はじめに
私たちのページをご覧くださり有難うございます。
私たちは株式会社アルカディア。岐阜県岐阜市に本社を構え、主に携帯電話ショップのイベント業務に携わっています。
イベント会社と言われても・・・そう思われた方も多くお見えでしょうね。
今回は、そんなイベント会社が企画運営している「お客様目線」携帯電話ショップ、「エーモバイル四日市店(三重県四日市市生桑町)」のお話です。
SoftBankとUQmobileの代理店業務を行っています。
どうしてイベント会社が携帯電話ショップを?
少しだけ私たちの思いにお時間をいただければ幸いです。
身近なのに遠いお店
携帯電話がライフラインになって久しい昨今、お客様は携帯ショップにどの程度足を運ばれますか。おそらくほとんどの方が2年に一回、そう、機種変更の時くらいではないでしょうか。それもなんとなく。別に現状に不満はないけれど2年経ったし替えようか、そんな思いで。ショップスタッフにおすすめされるまま、良く分からないまま。このオプションとかってやつ本当に必要なの?まあ携帯新しくなったし良いかな・・・ もしかしてあなたもそうではありませんか?
小難しい話されても分からんからそれでいいよ。そんな「上客」様にあぐらをかいているから、お客様にとってお店はいつまでも身近な存在になれないのではないか。日々イベント先の店舗に立つ私たちはそう危惧していました。
収益のからくり
そもそも、なぜこんな風になってしまったのか。これは収益構造に起因します。
携帯電話ショップの収益は、大きく二つ。本部から支払われる「販売奨励金」と「店舗支援金」です。
お客様に大きく関わるのは、「販売奨励金」。要は携帯1台売ったらこれだけあげるよ、ということ。お客様へのキャッシュバックは主にここから支払われます。
次に「店舗支援金」。もちろん携帯電話会社の看板を掲げて商売をさせていただいているわけですが、本部が指示した通りに売上げを上げたら、ご褒美でお金あげますよと。これが携帯電話ショップにおける収益の屋台骨です。
つまり、親会社の言うことを聞かないと店舗が存続できない。つまりはお客様目線で商売ができない。悲しいかな現実は残酷なものです。
本当かよといぶかるあなたに少しヒントを。本当の意味で誰にでもわかりやすくシンプルな契約プランって、ずっと言ってる割には未だに世に出ていませんよね。
小さいけれど風穴をあけました
会社を立ち上げたとき、お客様目線で真面目な商売をしますと社是に掲げた私たち。お客様との窓口として携帯ショップを構えようと企画した段階で、この壁にぶち当たりました。巷にあふれた携帯ショップと同じものを作って何か意味があるのか。
色々考えた挙句、導き出した結論はシンプルでした。「店舗支援金をもらわなければ、お客様に無理強いしなくて済む。」当たり前ながら業界ではまさに非常識なコンセプトをぶち上げたのです。
大きく儲かりはしないだろうが、コンセプトに賛同してくれるお客様はきっとおみえになるはず。口コミやSNSで拡がったら理想だよね・・・。そこには何の根拠もありません。ただただ、そう信じて。町の小さな喫茶店みたいな、温かい携帯ショップを目指して。
そんな私たちのお店ではお客様が損になるご提案は絶対行いません。機種変更をしたいとご来店のお客様に、今はその時期じゃないよと進言することも多々あります。「商売っ気ないねぇ、でもありがとう。」と苦笑いのお客様に「はい、是非またお越しください!」と笑顔で返すお店です(笑)
男気だけでは飯が食えぬ、けど・・・
そんな私たちの理想を具現化しようと始めたショップでしたが、収支は開店以来ずっと赤字のまま。そもそも、ショップ収益の要である「店舗支援金」、言い換えれば「お客様への無理な販売」を放棄したわけですから、それも当たり前。それでも本業のイベント業務で利益が出ていれば、少しでもお客様のために頑張ろう、真面目な商売をしよう。そんな無謀とも思える、いわば「男気」だけで運営してまいりました。
しかし、コロナウイルス感染症の影響は凄まじく、携帯店舗の時短営業、イベントの中止・・・、 気が付けば本業の売上が前年比80%ダウンとなってしまいました。このままでは本業はもとより、そもそも赤字経営の私どもの店舗。もう畳むしかないか。
そんな時、クラウドファンディングに出会いました。もしかしたら、同じ思いを共有して下さる方がどこかにお見えなのでは。正直すがる気持ちで参加いたしました。
昨今のコロナ禍で、ライフスタイルを大きく変えられてしまった私たち。テレワークの台頭、UberEats人気・・・ コロナ禍が過ぎ去った後も、これを機に実店舗ではなく、ますますオンライン購入の流れが加速すると思っています。
今までの非常識が常識に変わる。そんな今だからこそ、お客様の目線に立って「本来の姿」に実直に向き合った店舗こそが生き残れる・・・私たちは真面目にそう考えています。
最後に
皆様の力をお貸しください。理想だけでは生き残れない、困っているのはお前だけじゃない、ごもっともです。ただ、そんなチャレンジ精神いっぱいのお店が一軒でもあった方が、この世界は明るくなるんじゃないか。そんな思いで歯を食いしばって、今日もお店を開けています。
いただいた大切なお金は以下に充当させていただく予定です
17% CAMPFIRE手数料支払い
40% お客様への特典還付
残り テナント料(家賃)の一部充当
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします
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