2019/11/20 12:30

金森長近についての連続レポート

本文中にも記載しましたが、パッケージリニューアルにあたり、新しい要素として飛騨の歴史・文化を取り入れていく予定です。

重要キーワードは「金森長近」。

飛騨の人にとっては馴染みのある武将ですが、改めて、その魅力や人物像を掘り下げていきたいと思います。

 三回に渡ってお届けしますので、順にお楽しみください。

 

第二弾:飛騨高山との関わり

既に信長は死去していたため、飛騨に攻め入る頃には金森長近は豊臣秀吉に仕えていました。

当時の飛騨は、吉城郡廣瀬郷(現国府町)の広瀬氏、吉城郡高原郷(現神岡町)の江馬氏、益田郡(現下呂市)の三木氏が勢力を競っていました。その後、三木が勢力争いを制し飛騨を支配していきましたが、秀吉に対抗していたため、飛騨を攻める命令が長近に下されたのです。

 攻め入る長近の元には三木氏との勢力争いに敗れた将軍たちが集結していたため、飛騨侵略は有利となり、三木秀綱が守る松倉城を攻め落としました。

この功績により、長近は飛騨一国を秀吉からもらい受けることとなります。

 

 

其の三に続く~