2020/03/21 22:38

(ただいま産卵中。真剣です!)

いよいよ残り6日になりました。
現在、107名の方々に応援いただき、83%達成!
皆様ありがとうございます!

さて、このクラウドファンディングの目的は、こちらでした。
・理想の鶏舎建設、そしてより良い卵を皆様へ!
・「高山村」「平飼い養鶏」をたくさんの方に知って欲しい!

そのため、リターン品は高山村の良いもの中心。レポートでは、その良さをご紹介してきました。さらっと読める簡単な内容です。未読の方、ぜひご覧ください。
今回のレポートは、むらたまの養鶏について。「よくあるQA」形式にてお送りします。

1)
Q:餌はなんですか?
A:市販の配合飼料は使わず、全て自家配合した飼料を与えています。主食は、ヌカを発酵させたもの。発酵温度は60度ほどになります。他は季節によっても変わりますが、ざっと並べてみますと・・
・くず米(選別の際はねられた割れ米や青米など)
・かつおぶしや昆布(ダシがら)
・野草や野菜くず
・醤油の搾りかす
・大豆、ジャガイモ、カボチャ、リンゴなど(はねだし)
・牡蠣がら(市販)
・フスマ(麦)
・大豆粉
・モミ殻くん炭
・天然水  などなど
高山村はじめ地域の未利用資源を有効活用しています。たくさんの方々のご協力によって、「むらたま」は成り立っています。

 (画像左上:ソバの花、りんご、ヌカなど 右上:醤油の搾り粕とヌカ 左下:かつおぶし 右下:コンブ)


2)
Q:有精卵ですか?
A:はい。メス20羽にオス1羽いますので、基準からいっても「有精卵」と表示できます。
1羽のメスは(最多で)1日1個産みますが、交尾後の一週間ほどの卵がすべて有精卵になります。
なお、栄養学的には有精卵と無精卵に大差ないそうです。
ただ、有精卵にはヒヨコになる「命」が宿っていること、そしてその命をいただいていることに、大きな意味があると思っています。

3)
Q:平飼いや放し飼いだと、野鳥に近くて鳥インフルエンザになるのでは?

A:一般の飼い方(ケージ飼い)のほうが危険度が高いと考えます。
ケージ飼いの鶏に与えられるのは一羽あたりA4以下の空間。病気にかからぬよう抗生物質を投与し、ストレスで仲間をつつかぬようくちばしを切る。効率とひきかえに鶏の生気は失われています。一羽でも伝染性の病気にかかれば、あっという間に広がるでしょう。(あまり他を非難したくはないのですが、一刻も早く「ケージ飼い」から「平飼い」に移行してほしいと願っています)
なお現在まで、平飼い養鶏における鳥インフルエンザの発症事例はありません(別情報があれば、是非ご連絡ください)。

ウイルスに負けぬよう、強く元気な鶏に育てることが大切だと「むらたま」は考えています。

【お知らせ】
リターンに「むらたま」を追加いたしました。
農薬等不使用の天日干し米(2020年収穫の新米)との卵かけご飯セットです。
秋の発送となりますが、ご検討の上、ぜひ応援ください。
特典として、来春の「むらたま」本格販売時に先行予約のご案内を差し上げます(5千円、1万円、2万円の3コース共通)。