◆1970ー1980年代に一世を風靡したミュージシャンは今何をしている?
北海道のミュージシャンが集まって、1回目の「北海道音楽年鑑コンサート」を開催したのが1994年10月。北海道の音楽シーンを盛り上げたい。これからも北海道発の音楽を大切にしたい。そんな想いからスタートしたコンサートです。
1995年には阪神大震災で被災した皆さんへの支援コンサートも開催し、北海道ミュージシャンのPOWERを示しました。
しかし、2001年を最後に「北海道音楽年鑑」は途絶えてしまったのです。それでも当時のコンサートに出演した多くのミュージシャンが今も一線で活動しています。
そんな時に、50代、60代になった彼らが現役のうちに「北海道音楽年鑑」を復活させたい!と熱い想いを抱いて準備に奮闘する人物がいました。地域FM局・三角山放送局の創業者である木原くみこです。
▲ 「北海道音楽年鑑97」1997.10.04
◆北海道のいい音楽を一人でも多くの人に聴いてもらうために
実行委員会で中心的な役割を果たしてきた木原くみこでしたが、今年の1月に突然亡くなってしまいました。志半ばで亡くなった木原に代わり、残されたスタッフが一丸となってその意志を引き継ぎ「北海道音楽年鑑」の復活を誓いました。復活の会場となるのは、なるべく大きなハコ(会場)でたくさんのお客さまを迎えたいと、700人収容のホールを押えました。
しかし、誓ったのはコンサートの復活だけではありません。
時代の淘汰を乗り越えた芯のあるミュージシャンたちは現在も“いい歌”を歌い続けています。その“いい歌”をたくさんのお客さまに届けていくことと同時に次世代、現代の北海道のミュージシャンがどんどん活躍し続ける環境をつくりたいと思っています。
そのためにコンサート開催そのものだけではなく、広く広報活動も行っていきます。
◆北海道発の音楽シーンを応援する「北海道音楽年鑑」
1994年から25年目にあたる今年、「北海道音楽年鑑」を復活させようと私たちは立ち上がりました。同時に、北海道のアーティストたちも紆余曲折のキャリアを経て、まだ歌い続けていることの喜びや感謝を伝えたい、北海道の音楽シーンのために何かできないだろうか、と思い始めていたのです。あの頃は尖っていたミュージシャンも年月を経てすっかり丸くなり、仲間が7組も揃いました。かつての同志が一同に会するコンサートは、決して懐古的なものだけではありません。新時代になっても聴き継がれるべき北海道生まれの音楽を広く伝えていきたいと思います。
◆支援金の使い道について
チケット販売収入だけでは各種経費が不足になるため不足分を補います。パンフレット類の印刷費や会場設営費などに使わせていただきます。
・パンフレット類の印刷費
・会場設営費
・リターン品の準備・発送費
・FAAVO手数料
【目標総額】750,000円
◆最後に
今回クラウドファンディングに挑戦することによって、この「北海道音楽年鑑」を継続的に開催し、北海道の音楽文化を広げ、若い世代につないで発展させていきたいと思っています。そのためにも18年ぶりの復活を、成功に導けるようスタッフは日々邁進しています。このプロジェクトにご賛同いただける方!ぜひご支援を宜しくお願いいたします。
◆出演アーティストについて
【出演者】※五十音順
■五十嵐 浩晃
美唄市出身。1979年第1回CBSソニーのSDオーディションに合格し、80年「愛は風まかせ」でデビュー。同年3枚目のシングル「ペガサスの朝」が売上50万枚以上の大ヒットを記録。翌1981年(昭和56年)にTBSテレビの「ザ・ベストテン」で全国ネット番組初登場。さわやかな歌声と洗練されたメロディー、AOR的なシティポップで人気を博す。代表曲に「ディープ・パープル」「Because」「サマートワイライト」「街は恋人」など、2012年には20年ぶりとなるアルバム「ミカン星2」リリース。ラジオのパーソナリティとしても各局で活躍してきた。
◆ペガサスの朝
■倉橋 ルイ子
三笠市出身。1981年「ガラスのYESTERDAY」でポリドールよりデビュー。1982年、83年と東京音楽祭に出場。82年は国内大会審査員特別賞受賞、83年には世界大会に出場し外国審査員団賞を受賞。84年からバス・ツアー≪小都市コンサート『バラードを鞄につめて~』≫を本格活動。日本全国をバックメンバーと共にバスで巡り、約8年間で1000本を超えるライブを行った。この間シングル15枚、アルバム12枚、ベストアルバム5枚、自主制作アルバム2枚をリリース。1992年、結婚を機に一旦アーティスト活動を休止したが、1999年アルバム「My name is Ballad」(テイチク)で復活。
2005年マキシシングルCD「悲恋歌」(韓国ドラマ「チェオクの剣」挿入歌の日本語カバー曲)をリリース。現在も年3回の定期的なライブを中心に活動を続けている。
◆ガラスのYesterday
■佐々木 幸男
宮城県生まれ。小学校1年の時に札幌に移住。第7回世界歌謡祭に「君は風」で出場。ハスキーボイスとお洒落なサウンドで注目を集め、昭和51年「君は風」でデビュー。以後、「セプテンバーバレンタイン」「りふれいん」などのヒット曲を放ち、作家としても高田みずえ、倉橋ルイ子などに曲を提供。
現在までにシングル11枚、アルバム12枚、ベストアルバム4枚をリリース。北海道を拠点に全国でライブ活動を行い、特に札幌では3月14日と9月14日(セプテンバーバレンタインコンサート)定例コンサートを行っている。ラジオパーソナリティとしては過去にHBCラジオ、STVラジオ、Air―GFM北海道で番組を担当。現在はAir-GFM北海道、毎週日曜5:00~オンエア「FM FOLK KIDS」第1日曜日のレギュラーパーソナリティ出演中。
◆君は風
■澤内 明
1967年頃The Davy’sのドラマーとして活躍。1968年ミノルフォン・レコードよりメジャーデビューを果たすが’70年の解散後、全く新しいメンバーと札幌でThe Davy’sを再結成。この頃からドラム&ヴォーカルを担当。72年BAKER SHOP BOOGIE 結成、74年からヴォーカルに専念。
82、83年と続けてビクターよりBAKER SHOP BOOGIEとしてシングル、アルバムをリリース。以後、数々の伝説的なイベントを繰り広げてきた。独特な歌声は日本人離れしていて、ソウルファンをして日本のオーティスレディングと言わしめる。 評判はたちまち全国のミュージシャン達に広まり、北海道に来た際には「明詣で」が恒例となり、数多くのアーチストの信望を得る。 又、本場のアーチストからも絶賛を浴び、あのオーティス・クレイからも「BROTHER」と称される。
◆籠の鳥
■すずき 一平
札幌市出身。1974年フォークデュオ“ラビ”でデビューデビュー曲「青春碑」は北海道、名古屋などでスマッシュヒットとなるもセカンドシングルリリース後解散。その後ソロで音楽活動を始める。
1979年 第17回ポプコン嬬恋本選大会で『時流』が優秀曲受賞。同年、第10回世界歌謡祭(日本武道館)に日本代表として出場。1980年4月 RCAレコードより『時流』でソロデビュー。
セカンドシングル『水鏡』が北海道全ての部門で第1位となり日本レコード大賞の最終曲候補に残り全国ヒット。多数のアーティストにカバーされるほどの名曲として知られる。現在、北海道はじめ全国各地でコンサートを行い活動している。ラジオパーソナリティとしても過去にはHBCラジオ、STVラジオ、NHKFMなどにレギュラー出演していた。
◆水鏡
■みのや雅彦
留萌管内羽幌町出身。1981年CBSソニーより「白い嵐」でデビュー。ライブ活動は全国で広くファンを獲得している。自身最高のヒット曲は、ドラマ主題歌になった「笑えないピエロ」がヒットとなる。その他プロレスラー大仁田厚に提供しセルフカバーした「夢しかなかった」や「空」「雪の花」が代表曲。ライブ活動は全国に及び多くのファンを獲得している。
また、ラジオパーソナリティとしても活躍、STVラジオ「アタックヤング」「みのや雅彦のときめきワイド」KBS京都「ハイヤング京都」は大勢のファンを獲得した。
最近もほぼ毎年CD,DVDをリリースし、最新は2018年にCDアルバム「あなたが幸せになれないはずはない」をリリース。
◆夢しかなかった
■山木 康世
フォークグループ・ふきのとう時代に『白い冬』『風来坊』『春雷』などのヒット曲をリリース。
ギター演奏にも定評があり、独創的なオープンチューニングによる楽曲も多数ある。
1995年 阪神大震災の救援コンサートや2011年東日本大震災復興円コンサート開催、2017年には熊本地震の応援ソング『有明の海より』を発表するなど被災地を常に応援してきた。
また、上田前札幌市長の作詞、山木康世の作曲による『ブラボー札幌』が”ビールの町札幌”のイメージソングとして札幌市内に流れたり、2018年7月 『山のロープウェイ』が札幌もいわ山ロープウェイの公式テーマソングに認定。山麓駅で記念セレモニー開催し山木康世メモリアルプレートが設置されるなど、地域にも自作の楽曲で貢献してきた。
2018年12月ソニーミュージックダイレクトからCDアルバム「黄昏のビール」をリリース。
◆黄昏のビール
● 実行スケジュール
・ラジオ番組開始(4月)
・道新ぶんぶんクラブとタイアップでチケット先行予約開始(6月)
・FAAVO開始・各種広報活動開始(6月)
・チケット一般発売開始(7月)
・コンサート開催(10月25日)
北海道音楽年鑑1994-2019
日 時: 2019年10月25日(金)OPEN 18:00
会 場: 道新ホール(札幌市中央区大通西3丁目 道新ビル大通館8階)
入場料: 前売¥5,000(当日¥5,500)
主 催: 北海道音楽年鑑実行委員会
● お問い合わせ先
株式会社らむれす(三角山放送局)
TEL.011-640-3330
最新の活動報告
もっと見る北海道新聞に記者発表の様子が掲載されました
2019/08/19 12:53少しご報告が遅れましたが、先週の8月13日(火)の北海道新聞夕刊に先日の北海道音楽年鑑1994-2019の記者発表の様子が掲載されました。佐々木幸男さんからの「札幌は音楽に造詣が深い人が多い特殊な街。観客にもこの40年を振り返ってもらえるコンサートにしたい」というコメントが印象的です。 もっと見る
佐々木幸男さんがHBCラジオ「シンセンラジオステーション」に出演します
2019/08/16 18:39音楽年鑑1994-2019に出演する佐々木幸男さんが8月17日(土)午後8時30分からのHBCラジオ「シンセンラジオステーション」に出演します。今日はその収録をしてきました。 パーソナリティの松田イッシンさんの大きな声と佐々木幸男さんの静かな声が良いコントラストを出していたそうです。 10月に実施する「北海道音楽年鑑1994-2019」のお話しはもちろん、9月の幸男さんのコンサートの話でも盛り上がったようですよ。 みなさん!明日はぜひHBCラジオを聴いてくださいね! また幸男さんの9月のコンサートについては以下の通りです 佐々木幸男LIVE NEW 日時> 2019年9月21日(土) 開場 17:30 開演 18:30 会場>Holly’s ホーリーズ 帯広市西16条南35丁目2-10 料金> チケット ¥4,000(ドリンク別) 問い合わせ"0155-66-9399 もっと見る
三笠のワインフェスタで倉橋さんにお会いしました。
2019/08/14 15:30北海道音楽年鑑1994-2019実行委員の一人が出演アーティストのおひとりである倉橋ルイ子さんのコンサートを観るために三笠市を訪問しました。三笠市は山崎ワイナリーや滝沢ワイナリーなどおいしいワインを醸造しているところがたくさんありますね。そんなワインと一緒に音楽を楽しむイベントがあったんです。倉橋さんは三笠市で生まれてますので三笠愛がたっぷりなコンサートだったようです。 10月の音楽年鑑のコンサートもきっと北海道愛たっぷりの曲を披露してくれると思います。 以下は三笠訪問時の報告記です。 8月11日、三笠ワインフェスタに行ってきました。お目当ては三笠にあるワイナリーの美味しいワインはもちろんですが、倉橋ルイ子さんのライブステージです。 会場は三笠市役所隣にある三笠市中央公園。公園の中央には三笠名物の北海盆踊りのシンボルになっている高さ10メートルのやぐらが建っています。実は三笠は北海盆踊りの発祥の地なんです。 倉橋ルイ子さんのステージは午後五時半開演、デビュー曲の「ガラスのYESTERDAY」オープニングに「海の見える窓から~おもいでの夏~」「雨上がりの動物園」「幾春別の歌」など全11曲を熱唱していただきました。 倉橋さんのファンの方からたくさんの声援が上り、地元ならではのアットホームなステージになり、倉橋さんが、何度も「この日を忘れない」と言っていたのが印象的でした。 この日は息子に車の運転をしてもらったので三笠の滝沢ワイナリー、山崎ワイナリーのワインも堪能、芳醇なワインと倉橋さんの円熟のバラードに酔いしれた一時でした。倉橋さん、ありがとうございました‼️ もっと見る