2018/11/05 22:01

今さらですが。

クラウドファンディングに

チャレンジした理由

今回、はたけっとまーけっとは11回目。

移住してきてから、今までさんざんボランティアで、おんぶにだっこでたくさんの方に協力してもらってここまでやってきました。

 

始めたころは、大学時代の仲間や、移住の応援をしてくれた方々。

それから持ち込み企画を持ってきてくれてキーパーソンになってきたアーティストや団体の方々。

だんだん地域の方や移住者仲間たち。

そして、企画&運営のパートナーであるみっつ~やくまちゃんとそのご家族。

 

甘えに甘えて助けてもらって10年形にしてこれたんです。

 

数年前からは移住コーディネーターのお仕事をする中で、上野原市の移住促進の予算もつけてもらい、その範囲で身の丈の内容で最大限のチャレンジをしてきました。

 

個人的には、人からお金をもらうことが苦手で、今までのはたけっとまーけっとで参加費をもらったことはあってもドネーションを集めたことはないし、古民家宿だって1泊2食で6000円という設定。夜は炭火で囲炉裏バーベキューすることが多く、お一人さまも受け入れています。

 

お金という基準だけでは見失うものがあると思う。

 

全然いいと思ってないのに、売らなくちゃいけない。

全然気が乗らないのに、仕事だからやらなくちゃいけない。

 

そんな病んでた時代から、ほんとうに自分が心からやりたいとか、おすすめできることを仕事としてやっていきたいと思う中で田舎に拠点を持ちたいと、古民家宿のママになることを夢見ました。

 

あれから10年で、念願の古民家宿もできて、おかげさまで順調に経営できています。移住コーディネーターとして、受け入れやフォローする役割も与えてもらっている。

 

だから、次はおんぶにだっこのスタイルじゃなくて、誰かの仕事づくりをしていきたい。できたら、ご縁あって来てくれた移住者やこの場所が楽しみにきてくれている人やアーティストたちのプロとして仕事の場を作っていきたいと思っています。

 

素敵なフライヤーを作ってくれたのも、名古屋から近所に移住してくれたデザイナー。私がコーディネートした1号さんのご夫婦で、今では一歳の女の子もいます。

 

今回、支援していただいたほとんどの予算がアーティストへの謝礼です。お店やさんたちは販売できるけど、アーティストたちはお金をとるところがありません。参加費や入場料としてお金をもらうことで囲うより、今回は小学校の統廃合という地域にとっても変化のときで、誰でも気軽に来てもらえるようにしたいと思いました。

 

このまま何もせず、子どもたちが地域で集わなくなるということを受け入れたら、どんな未来になってしまうのか。

 

おもいっきり遊べて、ワクワクできる場を、「何もない場所」から生み出したい。

そんなことを考えています。

 

ここを守ってきた暮らしている人たちとご縁のあった移住者と、何度も来てくれてる関係人口って呼ばれるような仲間と、それから新しく出会う人たち。みんながボーダーを越えて、同じ時間や空間を共有して何かの、誰かの、地域のきっかけづくりをつくれたら嬉しいです。

 

私のその思いに賛同してくれたのは、アートユニットゼロの島崎園子ちゃん。

今回、企画を持ち込んでくれて、クラウドファンディングを提案してくれて、ときにはスイッチが入りきらない私を叱咤激励し、誰より何より情熱を傾けてくれました。

 

 

彼女たちへの謝礼は結局がほとんど交通費や材料費にしかならないけれど、それでも妥協せず、夜な夜な準備してくれています。

 

返礼品もどれもおすすめです!

古民家宿のコースは、精一杯のサービスしますよー!ゆっくり語りましょう!

 

ラストスパート、シェア&ご支援よろしくお願いいたします