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【コロナで危機】世界とつながる未来の囲碁カフェ作りにご協力をお願いします

みなさまの温かいご支援のおかげで、2日で目標を達成することができました。ありがとうございます!現在はネクストゴール目標:300万円をめざしております。 コロナが第2、3と流行した場合は、業界全体が危なくなります。囲碁業界の未来を明るい変えるための投資をお願いしたく、ネクストゴールに挑戦します!

現在の支援総額

1,636,500

163%

目標金額は1,000,000円

支援者数

146

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/06/02に募集を開始し、 146人の支援により 1,636,500円の資金を集め、 2020/07/15に募集を終了しました

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【コロナで危機】世界とつながる未来の囲碁カフェ作りにご協力をお願いします

現在の支援総額

1,636,500

163%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数146

このプロジェクトは、2020/06/02に募集を開始し、 146人の支援により 1,636,500円の資金を集め、 2020/07/15に募集を終了しました

みなさまの温かいご支援のおかげで、2日で目標を達成することができました。ありがとうございます!現在はネクストゴール目標:300万円をめざしております。 コロナが第2、3と流行した場合は、業界全体が危なくなります。囲碁業界の未来を明るい変えるための投資をお願いしたく、ネクストゴールに挑戦します!

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はじめに



開始からたったの2日で目標金額の1,000,000円を達成しました。
皆さまの温かいご支援のおかげです。
クラウドファンディング上だけでなく、直接会いに来てくれる方、お酒飲もう!と誘ってくれた方、たくさん方からの応援、ご協力、メッセージなどを頂き、大変励みになりました。
毎日、弱気になったことを恥ずかしく思い、愛されているんだなと実感し、うれし涙を流していました。

ご支援いただいた皆さま、ありがとうございました。

あっという間に目標を達成し、毎晩この先の未来について考えました。
ひだまりだけでなく、私のいる囲碁業界について。

そして、残りの日数は「囲碁業界を明るい未来に変えるための資金集めにする」と決意し、
3,000,000円のネクストゴールを設定しました。
個人でこれだけ集めるのは大変なことだと思っています。
しかし、明るい未来は、自分で切り開いていくしかありません。

私の挑戦にお力を貸して頂けると幸いです。

リターンも追加いたしました。

ネクストゴールについての詳細は、活動報告をご覧くださいませ。
引き続きよろしくお願い致します。



ご挨拶

はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
カフェと囲碁ひだまりのMayuです。
三両編成ののんびりした東急池上線長原駅で、

「誰かを連れていきたくなる囲碁カフェ」をコンセプトに3年間営業して参りました。

この度、政府が出した緊急事態宣言を受け、時短営業に切り替え営業を継続してきました。
6月から通常営業に切り替えますが、危機的状態は変わっていません。

緊急事態宣言を受けて、都内の囲碁のお店はほぼ休業し、当店だけが営業を続けて参りました。
「囲碁」は遊技場に該当するため、休業要請対象ですが、
当店は「カフェと囲碁ひだまり」という名前のとおり、カフェ営業ができる業態だからです。
カフェを利用してくださるお客さまは増加した一方、
囲碁のお客さまは激減。売り上げは8割減となりました。
高齢者のお客さまもいるため、コロナが明けても以前と同じには戻れません。

サービスをオンラインに切り替えレッスンや対局会を行い、
最善を尽くしてきましたが、店舗に足を運べるお客さまはわずかです。
がらんとした店内いつコロナが完全に終わるかわからない。
また、日中の年配のお客さまの戻りも半分でしょう。

また当店は外国人観光客の方の囲碁体験に力を入れていました。
おかげで3年間で45か国500名以上の外国人のファンが集まるお店になりました。
囲碁は「身に着けて持ち帰れるお土産」だからです。

今はインバウンドがゼロになり厳しい状態です。

しかし、世界中の方から愛されるお店を無くしたくない。
そのため、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。

コロナが起きてしまった以上、withコロナでこの先考えていかなければなりません。
今後は、オフラインとオンラインをミックスした、
「世界とつながる未来の囲碁カフェ」が生き残る唯一の道です。

家業が囲碁屋で今年で55年目を迎えます。
そして、私の代で100年企業にすることをを目指しています。
そのために、その時代に合ったサービス、価値を提供することが必要です。

今がその時。

日本の大切な文化を守るためにも、
皆さまのお力をどうか貸していただけないでしょうか。

------------------------------------------

目次

1.お店を作った背景

2.お店の特徴
 
3.現在の取り組み

4.プロジェクトで実現したいこと

5.リターンの紹介

6.資金の使い道

7.最後に

------------------------------------------

1.お店を作った背景

・なぜ囲碁なのか?

4年前、母の他界をきっかけに、囲碁の経験ゼロで囲碁屋の経営者になりました。
家業を継いだからです。
家業のあったお店の入り口

お店を継ぐまでは囲碁が嫌いでした。
その時OLをやりながらDJをやっていたので囲碁に対しての興味は1ミリもなく、
「お年寄りの趣味」としか思っていませんでした。
いまでも、世間の人のイメージはそういうイメージではないでしょうか?

Trance DJ歴12年

しかし、私は一人っ子なので事業を継がなければお店は無くなってしまう。
本当は音楽の勉強をしにヨーロッパへ留学をしたかったのですが、音楽は私以外の人でもできる。
それならば自分にしかできない方をとろうと考え、囲碁屋を継ぐ決意をしました。

・初心者の女性が楽しめる唯一無二の店作り


全く囲碁がやったことがなかったので囲碁教室を探したのですが、
初心者の30代女性が行きたくなる雰囲気のお店はどこにもありませんでした。
私が継いだ母のお店ももれなく「昭和の碁会所」でした。
家業の内装。昭和の碁会所です。

なぜかと言うと、囲碁のお店は基本的に囲碁が強い人が経営しています。
なので、囲碁やっている人の視点で店が作られています。
そのため、HPには「初心者歓迎」と物々しいフォントで書いてあるだけで、
初心者の方が来たくなるようなお店作りははっきり言ってできていない所が大多数でした。

そのような経験から、家業を継いだけれど今の時代にマッチさせるために
碁会所→囲碁カフェに事業転換し、囲碁のハードルを下げて、
「囲碁をやらない女性が気軽に来れるカフェ」ひだまりを作りました。

入り口は透明の扉で入りやすく

カフェ利用の方がくつろげるように空間を演出

ソファ席(カフェエリア)

バーテンダーの経験を活かし、お酒も用意

窓がたくさんあり開放感があります

「誰かをつれていきたくなる場所」というコンセプトにした理由は、
私自身が囲碁をおもしろい!と感じ、友人にも教えたいと思ったときに
誰かを連れていける雰囲気のお店がどこにもなかったからです。

そしてひだまりを3年前にオープンしました。

お店を立ち上げるまでの話は、電子書籍になっています。
興味があるかたはこちらからどうぞ。


2.お店の特徴

私がこだわっているのは、お客さまがどうすれば笑顔になるか?ということ。
囲碁のカフェならば、遊び心は満載でいいはずです。ゲームなのですから。
しかし、楽しそうなお店はいままでありませんでした。

なので、私はお店を作りにもイベント企画にも遊び心を大切にしてきました。

・イベント
碁石洗わナイト!(碁石洗うイベント)

夜に囲碁打つ人がいない?
ならイベントとしてやろう!と始めた夜囲碁
チョーヤ梅酒さん協賛の囲碁大会

近所の方のサポートではじめたこども食堂

・メニュー

ひだまりでしか飲めない囲碁ラテ

囲碁ボール囲碁ぜんざいのついた
囲碁プレートランチ
・内装
引き出しのついたオリジナル碁盤テーブルをデザイン
ライトは白黒交互に取り付け
カウンターも白黒タイル

沢山の想いとこだわりを持って作ってきたお店です。


3.現在の取り組み

コロナウィルスをきっかけに、お客さまがオンラインでも楽しめるコンテンツをいくつか始めました。

<Youtube>

https://www.youtube.com/channel/UCVWbM9DkKNNSFITFwb4FVXQ?view_as=subscriber

囲碁を打たない人が楽しめるコンテンツをやろうと考え、
囲碁プレイヤーの皆さんに魅力を語ってもらう「Talking About Go」という動画を作っています。
プロ棋士、ニュージーランド代表、元マクドナルドの店長など、さまざまの人に出演してもらっています。

<オンラインサービス>
・レッスン
ZOOMと囲碁の無料対局サイトを使ってレッスンを開始しました。
講師は、2018年にアマチュアの囲碁大会で東京都の代表になったスタッフです。


・対局会
spatial.chatというチャットサービスを使っての対局会
常にアンテナを張って、新しいサービスを積極的に利用しています


以上のようなオンラインでできることをやりながら、
現在は近隣で移転先を探しております。

4.プロジェクトで実現したいこと

「世界とつながる未来の囲碁カフェを作る」ことです。

どのようなお店かという構想についてお話させてください。

1.3歳~93歳まで来れるコミュニティスペースを無くしたくない

ひだまりには、3歳~93歳の方が来ています。
三世代が同じゲームをやれる場所はなかなかありません。
世代を超えた人と出会える場所です。

2.日本に来た外国人の方をおもてなししたい
ひだまりのYoutubeチャンネル登録者の半分は外国人の方です。
今はコロナで行けないけれど、頑張って!とたくさん応援の声をいただいています。

そんな外国人の方が日本に来た時にホッとできる場所を作りたい。
そのためにお店は必要です。

3.世界とつながるオンラインサロンを立ち上げます
ひだまりにはこの3年間で45か国約500名の外国人の方がいらっしゃいました。
9割が囲碁初心者です。
なぜかというと、私はDJ経験で培った多少の英語力を活かし、
囲碁をやらない人に日本の文化体験として囲碁を打ち出したからです。
ハンガリーの方とパチリ。今でも囲碁続けてくれています。

あるときは11か国の人がお店にいた。なんてこともありました。

国内外の100人に、ネット対局と人と打つのとどちらが好きか?というアンケートをとったところ、
89人がリアルがいい!と答えました。
しかし、アメリカやヨーロッパの片田舎に住んでいるので人と打てない。という声も。


なかなか実際に出張は難しいので、
チャットサービスを使って世界の人が対局したり、
交流ができるコミュニティを立ち上げます。


4.囲碁カフェ 兼 動画配信スタジオ
皆さまはテレビで囲碁の番組を見たことはありますか?
解説などをしているのを一瞬見たことがあるのではないでしょうか?

そういうイメージの映像を撮れる設備をお店に常設します。
ライブ配信機能を使って、音楽のライブ配信のように、
他の国の方が当店のお客様の対局をみれるようにします。

お店にいれば世界の人とつながれる。
そんなお店作りを作ります。

5.旅する囲碁カフェの実現
世界のどこかに小さな囲碁カフェを作る。
これは私の夢です。

店主の私もスタッフも、香港、台湾にそれぞれ渡航しました。
そして現地の囲碁プレイヤーとの交流をしています。
香港

私たちが実現したいこと。
それは囲碁を通じて関わる人々の人生を豊かにすることです。

囲碁をやったことがない方には伝わらないと思いますが、
年齢性別職業国籍関係なく、対等にできるものなのです。
これはスポーツでは叶わないことです。

日本では囲碁の価値が非常に低い状態です。
ですが、寝たきりになったとしても、
世界中の人とコミュニケーションが取れる素晴らしいものなのです。

いつかは囲碁のない国に私たちが囲碁を持っていき、
人と人とのコミュニケーションツールとして役立てたい。
それを実現できる囲碁カフェは夢がありませんか?


5.リターンのご紹介
3,000円  お礼のメッセージ動画
5,000円  商品券6,000円分(オンオフどちらでも使えます)
5,000円  八段塾塾長つかさの指導碁
8,000円  オンラインサロン3ヵ月分
10,000円 囲碁スタートキット(ノート、9路盤、囲碁の遊び方動画)
10,000円 商品券12,000円分(オンオフどちらも使えます)
10,000円 八段塾塾長つかさの指導碁1回+アセスメント1回
15,000円 オンラインサロン6ヵ月分
30,000円 商品券35,000円分(オンオフどちらでも使えます)
30,000円 八段塾塾長つかさの指導碁3回+アセスメント3回
30,000円 オンラインサロン1年分
50,000円 新店舗1日貸し切り
150,000円 店主がデザインした世界に一つだけのオリジナル碁盤テーブル(雲杉)+ガラス碁石付き



6.資金の使い道

店舗にかかる維持費用および、ライブ配信設備への投資、
人件費、諸経費、CAMPFIREの手数料 リターン郵送時の送料に充てさせていただきます。


7.最後に

長い文章を読んでいただきありがとうございます。
読んでくれた方の中には、囲碁をやらない、興味がない!という方もほとんどでしょう。
4年前の私もそうだったので、気持ちはよくわかります。

私は自分のモットーは「挑戦できる世の中を作ること」だと思っています。
なので、本当はDJとしての音楽の道を志していましたが、
家業を継ぎ、囲碁カフェの経営ににチャレンジしました。

お店を存続することに関しても、事業を継いだ時と同じくらい悩みました。
「私の代(三代目)で100年企業を目指す!」
あと45年ありますが、つまづくことももちろん覚悟して始めました。

今回、お店を閉店することも考え、
閉店への道のりをブログに書いていました。

コロナショックで閉店を考えている全ての飲食店の方へ
https://note.com/pandora_mayu/n/n50e08edb8444
https://note.com/pandora_mayu/n/nb30a26b37989

しかし、色んなことが起きて存続することにしました。
そのため、こうしてクラウドファンディングにも挑戦しました。

コロナウィルスでつらい状況に置かれている方は、たくさんいると思います。
早く終息し、笑顔で過ごせる日が来ることを心から望んでいます。

お気持ちだけでもご支援いただけたら幸いです。
よろしくお願い致します。

店主 Mayu

カフェと囲碁 ひだまり
https://www.cafehidamari.com


東急池上線 長原駅徒歩1分
東京都大田区上池台1-32-7-201
03-6421-8415

火・土・日:13:00-20:00
水・木・金:13:00-23:00
※都の方針により営業時間は変わります。

最新の活動報告

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  • 皆さまこんにちは。カフェと囲碁ひだまりのMayuです。この度はクラウドファンディングへのご支援ありがとうございました。すこし前ですが、7月15日に終了しました。目標額の100万円をおおきく越え、約150万円支援していただくことができました。温かいサポートに心から感謝いたします。ありがとうございます。資金の使い道ですが、100万円は運転資金として、残りはお店のサービス向上に使わせていただきます。申請しておりました補助金も採択されたため、その制度を利用して囲碁のお店にはかつてない、海外の方も利用できるECサイトを構築し、海外の方に向けて日本の文化を伝えられるようなページをつくろうと考えております。飲食業は明日より再び時短営業がはじまり、相変わらず気を抜けない毎日ですが、お店の存続と囲碁業界の明るい未来を作れるように、私ができる限りのことを行動していきます。リターンに関しましては、今月より順次発送してまいりますので、いましばらくお待ちいただければ幸いです。改めましてご支援ありがとうございました。カフェと囲碁 ひだまり代表 野田 麻由 もっと見る

  • 目標金額サクセスしました!温かいご支援ありがとうございました。※今回は、2回目のクラウドファンディングのお願いです。またか、と思われた方、すみません。またです。ただし、1度目のクラウドファンディングは、「現状店舗継続のための支援」のお願いでした。今回は、「囲碁界の未来に投資するための支援」のお願いです。よって、趣旨が全く異なるため、もしご支援いただけるという方は、最後の一文字まで下記文章(私・Mayuの魂の叫びと囲碁界の未来への展望図)を読了いただいてから支援を実行いただけますと幸いです。1.クラウドファンディングへの道のりと御礼コロナショックを受け、あまりの大打撃に「店をやめること」を決めた5月上旬。(下記noteをご参照ください)コロナショックで閉店を考えている全ての飲食店の方へ【前編】https://note.com/pandora_mayu/n/n50e08edb8444【後編】https://note.com/pandora_mayu/n/nb30a26b37989そこから、お客さまや友人たちの温かく真摯な励ましのおかげもあり、散々考え抜いた末に「やめることをやめること」にしたのが5月末でした。私は、もう下を見ない。前しか向かない。そう決めました。お店存続の道を歩むと覚悟を決めて始めた第1回クラウドファンディングは、2日後には目標金額を達成することができました。これもひとえに、皆さまの温かいご支援のおかげです。本当にありがとうございます。2.囲碁の未来を考える資金繰りに追われる数カ月の中で、ふっと一息つくことができたことで少し考えてみたのですが、今回のコロナショックは2つの「確実」を私たち囲碁カフェ/碁会所経営者に突きつけたように思えます。1つは、第2/第3のコロナショック、または次の感染症ショックがくれば、「確実」に我々の生きる道は閉ざされます。給付金や補助金は潤沢には見込めませんし、法的拘束力を持たない、あくまで空気感で物事の是非が判断される自粛を突きつけられては、真綿どころか巨大なアナコンダに首を絞められるがごとく一瞬で窒息します。今回も本当の本当に、店舗閉鎖を決断する一歩手前まで行きました。私のお店:ひだまりだけではなく、他の多くの囲碁カフェ/碁会所も、同じ状況にあったことでしょう。今回生き残れたこと、これは、単なる僥倖に過ぎません。コロナ自体が日本においてはそこまで猛威を振るわなかったこと、結果、緊急事態宣言が早期に解除されたこと、その環境下でも一人ひとりのモラルが高く、感染の拡大が引き続き抑えられていることなど、いくつかの偶然が重なっただけです。本当にラッキーでした。少なくとも、囲碁界全体において言えるのは、「経営基盤が盤石だったから生き残れた」とは到底言えないということです。ほんのちょっとボタンが掛け違っていれば、あと数十のお店が囲碁界だけでも潰れていたことでしょう。そしてそれは、ひだまりそのものであったかもしれません。もう一つは、であるならば我々は「確実」に次の道を探さねばならないということです。私の場合、家業でもあり祖父や母から受け継いだこの囲碁事業を、どうしてもどうしても、どうしても手放したくはない。100年企業にしたい。しかし、今までと同じでは、皆様のご支援をいただいたとしてもいずれは潰れることになる。そしてそれは、感染症リスクが人類とWithである限り、残念ながら不可避である。「変化」ではなく、「変革」をする。自分にとって都合の良い分だけを変えるのではなく、自分の絶対に譲れない部分だけを残して、もっと根本から変えていく。痛みを伴いながらでも道を切り拓いていく。その覚悟を持たねば事業の継続すら困難な中で、私は次への第一歩を踏み出すこととしました。新たな「囲碁コミュニティの未来のカタチ」を模索するのは今しかない。3.囲碁コミュニティの未来のカタチ「囲碁コミュニティの未来のカタチ」とは、具体的には2つのラインから考えています。1、既存のリアル店舗のさらなる充実、集客、顧客満足、顧客体験の追求2、オンライン上、バーチャル上での環境の充実、集客、顧客満足、顧客体験の追求1については、正直に言うと、私はかなりの程度やりつくした感があります。勿論、100点満点ではありません。細かなカイゼンは日々積み重ねています。それでも、ひだまりを通じて日本屈指、いや世界屈指の囲碁空間を作り上げたという自負が、私・Mayuにはあります。日本はもとより、世界中から多くの人がわざわざ訪れてくれるこの場所は、私の誇りです。私のこの自負がホンモノかどうかはぜひ確かめていただきたいので、ひだまりにて皆さんのお越しをお待ちしております。ここで日々生まれている囲碁コミュニティは、本当に素晴らしいものになっています。2については、1に比べると現状1/100のといったところです。勿論、世にはすでに無料の対局サイトがたくさんあり、囲碁を打つ分には何の支障もなくなりつつあります。しかし、それは私の思い描く囲碁コミュニティの姿ではありません。国内、国外問わず、リアルと同様かそれ以上の濃度でコミュニティが形成され、活発なやり取りが交わされ、あたたかな人と人とのコミュニケーションが生まれていく。そしてそのハブとして、ひだまりが存在している。それが私の描く囲碁コミュニティの未来図です。そこから逆算すると、現状では足りないものがたくさんあります。ここに、私はチャレンジしていきたい。そう思っています。よって今回、ある程度完成の域に近づきつつあるリアル店舗に対しては、支援金を使う予定はありません。全額、オンライン/バーチャル/ワールドワイド分野へ投資します。4.ゴールした場合の資金の使い道今回、ネクストゴールを達成した場合チャレンジするのは下記3点です。具体的に支援・投資いただきたい内容でもあります。1.オンラインサービスの開発(100万円)2.多言語ECサイトの開設(50万円)3.不定期の海外視察(50万円)1.オンラインサービスの開発囲碁プレイヤー100人にオンラインとリアル対局どちらが好きか聞いたところ、89人の人が「リアル対局」と答えました。その中のほとんどの人が「リアルに打つ場所がないので仕方なくネットで打ってる。効率がいいから」と答えました。これはこのオンライン全盛時の時代に、意外とも思える答えでした。人々は引き続き、リアルを、あるいはリアルに近いものを求めているということなのではないでしょうか。現在の囲碁オンラインサービスは、どれもまだまだ無機質なものに過ぎません。囲碁はできても、囲碁コミュニティはできません。ポチポチと打って、それでおしまい。これで楽しめる人はいても、そうではない何かを求めている人もたくさんいると私は考えています。この無機質な状態をなんとかリアルに近づけるべく、新たなオンラインサービスの開発に着手します。5Gの時代が来なければ完璧には稼働しないかもしれませんし、現状ではVRのボトルネックも存在するかもしれません。しかし私は、時代を待つのではなく、時代を作りたい。どんなものになるかはまだ構想段階ですが、ありとあらゆる手段を試みてみようと思っています。日本中、世界中の人が集える場所を、オンライン上に作ります。そのための研究開発費が必要です。2.多言語ECサイト構築オンラインサービスが、人々の交流するいわば「宇宙ステーション」であるとするならば、こちらは「空母」です。中国で生まれ、日本で成熟した囲碁という素晴らしい文化を、世界中に対して商品として発信(発進)する母体を作ります。海外からお越しの方に非常に多いのですが、彼らはひだまりに「囲碁というゲーム」をしにきているのではありません。「囲碁という文化」を学びに来ているのです。彼らは、学んだ文化を母国に帰って広めてくれています。また今度は違う方が、日本に学びにきてくれるというサイクルが不思議と回っています。私はこういう文化の伝播を、何百回もひだまりで経験してきました。そして私はこの現象を加速させるべく、文化の発信基地としてのECサイトを立ち上げることとしました。ちなみに海外にいる囲碁プレイヤーの中には、人と対局したことがない方が多数います。囲碁の対局マナーを伝えるために作ったポスターは32か国でシェアされました。こういう小さなところから、文化というものは伝わっていくんだなといつも驚いています。↑動画も人気です。3.不定期の海外視察ひだまりを100年企業にすること、そして世界の色んなところにひだまりを作ること、囲界に生きる皆が幸せになれる時代を創ること。これが私の夢です。そのためには、自分自身が日本と世界を知る人間にならねばいけません。しかし現状、私にはその選択肢がほとんどありません。囲碁カフェ/碁会所はそのほとんどが、薄い利幅と実質無休に苦しんでいます。これは低単価主義に毒された業界全体の問題であり、少しずつ変えていかねばならない部分ではありますが、今すぐ解決するものでもありません。そして、私にはそれを待つ時間はありません。「要は、海外に行きたいだけでは?」、「旅行費を出してもらいたいだけじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。ここは敢えて、はっきりと「Yes」と申し上げておきます。私たち囲碁カフェ・碁会所経営者は、自らの見聞を広めるのが大事と分かっていても、事業の制約ゆえに常に店を開けておくことを求められます。それが海外視察となれば尚更。結果、私たちにとって、それは非常に手に届きにくいものになってしまっています。このギャップを埋めるため、ビジョン達成のために、恥とも思わず頭を下げてこの海外視察の支援をお願いしたいと思います。5.まとめ最後に、4年前まで囲碁をやったことがなかった私が、なぜ覚悟を決めて取り組んでいるかというお話をさせてください。私の家族は、囲碁に支えられて生計を立てて来ました。だから囲碁に恩返ししたい。ひだまりの前身である碁会所(囲碁を打つ場所)は1965年に祖父がオープンしました。その間、休まずに続けてきました。それはどういうことか?私の生活は囲碁によって成り立ってきたのです。私が囲碁を嫌いだった間も。お店をやろうと決めた4年前。その頃からすでに囲碁人口は減少し、「大変だ。囲碁普及しなきゃやばい。」と言っているのをたくさん耳にしました。昔は当たり前のように打てる人がいましたが、今はそうではありません。世の中にはゲームがたくさんあります。その中で選んでもらうには工夫が必要な時代になりました。工夫が必要なのに、価格を下げれば人が集まると思う人が増え、価格破壊が起きて、囲碁の価値は下がる一方です。その現状を目の当たりにして、ショックをうけました。こんな状態だと囲碁界に未来はない。憧れられる業界とは程遠い。そのため、常に囲碁をやったことがない方に向けたものを提案してきました。ひだまりを作り、文化を広めるために、外国人の方に向けた囲碁体験を始め、区のイベントに参加する、音楽活動を続ける、女性が持ちたくなるようなグッズを開発するなど、数々の挑戦をしてきました。全ては囲碁に対して恩があるからです。囲碁が強くなくたって、できることはある。囲碁業界に貢献したい。そう思い、覚悟を決めてやってきました。繰り返しになりますが、今回お願いさせていただくのは、「現状店舗維持のための支援」ではなく、「囲碁界の未来に投資するための支援」です。言い方を変えれば、顔を上げて前だけを向くと決めた、Mayuといういち個人に対する投資です。正直、勝手が分かっている現状店舗の改装費や維持費をお願いする方が、何倍も楽でした。資金をうまく活用できる見込みも、かなりの高い確率で保証できたと思います。しかし冒頭述べたように、それでは緩慢なる延命措置にしかならないと私は判断しました。愛する囲碁界の、しかし全体的な凋落の傾向には逆らえないと確信しました。今回は、それに抗うための一手を打つための資金を集めます。今までとは異なる分野にチャレンジするため、確率や期待値は駄々下がりします。それは最初に申し上げざるを得ない部分です。もしかしたら、チャレンジはするものの大失敗、ということもあるかもしれません。まだ誰にでも成し遂げられてないことをやろうとした結果として、何も残らなかったという無残な結果も待っているかもしれません。しかし先人は、そうやって確率や期待値を無視して、現在の世界を作り上げてきました。今度は、私・Mayuがそれをやる番です。祖父が立ち上げ、母が受け継いでくれたこの仕事を、私が次世代に誇れるような可能性に満ちたものにしていきます。こんな私ではありますが、皆さまからのご支援、心よりお待ちしております。皆様の想いを、私に預けてください。よろしくお願いいたします。 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  • 2日目で達成しました。温かいご支援ありがとうございます!

    2020/06/04 13:02

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