2020/06/18 08:12

サポートいただきました大木貴博さんから、メッセージをいただきました。
私は何度も読み返しています。
大木さん、ありがとうございます。
この気持ちを部活生に伝えます。


【普通の子どもたちにこそ手にとってほしい手帳】

超個人的はお話です。


僕は子供のころの夢なんかありませんでした。

正確に言うと、自分なんか夢持ったって叶うはずがない。スポーツはだめ、勉強も中ぐらい、異性にももてない、ケンカも弱い。何を夢想したところで自分の小ささを痛感して悲しくなるだけ。そんなヒネた子供でした。だから中学以降誕生日が来るのは楽しくなかったです。


この考え方を一掃し、好きに生きていいんだと思い始めるのは31才ぐらいから。それも自分のチカラではなく、お世話になった当時の皆さんのお陰。

いい歳になっても自分ではどうすることも出来なかったでしょう。本当に長い時間がかかりましたが生きてて良かったです。


せっかちな少年、お転婆な女子、没頭する少年、友達の多い女子、、

そんな子たちは大人がほっといたって自分の人生を進みます。大事なのはその他の目立たない普通の子どもたち。

秀才にもなれず、不良にもなれず、ただ漫然と嫌われないように毎日を過ごす普通の子供達。事件など何も起こさないからスポットも当たらない人生。


「そんなもん見てないで勉強しなさい!

宿題終わったの?!目の前の宿題もやらないで何が夢よ!

早く寝なさい!」


と、日々の悲しいテンプレートだけを続ける親御さんしか周りにいない子どもたちはとても不憫です。

分かりやすい不幸でもないが、幸せだと口に出して言うこともできない。

僕はド昭和生まれですが、時代性に関係なくそんな子供は多く存在したと思います。ただ子供なだけに口に出して表現できなかった。


そんなモヤモヤを繰り返す子どもたちにこそ、

たった一つの小さな手帳と、そこに何を書いてもいいんだよ、という親や先生でもない第三の優しい大人の存在。


それらがあればもう少しだけ毎日が楽しく過ごせるのにと思います。


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