皆さんこんにちは。Live Alive from Sendai、参加バンドのReady to Prayです。
先日8月27日(木)、クラウドファンディングによるライブハウス支援プロジェクト「Live Alive from Sendai」のライブ企画第一弾が無事に終了しました。
改めて今回のクラウドファンディングへご支援をいただきました支援者の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
第一弾の出演バンド代表として活動報告を書かせていただきます。
今回は支援先の一つである仙台のライブバー PENNY LANEにご協力をいただき、無観客・無料配信という形で「Ready to Pray」と「ヨワノツキ feat. Manami (The Old Maid)」の2組がライブを行いました。
両出演者共にアコースティック形態、かつ初の配信ライブということもあり、リハーサル時点からコロナ流行前の日常とは少し違った時間が流れた一日となりましたが、スタッフ・共演者同士のやり取りを重ねるうちに変わらない空気感が蘇ってきたような気がしました。
PENNY LANEではコロナ流行の影響により、これまでと同じような有観客ライブが難しくなったことを受け、来場人数を制限した入場方式や、配信ライブ環境にも力を入れているそうです。
実際に僕たちがライブを行った際にもカメラ3台を使い、アングルを切り替えながら配信を行っていただきました。
無観客という形を取らせてもらったものの、配信を見てくださった方々からはリアルタイムでコメントを頂いたり、PENNY LANEへの投げ銭支援や、出演バンドへのドリンク差し入れ支援など、自分たちも初めて体験する方法で様々な応援が届きました。
その甲斐あってか、ライブ本番では「無観客配信=寂しい」といった勝手なイメージや不安は全く無くなり、会場全体でステージを作り上げ、良い音楽を届けることの楽しさに集中することができていたと思います。
それぞれの演奏が終わり、最後には出演者全員でのトークセッションを行いましたが、ここでもやはりコロナ流行前と変わらない「対バン同士の空気感」は健在で、お互いのリスペクトする部分や今後のライブシーン、バンドシーンへの夢を思い思いに語るなどライブでしかできなかった感覚がとても懐かしかったです。
終演後、今回のライブ開催費用としてクラウドファンディング支援金の一部をPENNY LANEにお渡し、無事に初のライブ企画を終えることができました。
実際にお話しを聞き、現状を目の当たりにすることによって、ライブハウスはまだまだ苦境に立たされていることを改めて実感します。
ただ、今回のライブを通して、そんな状況の下でも挑戦を重ね、それまでとは違ったエンターテイメントの形を模索し、戦っているのもライブハウスなのだと、強く感じることができました。
今回は無観客・無料配信ライブという形でのライブハウス支援企画ですが、このプロジェクトを通じて、参加バンドは今後も様々な形の支援を続けていきます。
皆様におかれましても、僕らの活動に少しでも共感していただけることがありましたら、これからも「Live Alive from Sendai」の活動、そして仙台の音楽シーンを暖かく見守っていただければ幸いです。