2019/03/22 01:28

 

華やかで繊細な香りを醸すバラの花ですが、精油では生花そのままの香りではありません。

 

バラの精油には2種類あります。ローズオットーとローズアブソリュート。

 

オットーはシトロネロールという成分が多く含まれており、免疫調整・強壮・鎮静などの作用があります。成分分子が小さいため肌から吸収されやすく、香りも優しいので化粧品に多く利用されています。


アブソリュートはフェニルエチルアルコールというバラ本来の香りをたくさん含んでいるため、濃縮したような華麗な香りがします。 近年は育毛剤の主成分として有名になりました。

 

どちらも一つの花から抽出される量が少ないため高額で、希少価値の精油の一つです。市販品の中には、100%の精油ではなく、キャリアオイルなどで希釈したものも出回っているそうです。

バラの花の精油は非常に固まりやすいです。よって、やたらと安価のもの、寒い所に置いてあってもサラサラしていて固まらないのは加工された精油だったり粗悪品だったりする可能性が高いと言われます。

 

ローズオットーやローズアブソリュートをご購入の際は、お値段や固まりやすさをよくみて、真偽の判断としてください。