「お猿のくぅ」を通じて、彼が愛するまちとひとの魅力が見えてくる!

▲「お猿のくぅ」
人の数だけドラマがあるように、自分が暮らす「まち」の姿を追えば、その分だけ映画が生まれるんじゃないか?
私たちが主宰する団体「このまちシネマ」は、そんな想いで「まち」をテーマにした映像作品を制作しています。
また、私たちが所属する「ぬちぐすいワンズ(“ぬちぐすい”とは沖縄の方言で“命の薬”を意味します)」という会社では、岐阜県飛騨地方の観光や食のPR、持続可能な社会に向けて環境保全や健康を推進する事業に携わっています。

▲「ファンと肌談するくぅ」
そんな中で出会ったのが、飛騨高山非公式のオリジナルキャラ「お猿のくぅ」。飛騨高山を盛り上げたい!と、一個人が勝手に観光大使として名乗りをあげ活動しているにもかかわらず、地元でも、そして地域を超えて多くのファンにも愛されている彼。
そんな彼の活動を追うことで、彼が愛するまちの魅力を伝えると同時に、彼を通じてみんなが“さがしているもの”を見つけられるんじゃないか? それが今回のショートフィルム制作のコンセプトです。
みんなが本当に“さがしているもの”はどこにある?

▲「大好きな人たちと記念撮影するくぅ」
①あらすじ
「お猿のくぅ」が、彼の大好きなまちで、大好きな人たちと過ごします。
くぅが応援し、支えている人たち。
くぅを応援し、支えている人たち。
そんな一匹の猿と、その猿が大好きな「まち」と「人」との時間が映画になります。
②みどころ

▲「くぅと街の人との出会い」
飛騨高山非公式のオリジナルキャラ「くぅ」は、喋らないけど、お酒好きで、女性や子どもが大好きな、ちょっとチャラいお猿。
気の向くままに大好きなまちを歩いたり、道行く人にお節介をやいたり、ちょっかいを出したりして過ごす「くぅ」の日常を追いながら、彼を取り巻く地元の仲間たちの姿や、見知らぬ人たちの表情も笑顔に変えていく様子を通じて、“私たちがさがしているもの”が浮かび上がってきます。
また、これまで数多くのゆるキャラソングを生み出してきた石田洋介氏が、本ショートムービーで「お猿のくぅ」のテーマソングを作詞作曲。初お披露目となります!
③ロケ地の紹介

▲「行きつけのお店をのぞくくぅ」
飛騨・高山市内の路上や「くぅ」行きつけのお店 等
岐阜市柳ヶ瀬商店街 等
「お猿のくぅ」との出会いが、こころをときほぐしてくれた。

ある日、こんな話しを聞きました。「人づきあいが苦手で引きこもりがちだった人が、くぅに出会ってから、彼に会いにいくことを目的に外出するようになった」。
そこで私たちは思いました。お猿のくぅと、彼が大好きなまちの魅力、彼が大好きな人との交流を追うことで、何かみんなが“さがしているもの”がみつかるかもしれない。
「君を撮りたいんだっ!」と、その熱い想いを彼に伝えたところ、「いぃぞぉ~」(筆談・笑)と軽い返事をいただきましたので、 晴れて、お猿のくぅ公認ショートムービーを制作します!
こんなふたりが、ショートムービーをつくります!

みなさま、はじめまして。今回の映画制作をプロデュースする吉川と申します。
いっしょに映画をつくる武藤とは、思えばもうずいぶん長いつきあいになります。
もう20年以上も前になるのかな。自分が映画館の支配人をしてたころ、「あのぉ…」とかいってある日唐突に窓口に現れた貧相な男。「バイト募集してるって書いてあったの見たんスけどぉ…」と、明らかにダメだこりゃ感満載な男。
速攻断ろうと思い、手ぶらであることをチェックしつつ「履歴書ないと話しできないんだけど」というと、なんとケツのポケットからもぞもぞとシワくちゃの履歴書を引っ張り出しやがる! しょうがねえ、まぁ話しだけでも聞くかと思い、「いま何してるの?」と尋ねると「いやぁ…この春高校出たんスけど、シベリヤ鉄道ってのに乗ってヨーロッパ行ってきて、昨日帰ってきたばっかなんスよ…とにかく何か食いもんください」とか言いやがる! こいつオモロイ!と思って採用! それが武藤とおれのナレソメでした(笑)。
その後、どうしても「映画を撮る人」になりたくて東京に行った武藤。おれはおれでいろいろありつつ、何の因果か、お互い紆余曲折を経て今また同じ会社に身を置いてる。
あの貧相だった青年は、その後さまざまな辛酸をなめた結果、「食えるときに食っとかなきゃ一寸先はわからない」という生存本能のままに食い倒し、いまやかつての面影もないほどのお気楽デブと化した。
…か、に見えた。が、彼のハングリー魂はまだ死んでなかった。
だからどんだけでも食う食う、ってそれはまた別の話(笑)。
「吉川さん、自分は映画撮れるんだったらメシ抜いてもいいです! でもそのかわりチョコはいいっスよね? あとコーラは一日1リットルまではいいスか?」という意味のわからない決意にほだされて、この度、二人で映画をつくることにしました!
ですので皆さん、こんなぼくらに、ほんのちょっと、力を貸してください!
武藤の食費には使わせませんから!
「このまちシネマ」WEBサイト
http://konomachicinema.web.fc2.com
「ぬちぐすいワンズ」WEBサイト
http://www.nuchigusui-ones.com/
■作品リンク
「みなとまちLIFE」
「サツキマス漁」
「活版印刷」
撮影、その他スケジュール
2014年12月~2015年1月 高山市内等飛騨地域にて撮影
2014年12月20日 岐阜市柳ヶ瀬商店街イベント「ゆるキャラクリスマス」にて撮影
2015年1月~2月 編集作業
2015年2月下旬 完成
2015年2月末 第四回観光映像大賞 応募
2015年夏 映画祭出品(予定)
機材費:20,000円
BGM制作費・編集費等:180,000円
技術スタッフ等人件費:100,000円
交通費:60,000円
ノベルティ、販促費用:60,000円
手数料諸経費等:60,000円
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合計:480,000円
上記制作費のうち、今回は30万円の支援をお願いいたします!
ゆるキャラって何なんだ?!

「ゆるキャラって何なんだ?!」なんて大それたことを追求したい訳ではないんです。
だけど、何でキャラが愛されるんだろう? 愛されるキャラがいるんだろう?
喋らないキャラは何をみて何をどうやって伝えているんだろう?
それより何より、どうしてみんな笑顔になるんだろう?
撮影を通じて、みんなの笑顔の向こうに、そんな素朴な疑問の根っこをぼんやりとでも捕まえられたらいいなと思います。
最後にお猿のくぅが好きな言葉でしめくくらせていただきます。
どうぞ、たくさんのご支援よろしくお願いいたします。
(起案者:武藤弘明/吉川章)
お猿のくぅからのメッセージ
オレ様を撮りたいってぇ?( ̄▽ ̄)
オレ様は2008年7月に飛騨高山にやってきた。
観光地の古い町並みを歩くこと、そこから全国のいろんな地域にいくことで、たくさんの人と繋がってきた。
言葉を話すことはできない。でも、伝えることはできるんだ。
勝手にやってしまえばいい。好きな高山を、好きなものを、好きな人を、応援したいだけなんだ。
たった一人で始めたこと。今では全国に、ファンというよりもたくさんの友達ができた。
変わらないものがあっていい。いつまでも変わらない存在があっていい。
そんな想いが伝わるといいなぁぁ。