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薄さと収納の両立。シンプルと使いやすさを求めたシン・ウォレット"kura"

カード10枚を入れて厚み20ミリ。縫い目の見えないデザインに、丈夫なゴムロープで留める独自の構造。求めたのは『薄さ』『収納』『使いやすさ』。薄型財布の頂点を目指す、それが"kura"。

現在の支援総額

551,100

551%

目標金額は100,000円

支援者数

49

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/20に募集を開始し、 49人の支援により 551,100円の資金を集め、 2020/09/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

551,100

551%達成

終了

目標金額100,000

支援者数49

このプロジェクトは、2020/08/20に募集を開始し、 49人の支援により 551,100円の資金を集め、 2020/09/25に募集を終了しました

カード10枚を入れて厚み20ミリ。縫い目の見えないデザインに、丈夫なゴムロープで留める独自の構造。求めたのは『薄さ』『収納』『使いやすさ』。薄型財布の頂点を目指す、それが"kura"。

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こんにちは。

表題の件についてご質問いただきましたので、写真付きで回答させていただきたいと思います。

ついでに、もっとプロジェクトページで書いておけばよかったなってことも…。


強力なゴムロープを使って被せを止める構造ですので、当然ゴムの当たりも強いものとなります。

吟(革の表面)の弱い革だと、ゴムに負けてしまいます。

使用する皮革のチョイスには、その点でも苦労しました。


写真は2か月使用したものになります。

下から4分の1ほどのところに黒い筋が見えると思いますが、これがゴムの当たっている場所です。

すこし、へこんだような感じが角にありますが、2か月使用の時点ではこのくらいの痛み方です。

使用方法も、けっこう雑に尻ポケットに入れたまま汗をかいたりしていましたので、革に対してはかなりの負荷をかけていますが、その状況でこの程度であれば十分タフと言えると思います。

ご参考くださいm(__)m


さて、ここからは皮革についての少し掘り下げた話です。

ゴムが強ければ革が負けて、弱いゴムにすれば伸びや断線が起こる。

ゴムも革も強いものでなくてはなりませんでした。

初期のころは、オイル感のあるイタリアンレザーを使ってみたりしましたが、高級感はあるものの吟は強固ではなく、ダメだと気が付きました。

またコロナの影響で輸入が滞ったこともあり、国産のレザーを使用することにしました。

日本の革産業も世界トップクラスの水準で、非常に上質なものです。

国産のレザーもいろいろ試しましたが、吟の強さで言えば栃木レザーに軍配があがりました。

しかし吟面だけがすべてではありません。

ほぼ縫わない構造なので、財布の形を保つのは革のハリやコシのみになります。

やわらかすぎる革は素材に向かず、逆に硬すぎると曲がらなくてダメです。

栃木レザーと一言に言っても非常に多様な種類があって、その中から最適なものを選ぶのは非常に困難でした。

そんな道のりを経て辿り着いたのが、「ジーンズ」です。

吟の強さと革の硬さバランス、表面仕上げの美しさとカラーバリエーション。

厚みも現厚で1.8ミリと使いやすく、まさに理想の素材でした。


革のこだわりもぜひ、感じ取っていただければと思います。

応援よろしくお願いします。


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