2015/06/08 10:53
はちみつの輸入に関しての現地視察、契約書へのサインなどを行い、帰国いたしました。 少し前まで現地の人たちは養蜂ではなく、マングローブの森で野生のミツバチの巣からはちみつを採っていました。森には世界最大のベンガルトラが生息しているため、はちみつを採りに行く人たちがトラに襲われることもよくあったようです。森に行く前にはトラに襲われないように、神々に祈ってから行くんだよ、と現地の長老が教えてくれました。その神々の写真を撮らせてもらいました。ひげの生えているのが男神、ひげのないのが女神のようです。 私も船でマングローブの森の中を見学させてもらいました。世界遺産に指定されていて、パスポートの提示をして許可をもらいます。蜜源となるマングローブの花の季節は既に終わっていましたが、まだ少しだけ見ることができました。のどが渇けばヤシの実を切って飲む、おなかがすけば果物やヤシの実をくりぬいて食べる、ということをしていました。 農薬も使っていない有機のマンゴーはとてもおいしかったです。値段はなんと40円程度。1個ではなくて1kg(5-6個)だそうです。もちろん市街地へ持っていくと何倍にもなってしまいます。 マングローブの森の途中で上陸して散歩することができました。 ガードの人が数日前にトラの足跡を見つけたというのと、危険な野生の動物がいるという看板を見て恐る恐る進んでいくと、そこには! サルの大群が追いかけてきました。ヤシの実をくりぬいて投げてやるとさらにどんどん増えていきました。 展望台があったので登ってみると、どこまでもジャングルが続いているのでした。 現地でのエクスチャージシステムの利用方法など相談し、はちみつの契約についてはDRRAでセレモニーを行ってくれました。後日その時の写真などをご覧に入れます!