2016/02/11 21:42

こんばんは!

わたしたちは杉割り箸の製造・販売を行っていますが、これまで実際には何をやってきた会社なんだ?と思われる方もいらっしゃるかと思います。

そこで、今回は簡単な会社の歩みを書きたいと思います。

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平成22年08月:会社設立

平成22年11月:製造機導入、試験製造開始

平成23年03月:被災、契約全解除

平成23年04月:いわき南部の大規模な余震で更なる被災

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という、ドラマにしても出来過ぎな経過を辿り、廃業を考えていた矢先、復興支援ボランティア「Eat East!」の皆さんと出会いました。

そして、デザイナー有志の彼らと一緒に、同年8月に開発したのが「三県復興 希望のかけ箸」です。

その後、

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平成23年度:全国間伐材利用コンクール、間伐推進中央協議会会長賞

平成24年度:福島県新商品生産による新事業分野開拓者認定制度、認定取得(2製品)

平成24年度:木づかい運動顕彰、東日本大震災復興特別部門

平成24年度:県観光みやげ推薦品(2製品)

平成25年度:グッドデザイン賞

平成25年度:ふくしまおいしい大賞優秀賞

平成26年度:ソーシャルプロダクツアワード

平成26年度:いわき市感謝状

平成26年度:新東北みやげコンテスト入賞

平成26年度 「新しい東北」復興ビジネスコンテスト大賞

平成27年度:いわきふるさと産品推奨品(3製品)

平成27年度:ウッドデザイン賞(2製品)

平成28年度:ふくしま産業賞金賞(福島民報社奨励賞)

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と、怖いくらいの幸運に恵まれ続けながら、何とか今日まで潰れずにいます。
 
そして、「希望のかけ箸」の売上の一部は、素材産地である岩手県陸前高田市、宮城県栗原市、福島県いわき市に、義捐金として届けることにしています。
 
 
 
 
 
 
大企業さんからすると、本当に僅少な額かもしれませんが、これまでに計90万円を直接届けることが出来ました。
 
どうしても、「割り箸」というと、「たかが割り箸」と思われがちで、設立から丸5年以上を経た現在でさえも、悔しい思いの連続です。
 
でも、悪いことは全くしてないんです。
本当に。
 
そんなわたしたちの、本当に眠れないで困っている被災者の方々に、本当によく眠れる杉枕を作って届けてあげたい!、という素朴な気持ち、少しでもお伝えすることが出来たでしょうか?
 
というわけで、次回からは眠り杉枕開発編へと進んでまいります!