【NZ挑戦結果報告】
本日Waikato協会が発表した通り、
2019 Seasonは、Miter10Cup(NZ州代表トーナメント)メンバーに選出されませんでした。
日本から沢山の応援、そして期待して頂きご支援を頂き本当にありがとうございました。
結果として期待に応える活躍が出来ずにすみません。
しかし私は今回の挑戦を失敗とは思っていません。
NZに来て今日で4ヶ月と18日が経ちました。
毎日があっという間に過ぎる。なのにもう1年以上いるような濃くて、エキサイティングな日々。
挑戦し一歩踏み出したからこそ沢山の経験が出来、
沢山の人に出会い、沢山の影響を受けました。
実は、ニュージーランドに来て、すぐに紹介や知り合いのお陰でワイカト州代表トレーニングに月曜参加してアピールしたり、滑り出しは好調でした。
しかしクラブチームに州代表選手がいて、自身の出場もベンチスタートが多かったり、クラブチームで活躍しても州代表は3人ハーフがいるから契約出来ない。と言われたり、落ち込みそうになる時もありました。
「SH3人すでに契約してて、ここでクラブチームで活躍しても意味があるのか?他の州に行ってアピールした方がいいのではないか?他の州代表を目指そう。ワイカトはレベルが高過ぎる。ベンチスタートの短い時間でどうアピールすればいいのか?」
とネガティブな時もあり、いろんな事を考えてた時期もありました。
しかし皆さんのメッセージや、日本からの沢山の応援を見るたびに、力が湧いて、
ポジティブにいよう。
可能性がゼロじゃない限り、
誰よりも州代表トレーニングでアピールして、
誰よりも良い準備をして、ベンチスタートでも毎試合良いパフォーマンスをしよう。
と心がけて、そしてそれを実行しました。
今回、ニュージーランドに来て、1番大事と思ったのは、これです。
【可能性が少しでもある限り諦めずに、今自分が出来ることを考えて、良い準備を100パーセント行う。】
という事です。
これを行なったから、代表監督が見に来た試合で活躍し、フルメンバーとトレーニングを毎日一緒にする事になり、
Waikato Developmentに選出され、4番手まで上り詰めあと少しで代表選出。というところまでこれました。
3人のうち1人怪我すれば入るという状況でしたが、
ここまで来たのも諦めず良い準備をし続けた結果だと思います。
それに、ワイカト州代表は、ニュージーランド州の中でも、とてもレベルの高いチームで過去何度も優勝した事があり、チーフスやスーパーラグビーの選手も多く所属していて、その中で認められ、トップ選手と一緒に練習出来たのは、自信にもなりました。
ワイカト協会のスタッフ陣にも、今シーズン一緒に練習して自分の事を覚えてもらった事は来年チャレンジするにあたり、
とても大きい事だと思います。
今後の予定としては、
8月末まで、Waikato Development で練習・試合をしてDevelopmentのシーズン終了後は1度日本に帰り、
来年1月からもう一度ニュージーランド挑戦をする準備に取り掛かります。
日本代表になる為に、絶対に諦めず、来年度もう一度Miter10cup 出場に向けて挑戦します。
私の人生の多くは挑戦です。
また新たなステージで挑戦して自分の手で道を切り開いて行くのが楽しみでしょうがないです。
今後とも木村貴大の応援を是非ともよろしくお願いします。
※ Waikato Development とは
Developmentとは、代表チームの2軍チーム。予備軍を意味します。Waikato Developmentは、シーズン中クラブチームで活躍した選手。フルメンバーが怪我した時にすぐにメンバー入り出来る選手。春から代表招集をかけていたがメンバー漏れした選手。達を集め、
毎週試合を行いパフォーマンスを維持し、メンバー入りに備える。目的で作られたチームです。
もちろん毎年Developmentの試合で活躍した選手は何人もシーズン途中にフルメンバーに参加し、試合に出場しています。
なので、多くのチャンスがニュージーランドには転がっています。