横浜大好きなアクティブ高知大生が“おくすり手帳”普及プロジェクトに挑戦!
皆さんこんにちは!!
NPO法人ETICを通じ、133年続く横浜の大川印刷で半年間インターンシップに挑戦しています、
高知大学2年の中内晴香です。

なぜインターンシップに挑戦しているのかというと、
・自分の強みを見つけたい
・たくさんの人とつながりたい
という想いで横浜に来ました。
◎NPO法人ETIC
◎株式会社大川印刷
横浜に来て横浜は大きな田舎だな~と感じています。
人のつながりや地元愛が本当に強く、親切で私の大好きな街になりました。
出会う人、出会う人みんな素敵な人達なんです!(*^ワ^*)
毎日安心して生活し笑顔が溢れる横浜に
実は私は、今までおくすり手帳自体、その存在を知りませんでした。
そんな私がおくすり手帳のプロジェクトに取り組みだしたきっかけは、おくすり手帳の大切さが見直されているという情報をきいて「おくすり手帳ってどうして必要なんだろう?」と疑問を持ち、いろいろと調べていくことでおくすり手帳の大切さを知ったからです。
私たちの生活を安全に過ごすために、お薬の情報を医療関係の方々に正確&確実に伝えてくれる、とても重要な手帳だという事に気が付きました。
◎しかしヒアリングをしていくと判明したことが・・・
なかなか大切さが理解されておらず携帯されている人がほとんどいませんでした。。(p>□あなたは自分が飲んでいるお薬の名前をすべて答えることはできますか?
おくすり手帳は医療関係・患者様をつなぐ重要な役割をします。
おくすり手帳を持つことのメリット
◎患者様 : 飲んでいるお薬の情報を伝えられ安全に処方を受けることが可能
◎医療関係 : 患者様の状態を把握することができ、飲み合わせによる副作用を防止・重複投与を防ぐことが可能
患者様がどのような薬歴がありどんな薬を服用しているのかというのは本当に大切な情報です。
しかし、なかなか自分が飲んでいるお薬の名前やミリ単位まで説明するのは、どんな方でも難しく、特にご高齢の方にとっては非常に大変です。

このおくすり手帳が普及することによって、急な様態の変化で話すことができなくなったときに、おくすり手帳で患者様の情報を伝え、素早く安全な処方や状態を推測することができます。
またお薬の飲み合わせによって起きる事故を防ぐことができることや、災害時には、服用していたお薬をスムーズに処方することができるようになり、東日本大震災でも非常に役に立ったそうです。
いつ何が起きるかわからない時のために、おくすり手帳の大切さを楽しく伝え携帯していただきたいです!!
151人によってできた横浜のおくすり手帳
おくすり手帳の製作&普及に向けて、
【求められるおくすり手帳とは何か?】を知るために、実際の現場で正しく理解がされているか?活用されているのか?について、横浜の地域ケアプラザやドリームハイツ・医療関係(薬剤師・元医師・医療事務)の方、総勢約150名の方々にヒアリングを行いました!

協力してくださった方々は、
◎上矢部地域ケアプラザ:72名
◎左近山地域ケアプラザ:19名
◎原宿地域ケアプラザ:14名
◎ドリームハイツ:計8名
◎個人:38名
計151名の方々にヒアリングを行いました。
ヒアリングの中で気づいたことは、残念ながらおくすり手帳が活用されていない事実でした。(o´_`o)
「どこに置いたか分からなくなる」
「文字が小さくて読む気にならない」
「すぐにいっぱいになる」
「これって大切なの?」
という声。
何度も何度も地域ケアプラザやドリームハイツに足を運びヒアリングと対話を続けながら、その中で【求められるおくすり手帳】を目指し、改良を加え新しい横浜のお薬手帳に工夫をしていきました。
・文字をできるだけ少なくしてイラストを通じ大切さを伝え、見てもらえる説明に
・色覚障がい者や白内障の方々にも見やすく色へのこだわり
・持参していただけるために保険証・診察券を入れられるカバー付

裏には横浜市の高齢者証もいれられる。
・おくすり手帳のシールを貼る手帳と情報を書き込む手帳と分け、いっぱいになると差し替えられる仕様に。何度も自分の名前や住所等を書かなくてすむように
・環境にやさしいインキと紙を使用

ヒアリングをしてその声を反映させてできたおくすり手帳、いわゆる皆様によってできた横浜のおくすり手帳です。
集まった支援の用途とその内訳
・地域の方々におくすり手帳の大切さを伝えるおくすり手帳のセミナーを企画します
・また薬剤師の方に協力していただき健康セミナー等も企画
・薬局に貼っていただくポスターは、今までヒアリングをした方々に協力していただき、笑顔のお写真を撮影して地域の方・医療関係の皆様にとって大切な手帳だということをポスターから伝えられたらと考えています
◎おくすり手帳(500部印刷・人件費・開発費)→100,000円
◎イベント運営費(企画・運営)→80,000円
◎ポスター製作費→20,000円
皆様のお力を貸して下さい!
おくすり手帳の開発にあたって、たくさんの方々にご協力いただき、お話を聞いていただきました。
ヒアリングの中で戸惑う事や、焦る事などたくさんありましたが、「この手帳を実現させてね」という周りからの声を励みに、ワクワクしながら新しい横浜のおくすり手帳開発に一歩ずつ進んできました。
この思いを多くの人に伝え一人でも多くの方の安全を守るお手伝いが出来たら
「横浜のおくすり手帳」を横浜の皆様の力で普及させていけたら
私のインターンシップの期間が9月9日までですが、ぜひこのプロジェクトは引き続き継続させていきたいと思っています!
また私自身、このプロジェクトを成功させることで、今までご協力してくださった方々に感謝の気持ちを伝えたいと思っています。ぜひ、ご支援よろしくお願いします!!