EXPO BOLIVIA in みえ2015の開催資金を募集します!

こんにちは、「日本ボリビア人協会」の山田です。
わたしたちの団体は、在日ボリビア人(おもに三重県在住)が中心となって、構成されている団体で、在日ボリビア人の自助支援とともに、地元の日本人との交流も行っています。
私は、ボリビア人と地域の日本人との間にずっと続いていく繋がりを作っていたいと考えています。これまで
地域のボリビア人と日本人との交流イベントとして、過去6年間、「Expo Bolivia in みえ」を開催してきました。今年度は、ちょうど日本とボリビアの外交樹立100周年に当たるので、特別に、「日本・ボリビア人外交樹立100年周年イベント」を行います。そのなかのひとつとして、「Expo Bolivia in みえ 2015」を行うことになりました。
今回はイベントの開催資金をFAAVOで募りたいと思います。
みなさん、ボリビアのことをどのくらい知っていますか?
▲ボリビアの紹介動画です!ぜひ御覧ください。
皆さん、三重にはボリビア人がたくさん生活していることをご存知ですか?実は三重県は全国で2番目にボリビア人が住んでいる県なのです。
しかしながら、ボリビア人と日本人の交流の場は、ほんとうに少ないです。ボリビアってどこにあるの?という感じかもしれません。そこで、私たちは、ボリビアという国をしっていただくことで、日本との、三重県との文化共生ができることを願い、このイベントを企画しました。また、このイベントを通じて、日本生まれのボリビア人の子供たちにとっても母国の文化を知るきかいになればと願っています。

▲ボリビア国旗、みなさんご存知でしたか?
▲ボリビアはここです!
このイベントによって三重県の多文化共生に貢献したい!

多くのボリビア人が三重県で生活しているにもかかわらず、まだまだボリビアという国のことを三重県の人々は知らない人が多いと思います。また、ボリビア人にとっても、同じことが言えます。三重県在住のボリビア人にとって、このイベントは、地元の日本人と交流できる貴重な場となります。ひいては、日本社会に溶け込むきっかけともなります。また日本生まれのボリビア人の子どもたちにとって、親の国であるボリビアの文化に触れ実体験できる場ともなります。そのことで子どものアイデンティティの形成に役立ちます。日本人にとっても、ボリビアの国をよく知るきっかけとなり、三重県の多文化共生に貢献できると考えます。
このイベントは、これから次の50年や100年を日本で生き続けていくボリビアの子どもたちのプラットフォームとなるものです。
日本に在住するボリビア人がボリビア人同士だけでかたまり日本社会と交わりを持たずに生活していくのではなく、ボリビアコミュニティを大切にしつつ、日本の人々ともつながりを作っていくことで、真のグローバル市民を目指すためのイベントなのです。

さらに、私たち在日のボリビア人は日本人の仲間ともっとたくさんの情報を交換を行いたいと思っています。例えば、行政関係の情報はいろんな方法を得ることができますが、日常生活の情報をあまり得ることができず、苦労することがありますし、勘違いが起こることもあります。在日ボリビア人が日本人の友だちをたくさん作ることができれば、その友だちから学べることがたくさんあります。それは日常生活の中でお互いの誤解や間違いをなくします。もし災害があったとしてもお互いが助けあうことで、孤独になることがないような関係を作っていきたいと思っています。
100周年を記念して、特別なコンテンツを用意しています!
今回行われるイベント内の催しの一部を紹介します。
日本人がボリビアのことを知るきっかけとなり、ボリビア人が自分たちのアイデンティティを認識し誇りを持ってもらえるようなコンテンツを用意しました。
◆フォークローレ音楽

イベントでは、フォークローレ音楽の演奏が行われます。
ボリビア・ペルー・エクアドルなどアンデス諸国は、先住民の人口が多く、音楽にも先住民の要素が強く残ってます。ただし、現在世界的によく知られている「アンデスのフォルクローレ」は、先住民の伝統音楽そのものではなく、それとスペイン系の音楽的伝統を融合して比較的最近(おそらく1950年代)完成した新しい音楽です。また、日本には当初商業的活動としてアルゼンチン経由で入ってきたという経緯があるため、1970年代を代表すると日本で見られている多くの演奏者が実はアルゼンチン出身が多いです。しかし、実際にはアンデス周辺の地域がフォルクローレ音楽の本拠地と目され、もっとも高い人気を得ているのは
ボリビアです。
めずらしい楽器も登場しての演奏となりますので、楽しんでください!
◆オルロ・カーニバルをエキシビジョンで楽しもう!
ボリビア・オルロのカーニバルはブラジル・リオのカーニバル、ペルー・クスコのカーニバルと並び南米3大祭りと呼ばれボリビア国内最大規模の祭りです。この模様をエキシビジョンでご覧いただけます。
・インカ文明から由来する踊り
・オルロの町に伝わる伝説をパロディーにした踊り
・ワイン作りの重労働をしていた人達が一年に一度その苦しみを発散する踊り
・リャマというアンデスの動物を放牧する人達が、そのリャマを追う時の真似をした踊り
・村どうしが勢力争いや日頃のいざこざを解消するために行う、喧嘩風景を踊りにしたもの
・アフリカから奴隷として連れてこられて人達がアフリカの踊りとボリビアの踊りを融合して作った踊り
・白人が奴隷を支配する様子を踊りにしたもの
などオロロ・カーニバルにはたくさんの意味のこもった踊りがあります。
カーニバルの踊りは、数十人 - 数百人のグループが市内を巡り、中心のソカボン広場での審査の後、寺院でミサを受けるという手順で行なわれます。最後の寺院に入るときには脱帽のうえ膝で歩かなければいけません。数時間踊り続けた後の膝歩きは相当苦しいことであるが、神への信仰の強さを示す好機であると考える人が多いのです。多数のグループがあり、順番にミサを受けるので、最後のグループが踊り終わるのは深夜の1時などになります。最後のグループが終わった後も、勝手にグループを作って踊ったり、飲んだり騒いだりが朝まで続くようなお祭りです。
当日スケジュール
▽開催日:2015年1月9日(金)
11:00 オープニング (ボリビアダンス)
11:30~
・ ボリビアの食品紹介プレゼンテーション ~キヌアとワイン
・民芸品販売・ボリビア料理販売など
・クラフト教室
14:00 オロロ・カーニバルのダンスをエキシビション
15:00 クラフト・ファッション・ショー
16:00 フォークロ―レ音楽ショー
16:30 日本の和太鼓演奏
17:00 終了
▽開催場所: アスト・ホール (アスト津4F) 三重県津市羽所町700
▽主催者: 日本ボリビア人協会
ボリビアと日本の交流の場を作りましょう!
このイベントは、三重県の多文化共生を推進し、また三重県の人と外国の人をつなぐ架け橋となるイベントです。また、このプロジェクトを通して、一人でも多くの方に「ボリビア」という国を知っていただき、みなさんに楽しんでいただけるイベントを開催したいと思います。
みんなで「EXPO BOLIVIA in みえ2015」を是非成功させましょう!
みなさま。どうかご支援宜しくお願いいたします。
起案者情報
【起案者名】山田ロサリオ
【団体名】日本ボリビア人協会
【HP】www.arbj-info.net