▼はじめにご挨拶
初めまして秋山直宏と申します。この度、友人のポール・テイラー氏と協力して我が故郷の山形県鶴岡市にインターナショナル・プリスクールを創ります。
インターナショナル・プリスクールとは?
日本で言うプリスクールとは、英語で保育を行う施設のことです。早ければ歳から小学校入学前まで通え、基本的に英語で生活をします。一般的な保育園よりも、教育内容に力を入れて多彩なカリキュラムを提供するスクールが多く、英語で学ぶプレ幼稚園、幼稚園のような位置づけになります。 ※プリスクールナビより引用
▼このプロジェクトで実現したいこと
「それぞれの子供が夢中になれるものを一緒になって見つけていく遊び場づくり」これが我々が実現したいことです。ではなぜインターナショナルである必要があるかと言いますと、国籍なんて関係なくみんなで遊んだ方が日本人だけで遊ぶよりきっと楽しいですし、その経験は将来きっとその子の助けになるからでです。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
2年前に鶴岡にUターンしてきた際、すっかり廃れてしまってはいるけれどここでなら面白いことができると思ったのがきっかけです。それは何かというのを少しお話ししたいと思います。
地元の若者と話すと、「鶴岡はアウトドアは最高だけどそれ以外に遊ぶところがないよね」と意見を聞くことが多いです。確かにその通りだと思います。山も海もあって食べ物は美味しくて、歴史と伝統あふれるいいところなのですが、それだけでは楽しく暮らすには十分ではないのです。
では自分で遊びを創れる人を増やしていけば良いというのが我々の考えです。遊びを自分で作り出すことを楽しいいことと捉えてもらうには、義務教育が始まる前の段階での体験が重要であると考えました。
我々は皆、子供の頃、特に小学校に入学する前の3~4歳くらいの時は夢中で何かの遊びをしていたはずです。私の姉はリカちゃん人形で自分でストーリーを作りながら延々とおままごとをして遊んでいました。私も画用紙に効果音を付けながらロボットや怪獣の絵を書いたり、虫を追っかけて山を駆け回ったりして遊んでいました。それらは最高に楽しい思い出です。誰かにやれと言われたからではなく、自分の興味の赴くままに遊べていたからです。その感覚を大人になっても持ち続けている人が増えたら、遊びや楽しみはいつでもどこでも無限に生まれると思います。
残念ながら私は義務教育を通して純粋に自分の好きなことにだけ打ち込める「遊び人」ではなくなってしまいましたが、だからこそ遊びの大切さを痛感しているのです。インターナショナル・プリスクールを鶴岡に創り、そこに集う子供たちには思う存分真剣に遊んでもらいたいんです。私も彼らと遊びたいです。
楽しいことを考えながら、同時に将来に絶望する人は少ないはずです。そして、未来は単に時間が過ぎた先にあるものではなく、誰かの行動によって今日よりも世の中の姿がより良いものになっていることだと思います。真剣に遊び抜ける人たちがこれからの未来を創っていけるのでしょう。そんな人材がこの東北の片田舎の街から続々と生まれてきやすいような仕掛けを作ること、それが我々の切なる願いです。
▼これまでの活動
私、秋山直宏は2015年8月よりWWOOFジャパンのホストファミリーとして海外から鶴岡に訪れる外国人の受け入れを行っております。
アメリカ出身のポール・テイラーは、現在神奈川県のインターナショナル・プリスクールに勤務しながら日本人に対してビジネス英会話の講師をしております。
▼資金の使い道
校舎となる予定の倉庫の改修費用に充てさせていただきます。
錆びついて開かないシャッターの交換、水道工事、床の張替えなどが必要です。
▼リターンについて
決して高価なモノではありませんが、鶴岡の名産を感謝状を添えて送らせていただきます。
▼最後に
教育は世の中に効果が表れるまで時間のかかる分野であるかとは思いますが、だからこそ今すぐに取り掛かる必要があるとも思います。我々が子供の頃よりも、次の世代の子供たちにはもっと好きなことを楽しんでもらいたいのです。どうかよろしくお願いいたします。
校舎予定地の倉庫です。
畑が隣接しています。
校舎予定地の住所です。山形県鶴岡市黒川字大杉あきやま倉庫
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