はじめに・ご挨拶
ページをご覧いただきありがとうございます。
「絶メシ」という言葉をご存じでしょうか?TVドラマのタイトルにもなったこの言葉、後継者不足などから絶滅危惧に至った老舗の飲食店を指す言葉です。すでに多くのお店が日々廃業に追い込まれています。
京都玉子サンドの名店「コロナ」、尾道ラーメンの名店「朱華園」然り。そしてここにきて新型コロナウイルスの影響を受け、老舗飲食店はさらに危機的な状況になっています。
申し遅れました、わたくしは「小倉焼うどん研究所」所長 竹中康二と申します。
わたくしたちは老舗飲食店や発祥のお店をその街の食文化を継承する素晴らしい財産であると考えます。
今、まさにわたくしたちの街の財産である焼うどん発祥の店「だるま堂」が存続の危機になっております。ぜひ皆様のお力添えを賜りたいと思います。
焼うどん発祥の店「だるま堂」
北九州の人は、魚町に行くことを「街に出る」と言う。その魚町の中ほどに、未だ昭和の匂いの漂う古い長屋が向かい合わせに軒を連ねた食堂街がある。「鳥町食道街」だ。アーケードの路地の左右それぞれに10件ほどの飲食店・食堂が立ち並ぶ、まさに「食道街」である。その平和通側から入って左手2軒目に言わずと知れた焼うどん発祥の店「だるま堂」が佇んでいる。
戦後まもなく、初代店主 弁野勇次郎氏が、この世に焼うどんを生んだ。乾麺独特のもちもち感とソースの香ばしいさが評判となりシンプルな味わいながらも多くの市民の胃袋をつかんだ。
その人気は従業員であった坂田夫妻にだるま堂が引き継がれても続き、高度経済成長時代にもカウンター7席テーブル2卓という小さなお店ながらも大いに賑わっていった。
時代は平成に移り、「焼うどんの発祥の店は小倉にあるだるま堂らしい」このことが俄かに知られて行きだしたころ、店主である坂田照義氏が病に倒れた。照義氏亡き後は気丈にも坂田チヨノさんが一人でだるま堂の暖簾を守り続けた。
令和元年12月6日早朝、坂田チヨノさんがこの世を去った。
「みんながおいしいと言ってくれたらうれしい。死ぬまでこの店続けるよ」
生前言っていた言葉通りとなった。
焼うどんは誰もが認める北九州の素晴らしい食文化となった、そしてその素晴らしい食文化を生んだだるま堂は北九州の財産と言える存在となった。
※小倉焼うどん研究所著「だるま堂物語」引用
小倉焼うどん研究所とは…
わたしたち小倉焼うどん研究所は「食を通して町おこしをしたい」という想いを胸に、焼うどん発祥の地、福岡県北九州市「小倉(こくら)」 を拠点にイベントをはじめとした様々な活動を行なっている市民活動団体です。
「小倉焼うどん研究所」のはじまりは、北九州を訪れた方が北九州らしさを味わいたいと言われた時に、何かを勧められるものを作りたいというのが発足のきっかけでした。
「そういえば『焼うどん』発祥の地の名は小倉だった!」と気づき、せっかくそんなストーリーを持った観光資源があるのだから「焼うどんのイベントをしよう!」と決心しました。
2001年に「小倉焼うどん研究所」を立ち上げて、イベントや広報を始めました。以来、第7回B-1グランプリIN北九州の開催や、焼うどんでギネスに挑戦!で見事世界記録を樹立したり、また、熊本地震や北部九州豪雨などでは被災地支援活動に携わったりと街の活性化に寄与するまちづくり活動を行っており、今年で19年目を迎えます。
このプロジェクトで実現したいこと
地元民に愛された焼うどん発祥の店「だるま堂」を再建、この街が誇る素晴らしい食文化を継承したい!
小倉焼うどんの歴史・味を継承することを通じて小倉を盛り上げたいという想いのもと、わたしたち小倉焼うどん研究所員一丸となってだるま堂を再建しようと決心しました。
しかし、現状は大変厳しい状況です。築75年以上の建物、老朽化が酷く、修理・修繕しないと到底営業することができない状況です。
また、OPENしようとした矢先、今回の新型コロナウイルスの影響で資金の調達も厳しくなり、家賃はすでに発生しているものの、前に進めない状況です。
このクラウドファンディングのプロジェクトにより現状を打破したいと考え、現在、2020年7月1日のオープンに向け、活動中です。
これまでの経緯・これからのスケジュール
【オーナーからのご相談】
・一昨年末(2018年)、元々のオーナー(創業者の奥様)より、当時の店主である坂田のおばちゃんもご高齢であるため、先々だるま堂の看板を小倉焼うどん研究所に任せたいとのご相談を受けた。
【店主である坂田さんとご相談】
・昨年(2019年)6月、坂田のおばちゃんに「お店どうする?」と尋ねたところ「私は死ぬまでするよ!」と元気な声が返ってきた。
おばちゃんがそう言ってるんだし、研究所の出番は当分ないなと一安心。
【坂田さんご逝去】
・昨年(2019年)9月、 坂田のおばちゃんが体調を崩し、だるま堂は休業。
その年12月、ご逝去。
【オーナー、坂田さんご遺族とご相談】
・オーナーより、ぜひ小倉焼うどん研究所にお店を引き継いでほしいとお言葉を頂いた。
・坂田さんのご遺族からもご了承いただいた。
・3月賃貸契約がまとまる。
【テレビ・新聞などで取り上げていただく】
・だるま堂の再建に向けての活動を新聞、TVなどでご紹介いただく。
【地元の大学生と連携】
・だるま堂の再建に向けて、地元の西日本工業大学 デザイン学部 建築学科と連携することが決まり、自分たちの手でリノベートしてだるま堂を再建することに。
【新・だるま堂オープンへ向けて】
5月下旬 設備、内装工事開始
6月中旬 工事完了
6月24日(水)プレオープン
7月1日(水)オープン
資金の使い道
みなさんにいただいた支援金は、下記の用途に使用させていただく予定です。
【新・だるま堂オープンに向けて】
年季の入ったお店なので、どこまで手を加えるか悩ましいところなのですが、飲食店として整備しなければならない部分に関してだけでもかなりの費用が見込まれています。具体的には、
・店舗改装費
厨房機器、看板のリニューアル、内装工事、店内のカウンター交換など
・テイクアウトカウンターの設置
焼うどんを手軽にテイクアウトしていただけるように、テイクアウト用のカウンターを新しく作ります。
【2階をレンタルスペースにリニューアル】
小倉の街の「ど真ん中」魚町には気軽にミーティングなどで集まれるスペースがあまり無いことから、使われていなかった店舗の2階部分をレンタルスペースとしてご利用できるように整備します。事前予約していただけると、¥1,000/1時間(ワンドリンク制)でご利用いただけます。
・机や椅子などの調達、照明・電源やWifiなどの整備
リターンについて
【3,000円コース】
・サンクスメール ・焼うどん引換券(6枚)
※焼うどん引換券の有効期限は2020年12月31日まで
【5,000円だるま堂会員券コース】
・サンクスメール ・焼うどん引換券(6枚)
・1年間お会計が1割引きになる「だるま堂会員券」
※焼うどん引換券及びだるま堂会員券の有効期限は2020年12月31日まで
・だるまちゃん缶バッチ
【10,000円食いしん坊もぐもぐコース】
・サンクスメール ・焼うどん引換券(6枚)
・1年間お会計が1割引きになる「だるま堂会員券」
※焼うどん引換券及びだるま堂会員券の有効期限は2020年12月31日まで
・焼うどん食品お菓子類
【10,000円研究所員なりきりコース】
・サンクスメール ・焼うどん引換券(6枚)
・1年間お会計が1割引きになる「だるま堂会員券」
※焼うどん引換券及びだるま堂会員券の有効期限は2020年12月31日まで
・焼うどん研究所Tシャツ(オレンジ×1枚)
・だるま堂及び小倉焼うどん研究所のイベントなどで開催する「焼うどんの作り方レクチャー」にご参加いただけます。参加いただいた方には「小倉焼うどん う・マイスター」に認定。
【30,000円盛りだくさんコース】
・サンクスメール ・焼うどん引換券(6枚)
・1年間お会計が1割引きになる「だるま堂会員券」
※焼うどん引換券及びだるま堂会員券の有効期限は2020年12月31日まで
・焼うどん研究所Tシャツ(オレンジ×1枚)
・だるま堂及び小倉焼うどん研究所のイベントなどで開催する「焼うどんの作り方レクチャー」にご参加いただけます。参加いただいた方には「小倉焼うどん う・マイスター」に認定。
・2Fレンタルチケット(3回分)
・プレオープンへのご招待(6月下旬、だるま堂で開催予定)
【50,000円太っ腹コース】
・サンクスメール ・焼うどん引換券(10枚)
・ 1年間お会計が1割引きになる「だるま堂会員券」
※焼うどん引換券及びだるま堂会員券の有効期限は2020年12月31日まで
・焼うどん研究所Tシャツ(オレンジ×1枚)
・だるま堂及び小倉焼うどん研究所のイベントなどで開催する「焼うどんの作り方レクチャー」にご参加いただけます。参加いただいた方には「小倉焼うどん う・マイスター」に認定。
・焼うどん食品お菓子類
・2Fレンタルチケット(3回分)
・プレオープンへのご招待(6月下旬、だるま堂で開催予定)
【100,000円超太っ腹コース】
・サンクスメール・焼うどん引換券(20枚)
・1年間お会計が1割引きになる「だるま堂会員券」
※焼うどん引換券及びだるま堂会員券の有効期限は2020年12月31日まで
・焼うどん研究所Tシャツ2枚セット(ネイビー・オレンジ各1枚)
・だるま堂及び小倉焼うどん研究所のイベントなどで開催する「焼うどんの作り方レクチャー」にご参加いただけます。参加いただいた方には「小倉焼うどん う・マイスター」に認定。
・焼うどん食品お菓子類
・2Fレンタルチケット(3回分)
・プレオープンへのご招待(6月下旬、だるま堂で開催予定)
(詳細については各リターンの項目をご覧ください)
最後に
プロジェクトが達成されれば以下のことを実現させます!
・北九州といえば「焼うどん!」と言われるような名物に!
・北九州のご当地グルメ界をもっともっと盛り上げていきます!
・だるま堂を「地元を、ご当地グルメを愛する人が集う場所」に育てていきます!
・当団体のミッション「焼うどんを日本の主食にする」を達成すべく、今まで以上に多くの人に焼うどんを発信していきます!
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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