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奈良の鹿、奈良の町を守りたい!

国の天然記念物に指定され、奈良県の重要な観光資源でもある奈良公園の奈良の鹿。観光客が激減した今、様々な環境変化を受けて、鹿たちは街中に出没するようになりました。いつか沢山の観光客が戻る日まで奈良の鹿を守り続けたいと思っています。人も動物たちも皆が元気で明るい社会を願って。応援よろしくお願いします。

現在の支援総額

224,780

44%

目標金額は500,000円

支援者数

39

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/06/11に募集を開始し、 2020/08/20に募集を終了しました

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奈良の鹿、奈良の町を守りたい!

現在の支援総額

224,780

44%達成

終了

目標金額500,000

支援者数39

このプロジェクトは、2020/06/11に募集を開始し、 2020/08/20に募集を終了しました

国の天然記念物に指定され、奈良県の重要な観光資源でもある奈良公園の奈良の鹿。観光客が激減した今、様々な環境変化を受けて、鹿たちは街中に出没するようになりました。いつか沢山の観光客が戻る日まで奈良の鹿を守り続けたいと思っています。人も動物たちも皆が元気で明るい社会を願って。応援よろしくお願いします。

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はじめに・ご挨拶

奈良県奈良市に在住しております真鍋と申します。妻と2人の子がおります。仕事中心の毎日でしたが緊急事態宣言後、日中自宅で過ごすことも多くなり、その間、様々な気付きがありました。中でも観光客(人間)や交通量の減少とともに、野生動物「奈良の鹿」の行動範囲が変わり、奈良の町中や住宅地域で見かけるようになった事は驚きでした。鹿との共存自体に何ら不安はありませんが、町中で鹿に危険が及ぶことを思えば不安です。そこで鹿たちを守っていける活動はないかと考え、奈良県庁にも相談した結果、「一般財団法人 奈良の鹿愛護会」様の活動を支援することを目的とし、鹿愛護会様と連携した今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。


一般道を歩く鹿


このプロジェクトで実現したいこと

コロナ禍、観光客が激減する奈良県。鹿たちが生息する奈良公園にも観光客の姿はありません。そんな中、いつかまた戻ってきてほしい観光客の方々を思い浮かべ、観光資源の一つともいえる奈良の鹿を守るプロジェクトを立ち上げました。ケガをした鹿を守るための医療費、保護された鹿に与えるための牧草費、街中に頻繁に出没するようになった鹿が残していった鹿の糞の清掃など、奈良の鹿を、奈良の町を守る活動を行いたいと思っています。


マンションエントランス付近
鹿のフン


私たちの地域のご紹介

広大な敷地を持つ奈良公園の一部は世界遺産 春日大社の境内でもあります。 その春日大社の祭神、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)は鹿島神社(茨城県)から神鹿に乗ってやってきたと伝わるため、鹿は神の使いとして古くから手厚く保護されてきました。 現在も奈良の鹿は天然記念物として大切に保護されています。



プロジェクトを立ち上げた背景

外国人観光客を含め観光客の激減は、奈良の鹿たちにとっても大きな環境変化です。理由は明確ではありませんが、奈良の鹿が頻繁に町中に出没するようになりました。町中で見かけるようになった鹿の糞もその証拠です。奈良の鹿が町中に出没するという事は、それ自体が鹿たちにとって危険です。事故やケガをする鹿が増えても何ら不思議ではありません。そんな不安を浮かべる中、鹿を守っている「奈良の鹿愛護会」様に繋がることが出来ました。ケガをしたり病気になった鹿を救っている、ひいては奈良県の観光資源を守っているこの会を支援したいと思いました。と同時に、町中に出没する鹿は、所かまわず鹿の糞を残していきます。子供たちが遊ぶ公園の遊具周りにも、マンションのエントランスにも、たくさん糞を見かけるようになりました。私たちの町は鹿との共存を掲げています。今回の支援活動の中で地域清掃作業(鹿の糞清掃)も実施したいと思います。またいつか訪れてくれる観光客の方々が気持ちよく過ごせる町を維持していきたいと思っています。

観光客のいない奈良公園


これまでの活動

奈良の鹿愛護会様は、天然記念物「奈良のシカ」の保護育成のために、種の保存継承と保護思想の普及を図り、鹿と共生する地域社会づくりの推進に寄与することを目的とし、次の8つを柱として活動を行っています。

①「奈良の鹿」の保護育成

  • ・生息地内の巡回パトロール
  • ・負傷・疾病鹿の救助・救出
  • ・通報等による緊急保護出動
  • ・治療手当及び公園への復帰
  • ・妊娠したメス鹿の一時保護
  • ・オス鹿の一時保護及び除角


②保護育成に関する調査研究

  • ・生息地内頭数調査・エリア別頭数調査 
  • ・身体計測及び個体識別調査
  • ・行動圏調査
  • ・死亡原因の特定調査
  • ・大学、その他研究機関等との協力連携による研究調査
  • ・鹿に関する歴史資料の整理収集、保存


③保護事業のための普及啓発
奈良の鹿の魅力や保護について伝える取り組み

  • ・鹿苑公開
  • ・特別公開「子鹿公開 ~赤ちゃん鹿大集合!~」
  • ・国の天然記念物「奈良のシカ」保護啓発ポスター コンクールの開催
  • ・鹿の愛護を広く呼びかける愛護月間(6・11月)
  • ・定期情報紙「鹿かわらばん」の発行、その他刊行物への情報発信


④鹿と人が共存する
地域社会づくりの推進

  • ・鹿の生態について理解を広げるための広報活動
  • ・鹿と人とのトラブルを未然に防ぐ対策
  • ・ゴミのポイ捨てによる鹿の誤飲、事故を防ぐ環境保全活動
  • ・交通事故防止対策
  • ・犬の放し飼い、捨て犬防止の広報活動
  • ・エサやり禁止の啓発活動
  • ・鹿に関する歴史資料の整理収集、保存


⑤生息環境保全のための活動及び環境教育環境教育・環境学習の推進

  • ・研修・職場体験学習
  • ・奈良公園を訪れる団体を対象にした体験プログラムの提供
  • ・教育機関等を対象としたセミナー、出張講座・講演


⑥各伝統行事の保存継承

  • ・鹿の角きり
  • ・鹿寄せ
  • ・鹿まつり


⑦施設の維持管理
快適な保護環境を提供するために、

  1. (1)施設の維持管理
  2. (2)施設の定期的な消毒・清掃
  3. (3)施設の保守点検・補修・整備
  4. (4)鹿苑改修計画事業と連携した事業の推進


⑧諸団体との連携協力・支援

  • ・関係する各団体との連携した鹿の保護への協力体制づくりの推進
  • ・会員や支援者による鹿の保護活動への多角的な支援
  • ・その他この法人の目的を達成するために必要な事業



資金の使い道・実施スケジュール

ご支援いただいた資金は、「奈良の鹿愛護会」様の活動資金として上記①~⑧の活動にあてさせて頂く他、地域清掃活動や本取り組みを実行するための事務手数料等にあてさせて頂きます。皆様からの支援を無駄にする事なく、奈良の町の為に使わせて頂きたいと思います。



鹿の飛び出し注意を促す看板


最後に

奈良県は鹿と町が共生するまちづくりを目指しています。奈良県に在住する私にとっても、そこで育つ子供たちにとっても、奈良の鹿は身近な存在です。コロナ禍の環境変化で鹿の生活環境も大きく変わってしまいました。しかし、いつかまた多くの方々に奈良県に訪れて頂き、奈良の鹿と触れ合って頂き、楽しく心豊かな時間が流れることを信じています。その時まで、その地に住む者として、当事者意識をもって奈良の鹿と奈良の町の環境を守っていきたいと思っています。

以前の奈良公園の様子

本プロジェクトはAll-or-Nothing 方式で実施します。

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