
▲スタッフミーティングの様子。
はじめまして、まちの教室 ディレクターの瀧内です。
長野市でデザイン事務所などを経営しつつ、このプロジェクト「まちの教室」に関わっています。まちの教室は、昨年、長野市篠ノ井でスタートし、今年で2年目を迎えます。塩尻と小諸にて、1日に4〜8授業開催することを中心として、すでに松本や伊那で企画に賛同していただいた個人やお店と1授業ずつ丁寧に授業を開催しています。
今回は、その塩尻と小諸での開催資金を集めるため、FAAVO長野でプロジェクトを立ち上げました!「しおじり まちの教室」、「こもろ まちの教室」のスタートのため、皆さんの協力をお願いいたします!!
学びを通じて新しく人が集まる、まちのコミュニティ

▲古民家を掃除しての授業も開催。授業後の集合写真。
「まちの教室」は、学びを通じて新しく人が集まる、まちのコミュニティです。 食や教育、働き方など「暮らしそのもの」のこと、自然や文化、地域など「暮らしのまわり」のことなど「その土地の暮らしにとって大切なこと」を学ぶ「まちの教室」。日本全国で活躍する方の話を聞いてみんなで考えたり、その土地のさまざまなものごとについて学び直したり。長野県内の「まち」のさまざまな場所で、学びの場をつくっています。
昨年は、日本全国で活躍されるデザイナーや建築家をお呼びしてワークショップを開催したり、2拠点居住や離島での観光、山仕事を実践されている方のお話しを聞く授業を、商店街の空き店舗やリノベーション物件、りんご畑、神社などで開催しました。開催の様子は「しののい まちの教室」ウェブサイト
http://shinonoitowncampus.net/ にてご確認ください。

▲昨年は、地域の特産品でもあるりんご畑で授業を行いました。
また、授業を通じて、人が集まることで、昨年は参加者同士で長野県の村々を巡る企画がスタートしました。同じ感覚の人が繰り返し集まっていくことで、講師と受講者、受講者同士、受講者とその土地の人たち・・・と人脈が広がり、新しい企画を生んでいくだけでなく、悩みを分かち合い相談できる仲間を見つけたり、その土地を好きになって移住するきっかけにもつながっていきます。
地域の課題解決にきっかけになるサロンのような場所を県内各地につくっていきたい

▲参加者の皆さんがコミュニケーションを取れるような授業を開催。
私自身、仕事のなかで長野県の各地に赴くことが多くあります。深く関わる土地が増え、感じているのは、似たような問題を抱えていること。長野県は広いため、当事者同士が集まったり、交流するのは難しく、交流だけを目的とした会議をしようとしても、突然悩みを告白し合うことはなかなかできないもの。同じテーマ、学びを通じて繰り返し集まっていくことが、そのきっかけになり得ると考えています。
交流を促進するため、いくつかの試みを行います。1つめは講演会形式ではなく、意見交換をする時間を設けたり、ワークショップを通じて、参加者同士が交流する授業を企画していきます。2つめはタブロイドで地域情報を提供すること。授業間または授業後に開催地に少し滞在してもらうための情報提供を行います。最後の3つめがFacebookでの関係者の交流グループです。授業開催日以降も交流を保ち続けるために、Facebookグループへの参加を行っていきます。
まちの教室は「企画者を育てる」ことが目標

▲参加者が講師になる授業も開催していきたい。
まちの教室も全国各地で開催されているソーシャル系大学と同様に、企画者を育てるという大きな目標があります。地域の抱える問題の多くは、その問題の根本や土地性を理解し、成功事例のコピーや縮小だけではない、ローカライズが必要になります。そこには企画やアイデアを生み出す力と、それを実行するコーディネート力が不可欠です。
まちの教室では、その土地で活動している団体と協力をして企画を進めています。継続を前提としていますが、仮に企画自体が継続できなくなっても、ノウハウがその土地に残るようにとの想いからです。塩尻、小諸は共に抱える問題があります。その団体や土地の問題を解決へつなげるきっかけとなりつつ、企画者を育て続ける「まちの教室」に協力をお願いします。
開催スケジュール
2014/10/25 こもろ まちの教室(4授業開催)

2014/11/22 しおじり まちの教室(6授業開催)

両開催地ともに、商店街の空き店舗を利用して授業を開催します。
集まった支援の用途とその内訳
授業コーディネーター費:500,000円(10授業分)
タブロイド(パンフレット)印刷費用:150,000円
合計:650,000円
その土地での良い暮らしをしていくためのヒントを学ぶ場
この企画に関わる大学生たちは、将来に迷い、ヒントを求めてきているような気がします。小学生の6割が今無い職業に就くと言われている時代です。これから生きていく術(すべ)を探して、必死なのだと感じています。来ている学生たちはその省庁で、おそらくは老若男女を問わず、みんなが感じていること。
答えはその土地それぞれにあって、そんなヒントを学んでいける企画にしていけたらと考えています。是非ご協力お願いします。
起案者情報
【団体名】まちの教室|town campus network
【代表者】ディレクター瀧内貫
【HP】
www.towncampus.net
【facebook】
https://www.facebook.com/towncampus.net
【Twitter】
https://twitter.com/towncampusnettowncampusnet
【Blog】
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