7/16( 火)は、横浜市立瀬谷第二小学校の6年1組の子どもたち31名(1名欠席)と担任の先生、校長先生を含む付き添いの先生2名とで、茅ヶ崎のサザンビーチにマイクロプラスチックの粒子を採取しに行きました。結構これが大掛かりでして、私の主催するNPO法人海の森・山の森事務局で、大型バスをチャーターし、前述の全員を乗せて学校からサザンビーチへ。マイクロプラスチック採取用のピンセットも40本準備。(桂川・相模川流域協議会、一般財団法人セブン-イレブン記念財団、パタゴニア、安藤スポーツ・食文化振興財団、コンサベーション・アライアンス・ジャパン、よこはま夢ファンド の助成事業です。)
この日、3日前までは一日曇の予報だったのに、急に雨の予報となり、朝から雨。ただ米軍の気象情報、気象庁の予報、その他雨雲レーダーをしっかりと豊田流に分析すると、ちょうど現地に着いて、しばらくすると1時間半ぐらい雨が上がる。そのタイミングでゲリラ戦のようにマイクロプラスチックの粒子を採取。採取し終わったら、またバスに乗って、学校へ戻る。梅雨の空けない7月、そんな薄氷を踏むような展開にとなってしまいました。
サザンビーチに着くと、まだ雨が残っていたので、屋根のあるところで雨宿りしながら、少し早い昼食。しばらくすると、予想通り雨が上がったので、みんなで浜辺へ繰り出して採取開始。普通なら、海水浴のお客さんがいるはずのビーチなのに、誰も泳いでいる人はおらず、歩いている人すらいない状態。
子どもたちも、最初はどれがマイクロプラスチックの粒子かわからなかったものの、これがマイクロプラスチックだよと教えてあげると、みんなどんどん目が慣れてきて、各自が見つけられるように。見つけられるようになると、あまりの多さにみんなびっくり。この現状を子どもたちに見せてあげるのが最も意義あることなので、今回の大掛かりなプロジェクトを実施したのです。
この採取したマイクロプラスチックの粒子は、来週の7/22(月)に予定されている私の環境出前授業で使います。顕微鏡で観察したり、大きさを把握したり、担任の先生とチカラを合わせて、子どもたちと一緒に取り組みます。