はじめに・ご挨拶
有限会社オクノ/DPYC代表をさせて頂いております奥野と申します。この度はご覧頂きありがとうございます。私はこれまでSONPUB(サンパブ)という名義で東京を拠点に音楽アーティスト及び音楽プロデューサーとして2000年代初頭より活動して参りました(現在も活動中)。
この事業を立ち上げる以前から近年の急速な時代の変化と共に移り変わる価値観や自分にとっての成功の定義が大きく変わり始めた事に気づきました。それに伴い自分の音楽スタイル/人生/生活を真剣に見直し、これからの時代にどう生きるか、人のため未来のためにできる事を模索しました。
自分なりの答えとして、情報・利益・結果に囚われず自分が本当にやりたいコト、本当に優れていると思うモノを、尊敬できる仲間と取り組み、成長や幸福を感じると同時に人々に喜びを与える音楽活動=生き甲斐だと確信しました。そしてそれらは綺麗事ではなく現実的に活動と生活を両立させ相乗効果を作るためのライフワークとして立ち上げたプロジェクト、それがDPYCです。
《About DPYC》
Dondada Phoenix Yacht Clubの略。
DPYCではフランスのナンバー1ブランド「LAGOON」のカタマランヨット・セーリングクルーザーを使用したシェアサービス・レンタルヨット事業を通して皆様にこれまでに無かった非日常的なクルージングの楽しさと魅力を提供する事を目指しております。
家族や友人など大切な方との時間を過ごすための遊び場として。
また社交の場としてなど法人での使用にも最適です。
船舶について
方式:LAGOON 400 S2(カタマランヨット・セーリングクルーザー)
船名: Dondada Phoenix(ダンダダ・フェニックス / 第235-50552 号)
原産国:フランス(2013年製造)
旅客定員数(船員は除く):12名
運営会社:有限会社オクノ/DPYC(本社所在地は東京)
対応エリア:横浜周辺
*運送をする内航不定期航路事業届出済み / 国土交通省 関東運輸局 海旅第497号
《ホームページ》
http://www.dp-yc.com
《インスタグラム》
https://www.instagram.com/dp.yc/
イメージは「音楽 feat. ヨット」から始まった
何故ヨット?とよく聞かれます。ヨット好きな父の影響もあって歳を増す毎に憧れが増し「いつか音楽をしながらヨットに乗り、並行してそれを使った事業もやりたい」という夢を持つようになりました。言わば「音楽 feat. ヨット」的なイメージから始まりました。
その構想は2013年にリリースした全10曲を10通りの船に見立てたコンセプトアルバム「Mother Ship」の制作時期から開始しており、リード曲「Dondada (feat. Atsushi Horie)」のミュージックビデオでは実際にこのヨットを使用しております。
ヨットを好きになった(本当の)理由1
「高級ヨットでパーティ」というラグジュアリーなイメージをうたっていますが、正直そこが1番の魅力ポイントではありません(寧ろギラギラ系は苦手です)。今回のプロジェクトの私の本当の目的、それはクルージングカルチャーの醍醐味を伝えたいという事です。
この手の世界は未だに船は金持ちの道楽という固定概念が強い世の印象ですが、シェアすればそんな事ないんです。本当は意外と身近なはずなのにこんな素晴らしい遊び方をあまり知らない日本(日本の土地柄も理由)はもったいないと思っていました。故郷である岡山県の瀬戸内海で育った私は地元の旅客船の船長をしていた祖父やヨット好きだった父の影響もあって幼少期のころから船遊びに馴染みがありました。子供の頃は正直そこまで船好きでは無かったのですが(笑)、大人になり音楽イベントを船上で行うパーティを体験し海の上で誰にも邪魔されない非現実的な空間に仲間が集い音楽で一つになるという素晴らしさは万人に伝わる豊かな楽しみ方だと確信しました。スペシャルな楽しみを分かち合うことにより人と人の絆を強くしていると思いました。それが醍醐味でもありヨットを好きになった理由の1つです。
理由2:人生や音楽にも精通する「シーマンシップ」という哲学
ヨット?クルーザー?カタマラン?違いがよく分からない。という方多いと思います。ウチのはカタマラン型(双胴船)のセーリンク可能なヨット(帆船)兼クルーザー(エンジン付きの動力船)という良いとこ取りの船なんですが、カタマラン型の特徴は安定感があり揺れにくいことから比較的船酔いしにくいというメリットがあります。クルーザーとヨットの大きな違いはセーリング出来るかどうか(風が使えるかどうか)。クルーザーは沖でガソリンがなくなったり故障すれば遭難してしまいますが、ヨットはエンジンが故障しても先の天候を読み上手く風を使う技術と経験があれば、例え向かい風が来ても目的地に向かって前進出来る。これは人生や音楽にも例える事が出来ると思います。それらは知性・マナー・配慮・思いやり・チームワークを重んじるというシーマンシップ(Sea Man Ship)という哲学からきている内容で私も強く共感しました。これもヨットを好きになった理由の1つです。
これまでのDPYCの活動と信念
魅力的な顧客事業サービス且つ音楽やクリエイションとも相乗効果を生む様なプロジェクト構想・準備を2013年から進め、2018年より貸しヨット事業「DPYC」を立ち上げに至りました。
主な事業内容はヨットシェアリング(年間契約)、貸切チャーター(クルージングや撮影など)となります。体制は基本的に私と信頼の置ける少数のスタッフのみで行なっております。
価値や喜びを追求・提供し信念を持って活動・クリエイトするという点ではDPYCも音楽と同じであり、一切手を抜きません。
これまでに様々な企業、ファッション媒体、出版社、アーティスト、ファッションモデル、ユーチューバー様などにもご利用頂いております。以下は撮影実績の一例になります。
奮闘・七転八倒
一見華やかに見える仕事かもかもしれません(カッコよく見せるお仕事でもあるので)。でも現実はそう甘くなく、前例が無い事業の上に、初の会社経営。かたや音楽活動の方もあるのでバランスを取るのに必死でした。日本の音楽業界とは全く異なる旅客船業界を相手にトライアンドエラーを繰り返しました。やれる事は何でもトライしました。
しかし誰もやってない事・自分にしかできない事を実現させるという志はあるも今回は思ったよりもハードルが高く運営も難航し、仲間を招待する機会も設けにくく葛藤に悩まされたのは事実です。
又、2019年の大型台風では多大な損害が発生しました。そんななか専門知識のある父やスタッフに助けられながら一つ一つ問題解決に取り組み前進させてきました。今考えれば主に音楽の世界で生きてきた自分にとって新たな社会洗礼のおかげで随分成長させてもらった気がします。
そして「来年は厳しいかもしれない」という思いが過っていた2年目の後期、蒔いていた種から協力者が少しづつ現れ始め奇跡的に窮地を脱することが出来、当初の目標であった2020年のオリンピックイヤーでの本格展開に向けて3年目の事業続行が決まり、意気込んでいました。
そんな矢先、新型コロナのパンデミックが起きました。
クラウドファンディングをやろうと思った理由
DPYCプロジェクトは今年2020年に焦点を合わせ、長年に渡り準備をしてきました。大げさに聞こえるかもですが自分にとっては人生をかけたプロジェクトの1つ。その理由は単に維持費の負担が大きいという理由だけでなく、新型ヨットサービスを通して新たなクリエイションやエンターテイメントの表現の場にもしたいという壮大な目標があります。そんな中まさかの新型コロナウイルスによる影響で大半の仕事がストップし深刻な経営難となっており、このままでは来年の継続が危ぶまれている状況です。
何とか乗り越えたい。
計画した事がまだ途中段階な上、表現したかった事も実現出来てない。事業開始の報告が出来てない知人も多い。もっと多くの人々に知ってもらいたい。そして人々にヨットの魅力を伝えたい。
そんな気持ちの一心で今回打開策の一つであるクラウドファンディングの立ち上げに至りました。
今回のプロジェクトで実現させること
2020年夏(7月〜9月)の「期間限定スペシャルプラン」を横浜みなとみらいぷかり桟橋を拠点にて貸切クルージングを展開。1日1組限定、ファミリー用と12名用の2種類を用意し、海上、屋外というコロナ禍でも安心条件の下、ラグーン社製の最高級カタマランヨット・クルーザーに乗ってご家族やお仲間と開放的なクルージングバカンスを提供します。追加オプションで船上BBQ(持ち込み)などのサービスも今回新たに導入します。また今回の為に特別に準備中となります実力派アーティスト・DJ達による様々なDJミックス/プレイリストがパーティの空気をより鮮やかに彩ることでしょう。
また、2021年用の【超早割チケット】も各種ご用意しました。
「ヨットで聴きたい音楽プレイリスト」にご協力頂いたアーティスト・DJ
田中知之(FPM)、Fumiya (Rip Slyme)、ホリエアツシ(STRAIGHTENER / ENT)、The BK Sound (湘南乃風DJ / Monster Rion)、DJ Souljah、Erie、GUCCIMAZE、Nabewalks(prpr/YENTOWN)、ZUKIE and more
船長はもちろん
私(SONPUB)が担当させて頂きます。
2018年、丸8日かけて岡山から横浜に乗ってきました(気合でしたw)。
僭越ながら、ヨットではハンドル(舵)を回します。
(*2021年以降は場合によって別スタッフが担当させて頂きます)
FUTURE
今後も横浜で存続ができれば、以前から構想中であるこのヨットを使用したクリエイティブな音楽・エンターテイメント表現を様々なアーティスト・クリエイターさん達と一緒に実現したく思っています。(現在絶賛製作中)
新型コロナ対策の取り組み
当社の感染防止策として徹底した清掃・除菌など衛生面への取り組みを行なっており、スタッフの通勤も自宅から直接車でヨット係留所に移動しております。
《DPYCの魅力ポイントまとめ》
◯ 1組(12名まで)、海上、屋外という条件。この時期でも安心。
このコロナ禍に適した「プライベートクルージング」という開放的かつ非現実的な空間。
◯ 横浜みなとみらい周辺という利便性の良さ(ぷかり桟橋周辺は交通の便も抜群に◯)。
◯ カタマランヨットの珍しさ・格好良さ・美しさ・快適さ・機能性。SNS映えもバッチリです!
通常は南国などに多いとされるカタマランヨットの最高ブランド「LAGOON」が横浜で使用できるのは極めて珍しいです。
◯ リーズナブルな価格(関東相場比較)。
最高級ブランド「LAGOON」のカタマランヨットクルーザーが横浜という好立地且つ貸切でこの価格は類を見ない価格設定となります。
◯ クリエイティブな音楽アーティスト・DJによる音楽MIX・プレイリストが無料で聴けます。
◯ カタマラン(双胴船)特有の安定感(船揺れの少なさ)。
◯ 持ち込みBBQ可能になりました(電気ホットプレートのみ)。
資金の使い道
集まった売り上げは今後の事業資金・船舶維持費に当てさせて頂きます。
例年の年間事業資金は約6〜700万となっております。因みに以下は主な年間維持費用の内訳です。ご参考までに掲載します。
2019年度:約680万
(マリーナ係留料210万/船舶年間使用料120万/保険60万/船艇掃除・上架作業・故障修理150万/給油代40万/車通勤代40万/船検など諸々登録費用20万/雑費40万/スタッフ人件費は含まない)
目標設定額について
680万(昨年と同じ支出を想定した場合)÷ 3(3〜6月の4ヶ月分の休業期間分リスク)+ キャンプファイヤー新型コロナウイルスサポートプログラム手数料(5%)= 238万(目標設定額)
リターンについて
これまでにやったことのないプラン内容&価格に挑戦してます。
不明点などあればお気軽にコメント欄からご質問ください。
尚、2020年7~9月に予定しているクルージングについては新型コロナの影響を考慮して臨機応変に対応したいと思っております。場合によっては2021年いっぱいまでの使用有効期限へ変更致します。
実施スケジュール
2020年6月:CAMPFIREクラウドファンディングにて予約受付開始。
2020年7〜9月:クルージングを予約されたお客様とプラン内容の確認。クルージングプラン提供開始。Tシャツ発送開始。応援してくれた方へのお礼メール。
2021年:超早割サービス開始
こちらで予約空き状況が確認できます↓
最後に
以上で大体の思いは語らせて頂きました。
前途でも述べましたが、コロナの影響は当事業において深刻なレベルまで来ている事は事実です。今年〜来年が横浜でDPYCを行う最後の期間になる事を覚悟して楽しみながらやりきる思いです。
私は幼児の頃から一人黙々と物作りしたり絵を描く事が好きでした。それが高じて今に至ります。
このクラウドファンディングページで使用している写真や動画、デザイン、HPやSNSなどは全て自主で企画・制作・発進・管理しております(一部を除く)。自分の音楽も勿論全て0〜100までの工程を行います。言わば現代社会の恩恵を活かした究極のインディペンデントスタイルの一つではないかと思っております。人生を通して大変豊かな経験をさせて頂いております。
そしてこれからの人生、自分の為だけでなくもっと人の為になる事をして生きたいと思える様になりました。
今回のプロジェクトも僅かながらですが社会への恩返しになれば幸いです。
最後になりましたが、このプロジェクトページにご興味を持って下さった皆様に感謝を申し上げます。また、リスクを冒して国民の生命を守る医療従事者の方々にこの場をお借りして敬意と感謝を表明します。おそらくこの記事が公開される頃は初夏の時期だと思います。激動の時代を生きる全ての人達へ、ご自愛のほど心よりお祈り申し上げます。
有限会社オクノ/DPYC代表:奥野尊
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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