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300年の歴史文化と地域の活力が今蘇える!がんばれ「おさるべ元気くらぶ」

「葛黒火まつりかまくら」は長い歴史のある、無病息災と五穀豊穣を祈願する小正月行事です。高さ10mを超えるご神木に火を放ち、参加者皆で「かまくらのごんごろうー!」と叫ぶ奇祭。この伝統行事の継続を通して、地域活性化を図ります。

現在の支援総額

242,000

121%

目標金額は200,000円

支援者数

62

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/11/07に募集を開始し、 62人の支援により 242,000円の資金を集め、 2017/01/26に募集を終了しました

300年の歴史文化と地域の活力が今蘇える!がんばれ「おさるべ元気くらぶ」

現在の支援総額

242,000

121%達成

終了

目標金額200,000

支援者数62

このプロジェクトは、2016/11/07に募集を開始し、 62人の支援により 242,000円の資金を集め、 2017/01/26に募集を終了しました

「葛黒火まつりかまくら」は長い歴史のある、無病息災と五穀豊穣を祈願する小正月行事です。高さ10mを超えるご神木に火を放ち、参加者皆で「かまくらのごんごろうー!」と叫ぶ奇祭。この伝統行事の継続を通して、地域活性化を図ります。

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おさるべの里を元気にするため、まずはできることから始めよう。

 

みなさんこんにちは!「おさるべ元気くらぶ」の代表、長岐直介です。
まずは我々「おさるべ元気くらぶ」がどのような団体なのかについて簡単に紹介します。

そもそも「おさるべ」というのは、旧鷹巣町(現北秋田市)の南にそびえる標高1,049mの竜ヶ森を源に流れる小猿部川が米代川に合流するまでの流域のことを指します。
この「おさるべ地区」に元気がないぞ、何とかしようと呼びかけたのが、この地域にある龍泉寺住職佐藤俊晃さん、その呼びかけに呼応した7人で平成24年3月に発足したのが「おさるべ元気くらぶ」です。
資金はないけどまずはできることから始めよう。それぞれが真剣に「おさるべ地区」のためになることを考え、これまでに「古民家を活用したジャズライブ」の開催、「代々この地域の中心的存在であった長岐家について理解を深めるための勉強会」を開催するなど、地域の元気につながる活動を地道に行なってきました。

▲北秋田市指定有形文化財「長岐邸」で行なわれたジャズライブの様子

 

そんなある日、「おさるべ地区」の一部の集落で行われていた小正月行事「葛黒火まつりかまくら」復活の話がもちあがりました。「葛黒火まつりかまくら」は無病息災と五穀豊穣を祈願する小正月行事として約300年の長い歴史を持ちながらも、近年は過疎化を理由に休止していました。そこで、我々が発起人となり、何度となく交渉・打ち合わせを繰り返した結果、平成26年2月に15年ぶりの復活を果たすことができました。
稲ワラを巻きつけた高さ10mを超えるご神木が点火され、赤々と夜空に立ち上がる。その炎に向かい約500名の観客は「おおー、かまくらのごんごろう!」と叫ぶのが特徴の奇祭。その迫力には圧倒されます。

 ▲2015年「葛黒火まつりかまくら」の様子

 

▲ご神木に向かって「ごんごろう」を叫ぶ子供たち

 

▲2015年「葛黒火まつりかまくら」 

 

ところが、開催費に充てていた市からの資金援助は3年間で終了。4回目からは自力での開催が余儀なくされてしまいました。そこで今回、来年の2月19日に開催する、復活第4回「葛黒火まつりかまくら」の開催資金の一部をFAAVOで募集することになりました。

 

合言葉は「ごんごろう」

 

ところで火まつりかまくらのとき、なぜ「ごんごろう」と叫ぶのでしょう?燃え上がるご神木に向かって「かまくらのごんごろうー!」と叫ぶ姿は、葛黒火まつりかまくら独特のものです。
これはあくまで想像の話ですが、1700年代から「おさるべ地区」七日市村の親方であった長岐家が葛黒集落の用水路や岩山の掘削工事のため、外部から技術者を招いた際、その技術者が住民と交流を図るため、歌舞伎「暫」の鎌倉権五郎景正の武勇伝を話し聞かせたのではないかと言われています。その武勇伝がきっかけで、いつしか村の皆でご神木に向かいヒーローの名前を叫ぶようになったと考えています。
また、ここの地域には昔からごんごろうにまつわる伝説が伝えられており、地元の小学生がごんごろう伝説についてまとめた絵本「かんくらのごんごろう」は、1989年に読売新聞社主催の第12回「日本の絵本賞」手作り絵本コンテストにおいて優秀賞を受賞しました。

  

このように、様々な歴史と伝説が残る「おさるべ地区」ですが、そのなかの葛黒集落は、昭和30年代には約50世帯もあったのにもかかわらず、今では過疎化が原因で半数しか残っていません。そのため、マンパワーとまつりに使用する稲ワラの確保が難しく、「火まつりかまくら」は休止を余儀なくされました。しかし、15年間休止されていた行事は、「おさるべ元気くらぶ」の呼びかけによって、平成26年に復活を遂げました。復活した「葛黒火まつりかまくら」は「ごんごろう」の復活を合言葉に、まつりをみちのく秋田の小正月行事として定着させることを目指しています。さらに今後は

・かまくらサミットの開催(県内各地のかまくらまつりとのコラボ)

・「ごんごろう」ブランドの米・野菜の出荷

・地区出身者との交流会

なども考えており、「おさるべ地区」の魅力をどんどん地域外へ発信します。この構想を実現させるため、まずは復活後、第4回目となる「葛黒火まつりかまくら」を成功させ、そしておさるべ元気くらぶの目標である「地域の元気」につなげたいのです!

 

地域づくりの夢がふくらむ!「葛黒火まつりかまくら」

 

北秋田市はその名の通り、秋田県の北部に位置し、きりたんぽ、秋田スギやマタギ文化に代表される山あいの町です。この町の中でおさるべ地域を元気にするため私たちは知恵と汗を出し合い頑張っています。「葛黒火まつりかまくら」という伝統行事は、まず材料となる稲ワラを秋のうちに農家から集める作業に始まり、祭りの当日は、雪の山中から大きな栗の木を切り倒し会場へ運びます。

▲まずは雪山へ栗の木を選定しに行きます

 

▲木の選定が終わったら切り倒していきます

▲切り倒した木を会場まで運んでいきます

 

会場へ運び終わったら、ご神木の栗の木に稲ワラや豆ガラ、竹などを巻き付けることで高さ10メートル、重さ2トンを超えるご神木を作り上げます。

 

 

 

▲ご神木に稲ワラや竹を巻き付けていきます

 

 

▲地元の子供たちも一生懸命お手伝いします

 

作り上げたら指揮者の掛け声で100人を超える人々が力を合わせ、1時間もかけて立ち上げます。皆が一つになって、力を合わせる瞬間です!

 

 

▲地域の老若男女みんなが一体となってご神木を立ち上げます

▲ご神木の完成!!!

 

そして実際のお祭り本番で、点火したご神木に祈りを捧げます。 

 

 

▲燃え上がるご神木に向かい、皆でお祈りを捧げます

 

お祭り本番の日に一からご神木を作り上げることから、地域住民一人ひとりの協力が必須となります。ここまでの一連の作業には

 

◎皆で力を合わせる共働の心

◎老人の話を聞く敬老の心

◎達成感と人を感動させるパワー

 

といった「地域づくりの素材」が圧縮されています。この「葛黒火まつりかまくら」を時の流れの中に埋もれさせるのは本当にもったいない!「葛黒火まつりかまくら」の成功は、おさるべの人々に元気と自信を取り戻すことができます。
とくに子供達には、将来、高校から大学、そして社会人となり地域を離れる時があっても、ふるさと・ごんごろうを語り、おさるべを誇れる人になってほしい。また、いつでもまつりに参加してほしいと願っています。
そして私たちは「葛黒火まつりかまくら」の発信により、かまくらサミットの開催・交流人口の増加・特産品づくりなど、火まつりかまくらから派生する関連事業が地域の元気の源となるよう取り組んでいきたいと思っております。
この思いが実現するように皆様からのご支援を心よりお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

おさるべの人と親せきになって下さい!

 

 

ごんごろうの伝説にもあるように、葛黒集落をはじめ、ここおさるべ地区は「昔から大した悪いこともなく豊かでいい村であった」
しかし寄せる過疎化の荒波には勝てず、次第に若者が少なくなり、地区には小学生がいない集落も増えています。自然は豊かでもその自然を守る人がいないこの地域。人々の気持ちは暗くなりがちで沈滞しています。このように過疎の荒波をモロに受けるこの地域において、地域の衰退からの脱出という課題に立ち向かいたいと思います。
先人が築き上げ守り続けてきた地域の歴史や文化を掘り起こし、地域内外に発信することで、地域の人々は地元を誇りとし、地域外の人々からは行ってみたい、交流したい、住みたいと関心を持っていただけるよう活動したいと思っています。「葛黒火まつりかまくら」にはそんな活動の素材が詰まっています。
「みんなが元気で活気あふれる地域」そして交流人口が増え、将来的には地域外の人々からは「おさるべに新しい親せきができた」と思ってもらえるような地域にしたいと考えています。

 

今後のスケジュール

 

2016.10   稲ワラ集め作業

2016.12   小正月行事学習会

2017.1~2  ごんごろうグッズづくり

        雪上駐車場づくり

        会場設営

2017.2.19   「葛黒火まつりかまくら」開催

2017.3     記録集作成

        写真展示・DVD上映会

 

集まった支援の用途とその内訳

 

稲ワラ集め(トラック借上等)       20,000円

学習会(講師謝礼)            20,000円

会場設営(重機・簡易トイレ等借上)    60,000円

来客の送迎(マイクロバス運転手賃金等)  20,000円

記録(写真・DVD)           10,000円

返礼品                  30,000円

FAAVO手数料             40,000円

———————————————————————————

合計                   200,000円

 

 

おさるべ地域に元気と活気を取り戻し、地域の文化と資源を後世に伝えたい。

 

小猿部郷(おさるべごう)の親郷七日市村(なのかいちむら)の肝煎(きもいり)であった長岐家は、地域の人たちに「おやかた」と呼ばれ、小猿部地域のつながりの中心にありました。地域間のつながりが希薄になりつつある現代において、先人の英知に学び長岐邸「おやかた」をよりどころとして新しい地域づくりを目指していこうとの思いのもと、有志で「おさるべ元気くらぶ」を設立しました。
小猿部地区の歴史、民俗、風土を学ぶ講座の開催をはじめ、長岐邸の保存活用のための庭園整備や、ガイドのボランティアを行なっております。
このたびご支援をお願いしています「葛黒火まつりかまくら」の開催も将来の元気な地域づくりを目指すための大きなボランティア活動と位置付けています。このような活動を継続していくためにもプロジェクトの成功が大前提となります。私たちはこの地域を舞台にした楽しいことをいっぱい企んでいます!どうぞいつでもお気軽に「かだって(集って)」下さい。くらぶ会員も常時募集中です。みなさまからのご支援・ご協力を心よりお待ちしております。

 

起案者情報

 

【団体名】おさるべ元気くらぶ

【代表者】長岐 直介

【facebook】おさるべ元気

      https://www.facebook.com/genki.osarube?fref=ts

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 明朝4:30-5:00 と 6:00-6:30の二回。NHK全国ネットで「葛黒火まつりかまくら」がちらっととりあげられるそうです。早起きの方、よろしかったらどうぞ。 もっと見る
  •   伝統300年の火 CFでつなぐ 葛黒火まつりかまくらで、大木を立ち上げる様子(北秋田市教委提供)    『河北新報』2017年2月16日付けより   秋田県北秋田市七日市の葛黒(くぞぐろ)集落で19日にある小正月行事「葛黒火まつりかまくら」を運営する住民らが、市の補助金に代わる運営費をインターネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)で集めた。運営費不足に悩む地域の伝統行事や祭りは全国的に増えており、ネットを通じた資金調達は新たな解決手法として注目される。 火まつりかまくらは約300年の歴史がある。人手不足などで1999年を最後に途絶えていたのを、同集落を含む北秋田市小猿部地域の市民団体「おさるべ元気くらぶ」でつくる実行委員会が2014年に復活させた。約30万円の運営費のうち約20万円は市の補助金で賄ってきた。 市の補助が16年で終了したため、実行委は他団体の補助金申請を検討したが、条件を満たさないことなどから断念。メンバーの一人が知人から紹介された、秋田県信用組合の県域版CF「FAAVO(ファーボ)秋田」で資金を調達することにした。 1口当たりの金額は1000~1万円に4段階を設定し、目標額は20万円にした。実行委事務局の住職佐藤俊晃さん(56)は「知名度が高くないので目標額に達するかどうか心配だった」と振り返る。 昨年11月に募集を始め、締め切りの1月26日までに秋田県内や仙台市、静岡市などの62人から計約24万円が集まった。その後も現金での支援の申し出があり、計30万円に達した。資金の提供者には金額に応じて、祭りを題材にした絵本や切り分けた神木などを送る。 佐藤さんは「一集落の行事に、全国から支援が寄せられた」と反響の大きさに驚く。 今回の試みについて、寄付行動を研究する日本学術振興会(東京)の佐々木周作特別研究員は「大きな目標金額を掲げたCFが注目される中、少額を募った地域の祭りでもCFを活用できたことは、行事の存続に悩む他の地域の参考になるはずだ」と話す。 火まつりかまくらは午後3時開始。連絡先は元気くらぶ事務局の長岐賢一さん090(6101)8906。[葛黒火まつりかまくら]近くの山から切り出した高さ約13メートルのクリの大木に稲わらを巻き付け、約1時間かけて直立させた後に火を付け、新しい年の無病息災や無火災を願う地域行事。江戸時代後期、暴れ者の「権五郎」を懲らしめようと、大木を権五郎に見立てて燃やしたのが始まりとされる。 もっと見る
  • 昨日、葛黒火まつりかまくら会場に於いてわたしたちの火まつりが無事に終了しました。 お天気も心配でしたが、開催の時間にはやっと冬らしくなり 例年に比べて大きく立派なご神木も無事に起ち上がり 夜に燃え上がった炎はゆっくりと時間をかけて会場の皆さんを照らしました。 たくさんのみなさんのご支援、ほんとうにありがとうございました。 これから月末にかけて返礼品の発送作業を行います。 いましばらくお待ち下さい。 もっと見る

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