こんばんは!
正式発表後1週間で、早くも100%を超えるご支援を頂き、本当に、本当にありがとうございます!
まだ2か月弱の募集期間を残しておりますので、皆様の温かいご支援をお待ちしております!どうぞよろしくお願いいたします!
というわけで、今回は、2年以上前に生まれた「眠り杉枕」の中に入っているチップについてです。
杉間伐材の原木から割り箸を一貫製造している磐城高箸では、当たり前ですが至るところ杉だらけです。
そんな内情を知った友人に、ある日、彼のくっさい革靴を、杉の爽やかな香りに包まれたナイスな革靴に変身させてくれ、と頼まれました。
そこで、早速相談してみたのは、磐城高箸相談役の鳥居塚さん。
傘寿を迎えて数年経過したとは全く思えないんですが、そのかくしゃくぶりはスタッフ総員の元気と明るさの源です。柔和な笑顔と人柄で、孫ほど年の離れたスタッフやご近所の方からも、親しみを込めて「みーちゃん」って呼ばれてます。
その「みーちゃん」が一言。
「強度検査でハネた箸、刻めばいぃんでねの?」
磐城高箸では、高級割り箸を製造しているので、全量手作業による強度検査を行ってるんです。強度検査不合格品は、通常は薪ボイラーで燃やして、その熱で新しい割り箸を乾燥しているので、無駄は全くないんですけど。
ともかく、作ってみました。
両手のひらに、いっぱいになるくらいまで刻んだところで、更にもう一言。
「これ、枕になるんでねの?」
そうして、友人の革靴は未だ放置したまま、枕開発が始まったのでした。