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百年越しの夢-百尺観音完成を目指す相馬市民の挑戦

形造ってから60年を経て崩落が進んでいる百尺観音像です。未完の台座まで完成すれば約36mの日本一の摩崖仏になります。着手から百年目の2031年までに崩落部分を修復、未完部分を完成させ百年越の夢を叶えようと市民が立上げた一大プロジェクトです。

現在の支援総額

553,000

110%

目標金額は500,000円

支援者数

39

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/05/01に募集を開始し、 39人の支援により 553,000円の資金を集め、 2019/07/19に募集を終了しました

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553,000

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このプロジェクトは、2019/05/01に募集を開始し、 39人の支援により 553,000円の資金を集め、 2019/07/19に募集を終了しました

形造ってから60年を経て崩落が進んでいる百尺観音像です。未完の台座まで完成すれば約36mの日本一の摩崖仏になります。着手から百年目の2031年までに崩落部分を修復、未完部分を完成させ百年越の夢を叶えようと市民が立上げた一大プロジェクトです。

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・このプロジェクトについて

はじめまして。わたしたちは「百尺観音復興基金」と言う団体です。まだ発足間もない団体ですが、精力的に活動を開始しております。名前のように固く堅実に行動しております。

  

福島県相馬市には百尺観音像があります。山肌に掘られた摩崖仏です。これは88年前に建設が始まりいまだ未完の観音像です。約60年前に八十八尺(約26m)の高さまで構築しそこで止まりました。高さ百十八尺(約36m)の完成を目指しているのですが、60年の風雪と東日本大震災により完成より先に崩落が始まってしまいました。

 

         

  昭和38年頃の観音像    東日本大震災直前       2018年の観音像

  

このままでは観音像は我々の世代で消えゆく事になります。この崩落を止め、観音像を後世の人々に残そうと、地元市民が立ち上がって「百尺観音復興基金」を作りました。崩落を止めるだけでなく未完の部分を完成させる意気込みです。百尺観音像の誕生からいままでのいきさつ、そして私たちの思いを、ここから是非読み取ってください。我々は観音像の崩落を止め、補修し、未完部分を完成させ、かつての福島の宝を復活させます。後世の子供たちに手渡してゆきます。

・百尺観音の位置する相馬市について

相馬市は福島県浜通りの北端に位置します。松川浦という潟湖が風光明媚な景色を作ります。津波で崩壊しましたが、復興した様子をぜひ見に来てください。

  

松川浦の入り口にかかる松川浦大橋。夜はライトアップされます。

 

   

松川浦大橋を渡ると大洲海岸の長い砂州。左が荒波の太平洋、右が波静かな松川浦。

  

晴天時にこの海ロードをバイクで走ると爽快です。海鮮食堂と合わせツーリングやサイクリングを楽しむ人々が全国から集まります。

    

人々を幸せな気持ちにしてくれるフルーツいちご。相馬市のいちごもおいしいです。

    

2月から5月までいちご狩りが楽しめます。30分食べ放題!

     

そして百尺観音です。かつては相馬市の一番の観光スポットでした…。

応援してください、必ず復興させます! 

   

ドローン空撮の1分動画を見てください。頭部に登れば太平洋が望めます。

  

 

・相馬市民の観音像復興への決意

百尺観音は、相馬市日下石(にっけし)の深い緑の里山に彫り込まれた摩崖仏です。未完のお膝、台座の部分を完成させれば、高さ百十八尺(約36m)の日本一の磨崖仏になります。かつては小学校の遠足や団体旅行も訪れる市民に愛された観光スポットでありました。ところが長い歳月と東日本大震災を経て、この市民の宝が今、崩壊しつつあるのです。

  

29歳の青年であった初代荒嘉明がこれを彫り始めたのは、昭和6年(1931年)。今から88年前のことです。百周年となる2031年には観音像を修復し、さらに未完部分を完成させ、人のにぎわう観光スポットにしたいと私たちは念じております。

●百尺観音の歴史

初代荒嘉明   

 

昭和9年の状況 

百尺観音像は、明治35年生まれの荒嘉明が、23歳から 全国を行脚修行した後、千体の仏像を作るより生涯一 仏一体と決意し、昭和6年(1931)、29歳の時に崖を 削り込み磨崖仏の建立に着手したのが始まりです。周囲の「誇大妄想狂」という冷笑をものともしないで、一心不乱に制作に身を投じました。 昭和33年(1958)、八十八尺になった尊像の開眼式がとり行われました。 しかし30余年に及ぶ努力を続けましたが、未完のまま 昭和38年(1963)62歳にて嘉明は逝去いたしました。 二代目(荒保彦)が引継ぎ観音像の建設を進め、崩れやすい砂岩の摩崖仏にモルタル加工を施すなどを行いました。しかし、 昭和55年(1980)53歳の若さにて逝去しました。 さらに三代目(荒嘉道)が継承し参道や境内の整備をしてまいりましたが、東日本大震災で左手や体の一部が崩落してしまいました。三代目はその修理も行っておりましたが、平成25年(2013)3月58歳にて逝去されました。現在、四代目の荒陽之輔氏が父祖の志を受け継いでおります。

 

● 百尺観音像の崩落の状況

百尺観音は地域の宝として市民に親しまれ、県内外からも観光客の絶えない相馬市の名所でした。百尺観音は宗教法人ではなく、行政の管理下にもありません。個人がこのような巨大構造物を維持していくのには限界があります。2013年より4代目荒陽之輔が後継者となりましたが、当時まだ20代と年若く、経験も少ない青年に託されたものはあまりに大きいものでした。

  

震災前の観音像。

(このころからすでに一部モルタルがはがれ、岩盤が露出していた。)

 

東日本大震災で左手を失いました。(モルタルのはがれが更に拡大。)                    

 

   

  モルタルの崩落状況(左ひじ)     

 

 化粧の剥げたお顔が哀れを誘います。       


 ・百尺観音霊場の今日の風景

駐車場から臨む観音像


 

手水堂

 

 

併設されている売店

 

拝観堂


 

水子供養のお地蔵様


  

● 私たちが守ってゆきます

 百尺観音4代目当主荒陽之輔は33歳。奥さまとイケメンの長男です。     

はじめまして、百尺観音霊場4代目の荒陽之輔と申します。

  

  百尺観音像は、戦争の時代を生き、その後の日本を歩き見て回る中で「 生涯一仏一体」を決意した曾祖父 荒嘉明の手によって彫り始められた摩崖仏です。建造中から多くの人々が参拝や観光に訪れ、私が幼少の頃の記憶でも大変な活気のある場所でした。しかし、2011年に東日本大震災で崩落が進み、さらに原発事故の影響で、以前のような活気が失われました。それでも霊場にいらした方々から、「相馬に来たときはいつもここに来て休憩してから遊びに行っていた。この場所がまだあってよかった」「震災をきっかけに思い出して数十年ぶりに来たよ。懐かしいね」といったたくさんのお声を頂き、人々の心の中には今でも観音様が生きているのだと気が付かされました。 4代目として、観音像を修復・完成させ、かつての賑わいを取り戻すことが、この地域の復興のお役に立ち、たくさんの人の心に残り続けている百尺観音様のためにもなると考えるようになりました。

  

 無事に完成にこぎつくまでには大きな資金とマンパワーと忍耐が必要になります。皆様のお力添えが必要です。再びたくさんの人が集い、100年後の歴史にも刻まれるような百尺観音像を、皆様と一緒に作っていけましたら私は本当に幸せに思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

● 復興に向けての行動ビジョン

大きな建造物の復興には市民にとって莫大ともいえる資金が必要です。一朝一夕に集められるものではありません。年月をかけ多くの人の助けを借りて復興を成し遂げてゆく所存です。 特定非営利活動法人百尺観音復興基金では、FAAVOによるクラウドファンディングだけでなく個人正会員・法人正会員を募ります。その為、百尺観音が助けを必要としている現状を地元だけでなくネットを通して広く全国へアピールしてゆきます。賛同者を増やしそのご寄付金を責任をもって蓄積し、本格工事に着工する事により百尺観音像を次世代に手渡してまいります。 

  

初代荒嘉明が着工してから100年目(2031年)までに次の3大事業を行います。

第一期(2019~2021年)表面を覆うモルタルの崩落を止め耐久性のある素材とする

第二期(2022~2024年)震災で失った左手を再現する

第三期(2025~2030年)未完のお膝、蓮台を設計・建築する

合わせて、百尺観音霊場で定期的にイベントを開催。遊歩道、庭園など付随部の整備も行い、訪れて楽しい百尺観音霊場も実現していきたいと思っています。

 

このように10年以上の計画となりますが、一番の気がかりは現在の崩落の進行です。上の第一期は一刻も早く工事に取り掛からなければなりません。最優先です。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

   

● いただいた支援金の利活用

一刻も早く崩落を止めるためには、第一期の工程を迅速に進めなければなりません。そのためには皆様のお力添えが必要です。何卒皆様のご支援をよろしくお願いいたします。 皆さまよりお寄せいただいた支援金は、地元信組の協力を得ながら特定非営利活動法人「百尺観音復興基金」にて責任をもって管理/蓄積いたします。日本一になる巨大構造物の復興には大きな資金が必要です。一朝一夕に集められるものではありません。年月をかけ多くの人の助けを借り資金を蓄積して復興を成し遂げてゆく所存です。クラウドファンディングで集まった資金の一部はFAAVOの手数料にも充当いたします。 特定非営利活動法人百尺観音復興基金では、FAAVOによるクラウドファンディングだけでなく個人正会員・法人正会員を募ります。また様々な手段で全国に発信し、賛同者を増やしてまいります。

 

● 特定非営利活動法人「百尺観音復興基金」について

総勢8名(理事5名、監事2名、アドバイザー1名)

年金生活者、会社役員、寺住職、税理士など多士済々であります。

百尺観音四代目当主も理事の一員となり頑張ります。

全員報酬無しのボランティアです。 

 

・ご支援への返礼品につきまして

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

われわれの活動について少しでもおくみ取り頂けたなら幸いです。

 

尚、支援コースは5種類の金額のコースがあり、それぞれに

対して相応の返礼の品々をお送りいたします。

 

しかし、返礼品がご不要な場合は、支援の手続きの所で

入力できるようになる「応援コメント」又は「備考欄」にその旨を

記載してください。御礼の電子メールのみとさせて頂きます。

 

 

● 問い合わせ先

 特定非営利活動法人「百尺観音復興基金」事務局

〒976-0015 福島県相馬市塚の町2-11-8

冨田英一     電話番号 080-5556-1838

 

 

 

最新の活動報告

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  • 目標金額に設定していた500,000円を達成いたしました。 ご支援いただいた方々、当ページを訪れて頂いた方々、本当にありがとうございました。   達成日は6月8日で、全80日の内39日経過 残り41日で34名の方々より503,000円のご寄付でした。 このような早い時期に達成できるとは思っていませんでした。   残りの期間で更に500,000円 200%を目指したいと思います。   百尺観音像の修復開始や未完部分の着工には、(民間としては)莫大な費用が必要です。 我々はクラウドファンディングだけでなく地元から会員を募り寄付をお願いしています。 工事費の低減化も重要なアイテムです。 長い道のりかも知れませんが頑張ってまいります。 このページを訪れられた方々による情報拡散をどうぞ宜しくお願いします。 もっと見る

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