自閉症も個性と受け入れ合える地域になりたい。
はじめまして。私たちは、地域でともに暮らす自閉症の仲間たちのことを多くの人が知り、「受け入れあい、育ちあう地域」をめざして活動しています。
今回は、4月2日世界自閉症啓発デー(WHO制定)に世界146カ国が参加するイベント「Light It Up Blue」に参加することを計画しています。このイベントで、テーマカラーである「青い光」にのせて地域から集めた当事者や家族のメッセージを発信していきたいと考えています。
世界的啓発イベント「 Light It Up Blue」 に三重県からも参加したい!
146カ国以上が参加するWHOが定めた「世界自閉症啓発デー」(毎年4月2日)に各地のシンボルを自閉症者が癒される色と言われる「青」にライトアップする啓発キャンペーン「Light It Up Blue」。
三重県では、昨年、初めて私たちが声を掛け合い、小さいながらも津城跡を青く照らすことができました。今年は、より多くの人々と力を合わせ、「自閉症」という個性と共に暮らす町を目指す気持ちを三重から世界に発信したいと願っています。
社会の構造が障がいを超えて一体となる機会にしたい!
100人に1人の割合で生まれてくると言われる自閉症者は私たちの町でともに暮らしています。感覚の過敏さやこだわり、また苦手なこともありますが、それゆえ他の人にはない魅力や個性をたくさんもっています。自閉症のことを多くの人々に知っていただき、ふれあっていただき、理解しあえる町をめざしていきたいです。
「Light It Up Blue」イベントは、日頃からそれぞれに活動している県内の当事者団体・福祉機関が集まって、発達支援・教育・就労支援・余暇支援などの日頃の成果を活かしあえるものにしていきたいと考えています。
さらにそこに一般企業も参加し、一緒にイベントを作り上げる中で、自閉症の個性を分かり合うことができる機会にしたいと願っています。このふれあいの機会が、今後の就労支援や企業の多様化、共存できる町づくりへの一歩に繋がると信じています。
Light It Up Blueみえの開催!
概要
世界167カ国以上が参加する世界自閉症啓発キャンペーン、「Light It Up Blue」に2015年から三重県として初めて参加しています。
今年は、自閉症当事者や家族・仲間の声を「青い光のメッセージ」として集めることにしました。集まったメッセージはポスターにして、町に掲示します。
そして、4月2日世界自閉症啓発デーに、三重県の県庁所在地、津のシンボル「津城跡」にこのメッセージを青い光に載せて投影します。
そしてこのメッセージを「Thank you movie」としてネットを 介して世界に発信したいと考えています。
地域の当事者団体・福祉団体、施設が魅力を寄せ合ったイベントを同時開催
「Light It Up Blue みえ」を開催する津市お城前公園で、地域の自閉症に関わる当事者団体、支援団体、福祉施設等が集まって、パフォーマンスやセミナー、マルシェ等魅力いっぱいのイベントを開催します。
「あなたにとどけ 青い光のメッセージ」キャンペーン
自閉症当事者・家族・支援者をはじめ、自閉症にこれまで接点がなかった人にも「分かり合いたい」「伝えたい」というメッセージを募り、これをポスター化して町に掲示します。
また、このメッセージを4月2日のイベント当日にスクリーンに投影し、青い光のメッセージとしてご来場のみなさんやネットを介して世界に発信して行きます。
≪プロジェクトスケジュール≫
2015年11月 ・・・Light It Up Blueみえ 2016開催に向けての実行委員会立ち上げ
2016年2月 ・・・キャンペーン用メッセージ募集開始
3月1日・・・メッセージキャンペーン、イベント告知スタート
3月7日・・・クラウドファンディング募集開始
3月13日・・メッセージポスター貼り出し
4月2日・・・Light It Up Blue みえ イベント開催
≪集まった支援の用途≫
照明器具、発電機、テントなどの大型機材は極力持ち寄ってイベントを開催し、ポスターやフライヤー、パンフレットなどどうしても持ち寄ることが難しいものへの予算に充てたいと考えています。
会場賃料 (計約35,000円)
印刷物・配布物経費(約50,000円)
使い切り青色フィルム(約15,000円)
持ち寄りの難しい機材のレンタル量や消耗品(約50,000円)
合計150,000円
出生率は100人に1人以上。
自閉症という個性と育ち合えることを、誇れる地域にしたい!
自閉症は100人に一人以上の確率で生まれてくる、先天性のものです。軽度の人を含めると30人に1人は居るのではないかと言われている、誰にとっても身近な存在です。こだわりがあったり、感覚やコミュニケーションが他の人とは違っていても、肩を並べて歩き、共に笑い、働き、町を動かして行くことが出来る存在です。
「三重県は日本一自閉症の仲間と楽しく暮らしてる県だ」と誇れるようになりたい。そして将来「自閉症」という線引きが必要ないほどに個性を分かり合えている地域にしていきましょう!
《Light It Up Blue みえ 実行委員会》
NPO法人アスペ・エルデの会三重県正会員団体「ピカリン」
三重県自閉症協会
NPO法人ぽっかぽかの会
生活介護サービスあゆか
うきうきわくわくぽんぽこ村
その他、地域のステキな福祉団体や施設、積極的に福祉活動にご参加下さる方や自閉症当事者、家族等が元気に楽しく企画運営しています♪
最新の活動報告
もっと見るありがとうございました!笑顔いっぱいのイベントになりました!
2016/04/04 11:55皆様の温かいお気持ち、ご支援を受け、おかげさまでチャレンジ達成することが出来ました! そしてその翌日の4月2日 世界自閉症啓発デー。こうして無事に三重でLight It Up Blueを実現することが出来ました! たくさんの人が手を取り、個性を分かりあい・・・ 抱える現状を語り合い・・・ ふれあい、 笑顔がいっぱいのイベントになりました!無事に終えられたことに安堵しながらも、この気持ちを皆さんにしっかりお返しし、これからも誰もが暮らしやすい町づくりに向けて、歩み続けて行きます。ありがとうございます! もっと見る地域の暖かい力に触れて
2016/03/31 21:08メールを頂きました。「当社でも支援を考えています」との嬉しいメールでした。早速お電話をさせて頂くと、facebookでLight It Up Blue みえの活動を見て下さり、チカラになりたいと思って下さったとのことでした。他にも、「イベントで何か出来ることがあれば言って下さいね」など暖かい言葉をかけて下さいました。「リターンとして、メモリアルムービーに会社のロゴを記載させて下さい」とおつたえしたところ、 なんと、会社のロゴをLight It Up Blue に合わせて青く作り変えて送って下さいました。実行委員数名で始まったこの活動。でも何か大きな歯車が動き始めた・・・そんな気持ちにさせて頂けました。感謝です。 もっと見る地域のショッピングモールや企業と心を繋ぐ町づくり
2016/03/30 20:233月29日(火)イオンタウン津城山にて、このプロジェクトに寄せられた自閉症当事者やご家族・仲間たちからのメッセージの展示・およびイベントのPR活動をさせて頂きました。また、Light It Up Blue みえを開催させて頂く地域の商店街の皆さんにはポスター掲示、その他にも地域の企業の皆さんからのご協賛等を賜りました。誰もが住みやすいまちづくりを目指す私たちの活動に、こうした町の生命の1つである企業と心を1つにさせて頂けるのは本当にありがたいことです。あなたも住む町。私も住む町。町の1つ1つのピースが、繋がって、広がっていく。チャレンジ終了まであとわずか。イベント当日まで、あとわずか。頂いたご縁にお応え出来る様、がんばります! もっと見る