが沢山あります。きなこは夏を知りません。虫がいて梅雨があること、風が吹いたら心地よく夏はとても暑いこと。様々なことをきなこは知りません。全てをきなこに感じてほしいし、見てほしい。そして何よりも生きてほしい!!心からそう願います。
皆様からのご協力、どうぞ宜しくお願い致します!長い長文最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
募集方法は主にSNSを通して告知をします。媒体もオンラインや地元のコミニュティを使い、幅広く告知をします。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に届かない場合も最後まで計画を実行して、支援者の方々へリターンを実行します。
最新の活動報告
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2020/11/02 20:19こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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