2020/10/03 19:00

はじめまして。
このクラウドファンディングを企画した川﨑です。
僕たちはプログラマー2人、デザイナー1人という編成で、僕はデザイナー兼ディレクターを担当しています。
今日は、僕の自己紹介とプロジェクトの挨拶をさせて頂こうかなと思います。

横浜出身の30歳。世間で言う所の「こども部屋おじさん」というやつです。
「こどおじ」になった理由はいくつかあるのですが、一番大きな理由は去年遭った事故だと思います。この事故、どうやら相当大きな事故だったようで、症状的には両腕複雑骨折、診てくれた大学病院の先生が「令和一の大怪我!」と太鼓判を押してくれるほどのものでした。全身麻酔をかけるほどの手術をこの1年で4回経験、奇跡的に後遺症はなく!…と言えたら嬉しいのですが、そうもいかず、左ひじは人工関節になり、利き腕である右腕も神経の一本が完全麻痺し掌半分が何も感じずまったく動かせない状態になってしまいました。正直、今までの人生で感じたことのないくらいの絶望を感じました。仕事としてきたデザインはおろか、箸すら握れず字も満足に書けない。ズボンを一人で履けなければ、自分のお尻すら拭けないわけです。

といいつつ、初めはいつか治るのかな~と楽観的でした。ですが期待もむなしく、右掌の神経は一向に回復する兆しはなく先生や担当の看護師さんからは「左手で箸持てるように練習しなきゃね」と僕にとって死刑宣告にも似たことを言われていました。(それほどひどかったんでしょうね。)毎朝、死のうと思っていました。森山直太朗の「生きてることが辛いなら」を聴きながら、なんとか正気を保っていたことを一生忘れません。

というのも、もう昔!☆このプロジェクトをやっているということからわかる通り、今はとっても元気です。少しでも心配させてしまっていたら、ごめんなさい。また、ここまで読んでくださりありがとうございます。それだけで成仏できます。事故から3か月したくらいで右手の神経は奇跡的に回復をみせはじめ、今では重いものは持てないものの少しピリピリするな~というくらいにほぼ回復。先生もびっくり!マウスもペンも握れるようになりました。

はい。長い序文でしたが、ここからが本筋です。(端折ります)
このプロジェクトは、前職の同期と僕のリハビリとして始めたのですが、予想以上に楽しく、かつ、みんなの頑張りもあり、とても可能性を感じる出来栄えになりました。そうして、やっとこさリリースまでこぎつけたわけですが、正直まだまだ途中段階。まだまだ実装したいものは山積み!このまま、みんなで制作を続けて完璧なものを作り上げたい!そう強く思っています。ただ、ここで問題発生です。生きていくにはお金が足りないeeeeee!手伝ってくれた人への謝礼もサーバ代する払えない!ついでに親への借金が増え続ける。ということでCampfireさんでクラウドファンディングをはじめることに相成りました。

「友情」とか「絆」とか安易な言葉が嫌いな典型的なひねくれたガキンチョだった僕ですが、このアプリ制作をきっかけに同じことを共有できる「仲間」の良さを痛感しました。このアプリをイイネ!と思ってくれた人もまた楽しさを共有した「仲間」です。正直、アプリをやってくれるだけで嬉しいし満足です。その中で、支援するよ!という寛大な方がいらっしゃるなら少額でもいいので助けていただけると幸いです。制作を頑張ってリターンを返すことしか恩返しはできませんが、もし会う機会があれば愚痴をきいたり、肩をもんだり…あんまり思い浮かびませんが、全力で何かさせていただきます。

最後に、皆様にあらためて感謝を伝え、僕の挨拶と代えさせていただきます。
ここまでたどりついていただいて、ありがとうございました。

また来週のこの時間にお会いできたら嬉しいです。