100%達成!
応援、ご支援ありがとうございました。
改めて感謝申し上げます。
責任をもって復刊し、街の復興のさらなる後押しと
想い、文化の継承のサポートにつなげるよう努めます。
チーム一同
こんにちは私、FAAVOつくばの管理者をしております。伊藤と申します。
この度、下記の水害で流失してしまった資料本を復活させたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。
誰も予期しなかった水害
「2015年9月 関東・東北豪雨」により、常総市を流れる鬼怒川が決壊し多くの家屋や施設が水没し、大切なものが流されてしまいました。
犠牲者の方には深く哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈り申し上げます。
被害に遭われた皆様には、心からお見舞い申し上げます。
今後の復興の道のりは遠く険しいことが予測されますが、本格的な取り組みはこれからといえます。
(水没した常総市水海道橋本町の海老原良夫さんの自宅)
『常総の隠れた英雄・鈴木頂行とその時代』とは
今回の水害で流出してしまったこの本は海老原さんが30年間にわたり、まちの古老に取材した録音テープ約百本を基に水海道のまちの歴史と誇りを次代に語り継ごうと妻の和子さんと共に編纂したものです。合併前の旧水海道市時代の「広報みつかいどう」に3年間に亘り連載され、その優れた記述が多くの市民から賞賛された<先人の足跡をたずねて>『夢街道・みつかいどう物語』や、脚本を海老原さんが、画を妻の和子さんが手掛けた紙芝居『水海道高瀬舟物語』も掲載されています。
第1章「誇り」第2章「物語」第3章「意気」第4章「記憶」第5章「平和」からなる本書は明治・大正生まれのまちの古老が自らの青春時代に投影し水海道の往時を語った回顧談がちりばめられた本であり、全編をとおしてふるさと水海道に対する愛着溢れた、郷土の誇りを次代に語り継ぐ著者海老原さんが30年間温めてきた渾身の労作です。
(茨城新聞に掲載された記事)
それはひとつの紙芝居『水海道高瀬舟物語』から始まりました
この本になる前は紙芝居「水海道高瀬舟物語」として作成し、数多くの地元の小学校から依頼を受け紙芝居公演を行っていたそうです。二宮尊徳に影響与えた人物、鈴木頂行がこの地の出身であること、そして数多くの人達が街のために学び、文化を築きあげてきたことをこどもたちに伝えていくこの過程からすべてが始まったのです。
下記は著者の海老原さまからのコメントです。
(著者 海老原良夫さん)
私が2年前出版した『常総の隠れた英雄・鈴木頂行(ちょうぎょう)とその時代』の在庫本は平成27年(2015)9月10日台風18号豪雨による水害で失くしてしまいました。
この拙著は私の二女章子(あきこ)がもし存命であれば26歳になるはずの誕生日平成25年(2013)8月31日に発刊したものでした。
章子の追善供養として、そして章子が誕生した昭和62年(1987)から取材を始めた、まちの古老が自らの青春時代に投影して、かつて商業の盛んなまちとして栄えた水海道の往時を熱く語ってくれた回顧談を文字に起こして遺しておきたいとの思いが重なり、さらに富士山の世界文化遺産登録に背中を押され、江戸期富士山信仰の不二道指導者、郷土の英雄・鈴木頂行の物語から起筆したものでした。
今回の罹災後、暫くの間は避難所の水海道一高に身を寄せ、妻と二人で水没した水海道橋本町の自宅の後片付けに追われました。災害ボランティアの皆様のお力を借りて泥水に浸かった家屋敷の清掃に1ヶ月を要しました。全て空っぽになり空虚と化した一階で途方に暮れていた或る日、私の携帯電話に都内在住の男性から『常総の隠れた英雄・鈴木頂行とその時代』を購入したい旨の連絡が入りました。が、残念ながら在庫本は流出してしまっており叶いませんでした。
(※写真の説明は順に、『古老に取材した録音テープや長年に亘り蒐集した郷土史資料が水没して散乱した書斎。亡き二女章子が生前愛用したピアノも水没倒壊した。倒れたピアノや泥水に浸かった畳、1階の全ての家財道具を室外に運び出し廃棄した。水没した家屋敷の後片付けには筑波大学硬式野球部の皆様をはじめ全国から駆けつけてくださった多くの災害ボランティアの皆様のお力と約1ヶ月の日数を要した』)
橋本町の自宅で家族と過した思い出、失くした家財道具もさることながら惜しむらくは30年間に亘りまちの古老に取材した録音テープ約百本でした。
取材に応じてくれた古老たちは幕末から明治期、常陸下総屈指の商都として大いに栄えた水海道のまちの歴史に誇りをもっておられ、顔に皺は刻んでいてもまちの誇りを語り継ぎ、晩年を輝いて生きていた、という記憶だけが私の脳裏に残されました。
古老の録音テープを二度と再生聴くことはできなくなりました。
せめて本だけでも再生しなければならないと思っております。古老が誇らしげに語ってくれた水海道の往時の姿までも水に流してしまうのは、話しを訊いた者の責任として泉下の先人に申し開きが立たないと思えるからです。
今回のプロジェクトにご賛同賜りご支援願えれば幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
海老原良夫
未来を担うこどもたちに郷土の誇りをもってほしい
私、伊藤が海老原さんの取材を続けお話を聞くたびに確信したことは、「歴史と文化は人に力を与えている」ということです。
郷土、住んでいる街の歴史を知ることは街を好きになるきっかけになります。そして多くの偉人たちがこの地で活躍していたことを知り、それが今もなお影響を与え続けていることは誇りと自信に繋がります。
ぜひ未来を担うこどもたちに引き続きこの歴史を知る、先人を知る機会をもってもらうためにも、文化をこれからもずっと残していくためにも、このプロジェクトを応援していただきたいと思います。
そしてこのプロジェクトが復興支援の新たなきっかけとなることを願っています。
伊藤予應
推薦の声・応援の声
☆NPO法人取手アットコンシェルジュさんより推薦の声をいただきました
こんにちはNPO取手アットコンシェルジュの理事長、長谷です。
NPOとして、ファーボつくばのパーナーとして支援を拡大していきたいと思います。
力の限り応援します。ぜひ取手の皆さんからの支援もよろしくお願いします。
☆一般社団法人水海道青年会議所さまより応援のコメントをいただきました
常総市の歴史を綴った私たちの宝を取り戻す為に是非、御支援よろしくお願いします。
支援していただいたお金は次の項目に使用します
資料再作成、および再編集費用、取材費用、印刷費用の一部、電子書籍化費用
最新の活動報告
もっと見るありがとうございました。
2016/03/18 21:17みなさまの応援のおかげで100%を達成することができました。本当にありがとうございました。応援を本としてしっかり形にし、想い、文化を次の世代に残していけるよう引き続き努力してまいります。返礼品の到着までいましばらくお待ちください。本当にありがとうございました。チーム一同 もっと見る水海道青年会議所さまより応援の声をいただきました!
2016/02/19 21:08常総市の歴史を綴った私たちの宝を取り戻す為に是非、御支援よろしくお願いします。 もっと見る毎日新聞(茨城版)より
2016/01/25 17:12毎日新聞さんにも取材いただきました。多数の方から応援の声をいただきました。感謝いたします。実現に向けて頑張ります。http://mainichi.jp/articles/20160122/ddl/k08/040/155000c もっと見る